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女装をしたい女の話

皆さんこんにちは!ぽでょと申します。初めてのnoteは自己紹介をするもんだと思うのですが、まあそれはTwitter等もあるし私自身のことなんてどうでもいいと思うんです。そんなことより私が今日言いたいこと、それは…

女装がしたい!!!!! 


ということです。いきなり何を言い出すんだ?って感じですよね。わかります。でもちょっと聞いてください。私はシス女です。一般的な女性の服装イメージ=私の普段着、として何ら苦痛も感じることなくしっくり来てます。しかし!!!!それ故に私は女装ができないんです!

皆さんドラァグクイーンって知ってますか?新宿2丁目とかのショーパブにいる、ものすごい厚化粧のケバいオカマ、とイメージしていただければ分かりやすいかと思います。(ドラァグクイーンの皆さんすみません)あの方々の奇天烈な格好の由来って知ってますか?

あれはヘテロ男性が理想とする女性像を、ゲイ男性が「厚化粧、大仰な態度、露出の多い服装」などでパロディし、皮肉るための格好だそうです。トランスジェンダーのファッションが「本来の自分を表現するもの」であるのに対し、ドラァグクイーンのファッションは「ステレオタイプな女性らしさ、性を遊ぶ」ものなのです。

すごくないですか?ジェンダーも性志向も全てを越えてパロディにして遊んでいる彼女(?)らって、どこまでも自由だと思いませんか?だからこそクイーンたちは野獣であり美女なんだと思うんです。すごい角度の眉も、モアイみたいなシェーディングも、トゥシューズみたいなピンヒールも、全て彼女らを輝かせ美しくするんです。

ココ・シャネルがパンツを履いたことにより、女性はより機能的で便利で自由なファッションが認められました。しかしそれと同時に革命の瞬間、解放される瞬間を失いました。それはもちろん歓迎すべきことです。でもなんて言うんでしょう、RPGでラスボス倒しちゃった後の喪失感みたいな………。女性がパンツ履いて刈り上げても「カッコイイ」んですよ。男性性を皮肉ることも遊ぶこともできないんです。

それに比べどうでしょう、男性は女性性を遊べるんです!!野太い声も、ゴツゴツした骨格も、髭も、「女らしさ」とはかけ離れたものです。しかし、「女性の装い」と「男性的な身体」の間に生まれる違和感を遊ぶことこそ、しょうもないバイアスや慣習から解き放たれる方法なんです!それってすごく羨ましい…

以上の理由によって私は女装がしたいんです。でもそんなのは無理なので、じゃあせめてシノラーとかになってちぇるちぇるランドに住むなりしたい……そしてこの前呟いた「ランドセルおじさんとかマリオネット散歩おじさんになりたい」に結び付くわけです。

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また髪を全頭緑にでもしてやろうかな☺️



ここまで読んでくださってありがとうございました!