ツイフェミに配慮した浦島太郎

むかーしむかし
ジェンダーギャップ121位のヘルジャパンに
浦島太郎という心優しい漁師がおりました

ある日のこと、浦島太郎が浜辺を歩いていると
1人のフェミがアンチに虐められていました

「こら!フェミを虐めるな!」

そう言ってアンチを叱りつけてフェミを助けました

「ありがとうございます
助けて頂いたお礼に竜宮城へ招待します」

フェミはお礼を述べると
高級潜水艦に浦島太郎を乗せて共に
深い深い海の底へと潜っていきました

暫く潜っていくと海の底に
豪華絢爛なお城が建っていました

不思議なことにお城の中に水は入っておらず
陸と同じように過ごせるではありませんか

「驚いたなぁ…まさか海の底にこんなお城があるなんて」

フェミに案内されるまま進んでいくと
乙姫と名乗る美しいお姫様が座敷で待っておりました

「フェミを助けて頂いてありがとうございます!
お礼と言ってはなんですが、私のグラビア写真集を肴に
豪華なお食事と高級なお酒を楽しんでください」

浦島太郎は大はしゃぎです!鼻の穴を膨らませながら
ご飯をモグモグ!お酒をグビグビ!写真集をジロジロ!

楽しい時間はすぐに過ぎるもので
あっというまに食事も酒も無くなり
写真集も読み切ってしまいました

「名残惜しいが、そろそろ帰らねば」

そう言って席を立とうとする浦島太郎を引き止めて
乙姫はお土産を手渡しました

「これは玉手箱という箱です
なかには写真集の第2弾が入っています
貴方がフェミニズムを理解するならば決して開けないでください」

浦島太郎は「開けちゃダメなら渡すなよ」と思いましたが
帰ってから開けてやろうとワクワクして受け取りました

再び潜水艦に乗って浜辺に帰ると
送ってくれたフェミはそそくさと帰ってしまいました

「こうして帰ってみればまるで夢のようだな…」

浦島太郎は潜水艦の影も見えない海を見て
すこしセンチメンタルな気持ちになりましたが

「あ、そうだ!玉手箱があった!
もう誰も見てないし開けちゃうか!」

そう言って浦島太郎は玉手箱の紐を解いて
箱を開けると、中から煙がモクモクと出てきます

「わわっ!なんだ!写真集はどうした!?」

煙が晴れるとそこには
老いてヨボヨボになった浦島太郎がおりました

フェミニズムを理解していれば
このような事にならずに済んだというのに…

浦島太郎も結局のところ
女性を見下し、性的搾取をするジャップオスだったのです

端々からそれを読み取った乙姫は
浦島太郎に最後のチャンス与えた上で
それを裏切った浦島太郎に制裁を与えたのでした…

めでたしめでたし

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