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明日の和作法入門講座は✨

こんばんは😌💕
皆さま、いつも誠にありがとうございます😌💕

今日は宮中祭祀「新嘗祭」が斎行される日です😌💕
まさに今、「夕(よい)の儀」がとりおこなわれている頃と存じます。

今日は特に寒いのですが、もちろん祭祀が行われる御建物(神嘉殿)には暖房器具はないとのことです😱

天皇陛下は純白の絹のご装束をお召しになり、神様をおもてなしなさいます。

新嘗祭は、天皇陛下がなさいますお祭りのなかで、一年で最も重要なお祭りです。

新嘗祭は二つのお祭りから成り立っています。
まさに今頃とり行ってくださっている「夕の儀」と
深夜23時から翌日の午前1時までとり行ってくださっている「暁(あかつき)の儀」の二つの儀です。

二つの儀の内容は同じとのことです。

その年に収穫された新穀(新米)で米御飯と栗御飯を用意し、新穀で醸された白酒(しろき)と黒酒(くろき)の濁り酒を神々とご一緒にお召し上がりになります。
古式の様式で調理された新穀を天皇陛下は御自ら竹の箸(箸の原型といわれるもの)で柏の葉をお皿としておとり分けされ、神々にお勧めになります。そして、天皇陛下もご一緒にお召し上がりになります。
これを「御直会(おんなおらい)」といい、神人共食なさいます。

(「御直会」は私たちが神社でのご神事に出席させていただきました後、皆様とお下がりをいただくことを「直会」と言いますが、その語源と言われています。日本は神様や天皇陛下がなさっていらっしゃることと同じことを一般の者もさせていただける国柄なのです✨)

「御直会」を終えられた後は、ご神饌をお下げし、神々に神嘉殿にお泊り願います。

新嘗祭は、天皇陛下が神々をおもてなしくださり、今年の恵みへの感謝と、来年も豊かな恵みをお与えいただけるようお伝えくださっているのです。

私たちが食事ができますことは、新嘗祭で天皇陛下が神様にお願いくださっているおかげさまなのです🥰

明日も神様の話をさせていただきます。

11月24日(水)20時~21時(終了後質疑応答)
Zoomにて開催✨ (録画受講もお選びいただけます)

「年中行事 お正月のしきたり(前編)~しきたりを深く知って運気をあげる~」

お正月の準備は、実はある神様をおもてなしする準備なのです✨

お正月のしきたりの意味をひとつひとつ説明いたします🥰

オンライン講座お問い合わせ先:iyanokoto.info@gmail.com

【明日のオンライン講座内容】
イ) 「予祝」とは? お正月は「予祝」に由来するしきたりにあふれています

ロ) お正月の挨拶はなぜ「おめでとうございます」というのでしょうか?

ハ) 「正月事始め」とは? 正月事始めの日はいつでしょうか?

ニ) (年賀状を書くときの注意点)目上の方に使うと失礼になる「賀詞」とは?

ホ) 年賀状の日付はなぜ和暦で書くと良いのでしょうか?

ヘ) 「元日」と「元旦」の違いは何でしょうか?

ト) 年賀状はいつまで「あけましておめでとうございます」としても良いのでしょうか?

チ) 喪中のはがきはなぜ旧年中に出すのでしょうか?

リ) お正月の準備はなにから始めると良いでしょうか?

ヌ) 大掃除を始める前に必ずなさったほうがよいこととは?

ル) 家のなかでもっとも下座はどちらでしょうか?

ヲ) 正月飾りの「注連縄」は何のために飾るのでしょうか?

ワ) 「注連縄」の語源は?

カ) 正月飾りの「門松」は何のために立てるのでしょうか?

ヨ) 門の外に飾り辛くなったご時世にも飾ることができる「門松」とは?

タ) 正月飾り「鏡餅」は何のために飾るのでしょうか?

レ) 今を生きる私たちにとって大切な「鏡餅」のメッセージとは?

ソ) 「お三方」の使い方「お三方」に教わることとは?

など✨

20211115_吉野山佐藤宮司

和男子・和女子 11月


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