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2022 #Jクラブスタッフ1年目

📷 「オレンジサポーターで染まる国立競技場に感動しながら、写真に収めている」自分を納めてもらいました。ただし、立ち姿はイマイチ。

「あっという間に過ぎ去ってしまった。」
2022年を振り返ると、その一言に尽きます。

(株)エスパルスに入社してからシーズン終了の8ヶ月には「息つく暇もない」という言葉がピタリと当てはまります。

アイスタでの興行(ホームゲーム)が無事に終わったと思ったら、すぐに2週間後の興行に向けて、準備を始める。そのサイクルの繰り返し。

「フロントスタッフは体力勝負」と入社前に諸先輩方から聞いていたものの、シーズン途中は「疲弊しているな…」と感じることも正直ありました。

幸いにも、シーズン中は体調を崩すことなく、完走することができました。来季も健康第一で、マイペースにやっていきたいと思います。

🚑  しかし、最終節直後にはコロナウイルスに罹患してしまいました。
年末年始も流行っているとのことで、皆様も健康第一でお過ごしください。

苦労も大きかったですが、その分、得たものも大きなもの。

スポーツビジネスに携わる」「静岡のまちの盛り上げに貢献したい

入社前から抱いていた人生の目標を少しだけ前に進めることができましたが、まだまだ。
何かを成し遂げられるように、模索しながらも、一歩一歩進めていきたい。

全てを吸収することで精一杯の一年だったので、来季は「全ての解像度を上げる」ことも意識していきたいと思います。

#静岡ダービーでのコレオグラフィー
自分のアイコンも描いてくださった SHIMPei画伯作。
オレンジサポーター皆さんの作品。いつも感動します。

MY 2022 Topics

✔︎ エスパルス・静岡での新たな挑戦
✔︎ MSBSへの参画
✔︎ 国立競技場での30周年記念マッチ
✔︎ コロナ禍以来初の"アイスタ満員"

そして、「J2降格」

終わりよければ良し、と言ったものですが、今年はその逆。

「終わり悪ければすべて悪し」

エスパルスを応援してくださる全ての皆さまのご期待に応えられない一年となったこと、本当に申し訳なく感じています。
フロントスタッフの自分にも、当然ながら背負うべき責任の一端があります。

「チームを残留させるために、もっと出来たことがあったのではないか。」

選手としてプレーするわけではない、一フロントスタッフの思い上がりかもしれませんが、降格が決まった札幌戦、札幌ドームでの”あの瞬間”からずっと自問自答しています。

本当に、悔しい。

2023に向けて


ただ立ち止まっていても、何も変えられない。

2023シーズンも、もう1ヶ月半後には開幕します。

📹  この動画を見て、「Jリーグって最高だな」と再認識しました。
無理強いはもちろん出来ないけど、友人や家族に「Jリーグ」「エスパルス」に誘うこと。仲間の輪を広げるには、それが一番強いと思います。

集客担当としては、今年同等のサポーターの皆さまをお迎えして、今年以上にスタジアムでの観戦体験が素晴らしいものとなってほしい。

日本平で過ごす時間が、忘れられない思い出で在り続けてほしい。

「J2に居る時点で無理に決まってる」
そんな声も聞こえてくるかもしれませんが、やっぱり、頑張りたい。

「1年でのJ1復帰」に向けて。

エスパルスやJリーグクラブは、選手のものでも、スタッフのものでも、パートナー企業のものでもない。

クラブを支えて、応援してくださる「ファミリー」の皆さま・ホームタウンの皆さま全員のものだと個人的に思っています。

いつも熱く応援し、支えてくださるエスパルスファミリーと共に『安堵と歓喜』の2023年を過ごせるよう、1日イチニチを大事に"闘っていきたい"と思います。

今年は初めての環境で、多くの皆さまに多大なるサポートをいただきました。
本当に感謝いたします。有難うございました。

来年も少しご贔屓に、どうぞよろしくお願いいたします!

ーーーここからは備忘録です。ーーー
□ 2月
✔︎ =SoftBank 退職
✔︎ MSBS第5期での学び

12月に退職の意思を伝えてから、激動の2ヶ月間半。
退職に対する先輩方への申し訳無さや気持ちの揺らぎでミスが多発。
まだまだ精神的にも未熟であると痛感。
コロナ禍の2年間ですが、社会人基礎やITスキル含め、多くのことを学ばせていただきました。
今も良くしてくださる上司・先輩方に恵まれた2年間、本当に感謝の念に堪えません。

一方、この期間にMSBS(スポーツビジネスコミュニティ)に参加したことは今の自分にとって、大きな財産です。
深く、拡がりのある学び・人的資本を得ることが "出来ています"。
※ MSBSへの想いはより長くなりそうなので、別の機会に。
スポーツビジネスを志す方がいらっしゃるならば、是非おすすめしたいコミュニティです。

□ 3月
✔︎ (株)エスパルス入社 

⏫  本当に多くの方からリアクションいただき、感謝とともに「エスパルスで働くこと」の重大さを改めて実感しました。

新たな環境でのチャレンジは想像していた通りかそれ以上に簡単ではなく、2022年3月が社会人人生で最も厳しい1ヶ月でした。
価値観の違い・カルチャーショック・理想と現実のギャップなどなど…。
肩に力が入りすぎていたような気もしますが、全てを一から学び、食らいつくことに徹して、この一月を乗り越えたことが、随分と自分を成長させてくれた気がします。

□ 5月 

「静岡の街なかにもっと、エスパルスを。」

ASTY静岡様・新静岡CENOVA様 それぞれのご担当者さまにも多大なご協力をいただき、国立プロモーションでは応援装飾をしていただきました。
このような施策は、エスパルスへの認知関心向上も大きな目的としつつ、応援してくださるパートナー企業様や行政への集客UPや好感度向上にも繋がることで「まち全体の持続的な活性化」に寄与するサイクルが生まれることが、望ましい形と考えています。

そのためには"エスパルスの価値向上"が必要不可欠。
関わる全員がさらに意識して、取り組んでいかないといけないコトだと思います。

□ 7月
✔︎ 30周年記念マッチ(国立競技場)

エスパルスに関わる多くの方々が長い時間をかけて、準備を重ねてきた "2022/7/2"
エスパルスの30年の歴史を祝う重要な試合に、ほんの少しの時期に過ぎませんが、携われたことを本当に嬉しく、感謝しています。
試合結果は残念でしたが、『56,131人』というクラブ史上最多の観客動員を達成し、多くのエスパルスファミリーの皆さまと共に、熱狂的な空間・時間を体感することができたのは、一個人の人生にとっても、大きな財産です。

□ 8月 
✔︎ Awayでの声出し応援が再開

味スタでのFC東京戦で、エスパルスの”声出し応援"が再開。
声のチカラは大きい、とコロナ禍を経て再認識することができました。
日本平では、キャパシティなどの問題からまだ再開に至ってはいませんが、『100%収容での声出し』という"日常"が、1日でも早く戻ってくることを信じて、動く。
ーーー
8月末の京都戦では「ORANGE SUMMER NIGHT」と銘打ち、アイスタ初の暗転演出を実施。圧巻の光景をサポーターの皆さまが作り出してくれました。
来季は"オレンジギャラクシー"をさらに楽しんでいただけるよう、スタジアム演出もスケールアップさせていきたいと思います。

□ 9月
✔︎ 
2019年以来の『アイスタ満員』(9/10 湘南戦)
✔︎ 台風15号による清水区の断水被害

多くのエスパルスファミリーにご来場いただき、それでも勝ちきれなかった。
湘南戦は、2022シーズンにおいて、特に悔しかった試合の一つです。

2023年は『WITHコロナ』社会での経済活動がさらに活性化され、Jリーグのスタジアムにも多くの皆さまが安心安全にご来場いただける世の中に進みますように。
ーーー
9/23-24に静岡県全域を襲った「台風15号」
特に断水被害のあった清水区・葵区山間部・磐田市一部地域にお住まいの皆さまには心からお見舞い申し上げます。大変なご苦労があったことは想像に難くありません。
自分が居住している地域は幸いにも被害が殆どありませんでしたが、自然災害の恐ろしさをここまで実感したのは、人生で初めてでした。

クラブとしても、ジャパネットウォーター様・伊藤園様、そしてジュビロ磐田の皆様による早急なご支援により、アイスタでも飲料水の配布を実施いたしましたが、その他のパートナー企業様・外部団体様からも、多くのご支援の申し出をいただきました。
情報発信や配布活動に取組んでいた数多くの選手にも、感謝と尊敬の気持ちがあらためて。

「地域に愛されるクラブ」として、有事の際にも、地域住民の皆様と共に取り組むには「平時のつながり」が重要であると、改めてこの機に考えることとなりました。

#乗り越えよう静岡

□ 10月
✔︎ アイスタでの静岡ダービー

言葉に表すことが難しい事象が起きてしまったのが、この月です。

正直、業務の上で納得できないことも言い足りないことも山ほどありました。
ただ、自分がこの会社で自由にやらせてもらえている今の状況を作ってくれたのも、あなただと思っています。

想像もしていなかった、短い期間の付き合いとなってしまいましたが、濃い時間ではありました。
国立競技場がオレンジに染まったこと、大きな功績だと思います。

どうか安らかにおやすみください。
心からの感謝を。

□ 11月

札幌ドームのスタンドで感じた景色、忘れることはありません。
人生に負けたかのような悔しさ、もう二度とも味わいたくない。

「清水エスパルス」が40周年・50周年…とさらに愛され、さらに世界に羽ばたくクラブで在れるように。
自分に出来ることは決して大きくないですが、クラブが最良の結果を掴み取れるように、日々積み重ねていく。

最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございました。

来季もまだまだ役不足でありますが、クラブのために為せることを一つひとつ積み重ねたいと思います。

「分かち合う夢と感動と誇り」

クラブ理念を体現できるように、一個人としても頑張るのみ。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

そして、エスパルスへの熱いサポートをどうぞよろしくお願いいたします。

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