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ライトフライヤースタジオ10周年フェス ライブステージ第3部She is Legend/あの花火が祝福でもあることを忘れていた。

6月1日(土)にベルサール秋葉原で開催されたライトフライヤースタジオ10周年フェスとスペシャルバンドセットライブに参加しました。
そのお気持ち表明になります。

無料配布のブックレットが何時から配布されるか分からなかったので一応開始1時間前くらいに到着した。
ヘブバンの新イベントストーリーを無理矢理終わらせたので少し寝不足。


この日(前日からあったらしい)から掲載されている広告を横目に会場へ向かう。

アイリンとヴリちゃん


会場内はこんな感じだった。

ライトフライヤースタジオからのメッセージから始まり、


会社年表があり、

もちろんヘブバンも


イラストがあり、


今回の展示で1番の目玉であろうフォトスペース。ルカのセラフを持って記念撮影が出来た。


実際こんな感じ



展示スペースを堪能した。

自分が楽しんでて目に入ったのは消滅都市ユーザー。会場に足を運ぶ多くの人々に目を引かれた。

正直、自分としては何年も前に軽く触ったくらいの薄い認識しかなかったコンテンツにこれだけの熱量が未だに寄せられていることに驚きと他人事ながら喜びを得た。自分の知らないところでも何かが繁栄していて、今もなおそれが続いていることに美しさのようなものを覚える。

それ自体は脇道の感情ながらもとても心地よい空間であった。




それ以降はグダグダとライブまでの時間を埋める。


会場はベルサール秋葉原の地下1階。
小さい規模でShe is Legendを見れるのは嬉しかった。

整理番号は2桁前半と非常に良く、良い位置での参加が期待できた。

少し薄暗いエスカレーターを降りていく時は戦場に送り込まれる戦闘ロボットになった気分。


会場に入るとまだ柵前にスペースがあって最前列に連ねることが出来た。

緊張感が迸りつつも周りに自分の振る舞いを伝える。

多分暴れると思いますがすみません。

実際にどう思われたかは分からないけど形だけでも了承を得られた。一安心。


とにかく高揚して落ち着かない身体を抑えつつ始まりを待った。純度100%の喜びと昂りを抱えて。




この日はとにかくGoodbye Innocenceと Long Long Spell。

それ以外に関しても何もかもが素晴らしくて個人的にはシーレジェ最高のライブだったなと感じているのですがこの二曲の印象が強いです。


まずGoodbye Innocenceですが僕はこの日を皮切りに曲の魅力を再考して再認識することが出来ました。

完全にオブラートに包んだ麻枝准、そして別れの曲と認識してしまっていました。

麻枝准をエモーショナルというオブラートで包んだ曲だと思っていて、
具体的に言うとセンセーショナリーなキャラクターである蒼井エリカを使ってメッセージ性を溶け込ませている。


この日XAIさんとこのみんのパフォーマンスを見た時花火が脳裏に浮かんだんですよね。


花火は祭りの終わりの象徴。
楽しいことが終わってしまう物悲しさと散り際に感じる儚いを示している。


今までは毎回と言ってもいいほどトリの曲として聴いていたから、別れに言及した詞とその時の感情と相まってエモーショナルな方に傾いていってしまってた。


実際は次の歩みへの祝福という意味合いもあるはずだったのにそれを欠落させてしまっていた。


たしか以前、ヘブバン生放送でお二人がライブで花火をバックに歌いたいなと話していた記憶があり、それを情景としての美麗さと情緒として表面的に受け取ってしまっていた。

まだまだ受け取れるものがたくさんある。



そしてLong Long Spell。
欲しいものをいただけたなと感じた。

ダサくて惨めでどうしようもないネガティヴな自分をそれでもいいじゃんと諭してくれて、今あなたの持ってるものは何、あなたの周りにあるものは何、と問いただてくれたような気がした。

それをオーディエンス一人一人に返してくれているように感じて心を乱された。

やっぱりこの曲はそれに対して1人で向き合うことでしか得られないものがあるんだなと改めて思った。



この日、もう一曲印象的だったのは
闇夜のKomachi Vampire。
リリースされたばかりで春眠旅団が控えてる中、まあやらないだろうなと高を括っていたらライブ直前にXAIさんが"闇夜に潜むべし。"とツイート。
もしや…と思いつつも半信半疑で待っていたら来ましたね。


正直あまり聴き込めていなかったのでタイトルコールされた時は大丈夫かななんて思っていたんだけど生で聴いてみるとすごく良かった。

純粋にメロディもかっこいいし、メッセージ性も感じられて、元々耳に引っかかっていた"世界が自分以外になった"というフレーズに気持ちが昂揚してしまった。

ラップ部分も詞をパフォーマンスで隠すというイメージしていた通りで良かった。すごいしかわいい。


この日もXAIさんは綺麗でカッコよくて可愛かった。
ツインテールという魅力で溢れていないと出来ないヘアスタイルを見事なまで自分のものにしていた。
出てきた時普通に声出た。
可愛いだけじゃないんですよね。
少し気取ったようなカッコよさもあって、さながらハーレイ・クインのような外見に魅了されました。

衣装はシーレジェ初期衣装で画面越しに緊張感が迸ってるXAIさんを見ていたのを思い出した。
あの時とは自分自身も何もかもが変わってて人生って面白いなと感じた。

MCでもお茶目を炸裂させていて可愛らしい人だなと思った。

どの曲かはパッと思い出せないんだけど(多分Thank you for〜)XAIさんがドラムの方に絡みにいく姿を見れて嬉しかった。

パフォーマンスとして見せてくれてはいると思うんだけど直接的に見せるんじゃなくて、見えているような感覚になれた。


たった1時間しか演っていなかったとは思えないほど密度が高くて、質量を感じるライブでした。


おわり。





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