【日記】海外の人と話していろいろ考えさせられた話(重い話ですので閲覧注意)

 よく配信に来るスペインネキと話してたんだけど、日本ってやばくね?
 仕事仕事仕事仕事、休むな休むな休むな。サビ残はアリ。社員が病んだらやめてくれ。大学を出ても女は子供ができたら退職して、お母さんはスーパーでパートでもしてくださいね。これが日本でよくある話。
 学校も半ば託児所になってんじゃん。
 私も家に子供がいたら困るからって理由で無理矢理学校に行かされたし、母親は仕事と家庭で限界。家庭がうまく回らないのを理由に父が母に怒鳴ってるの何回も聞いた。
 その父親も家庭を手伝う余力は無かった。
 
 私は虐められてたけど、学校を休むことができず、担任に助けを求めたけど解決はできなかった。
 その結果私は精神病になり、今は外出も食事も制限しないといけないほど困窮している。

 これって私が悪いの?
 過去にきちんと育ててもらえなかった責任を、なんで私が頑張って取り返さないといけないの?

 こういう気持ちが常に心の中にある。
 もし、私が旦那と出会ってなければ、私もいわゆる「無敵の人」になってたかもしれない。だから私は、病んだ末の凶行を他人事には思えない。

 親だって子育ても仕事も大変で、本当に追い詰められてたのは分かる。
 でも、私は当時子供だった。抵抗も判断もできないのに、辛いことと直面させられて、毎日毎日消えたいと願っていた。10代の子供に背負わせて良い感情じゃない。

 もしも日本にシッターが普及していれば、子育てのめに仕事を休んでいい社会だったら、いじめから子供を守れる社会だったら、その一つでもあれば私はこんなふうにならなくて済んだのに。

 スペインネキと話して、あっちの国の事情を聞いてそう思った。
 スペインでは、学校に行くかどうかは子供が決めて良いんだって。シッターも頼みやすく、親は子育てのために休暇を取ることが許されている。医療費は無料。仕事は残業をさせない方針。

 それを聞いたらなんか、日本やべーって思った。日本、治安と飯しか取り柄ないじゃん。

 そして、なぜか心が楽になった。私が病んだのは社会のせいであって、私は悪くなかったんだって、自分を許せたから。

 もう少し前向きに生きられると思う。
 ありがとスペインネキ。

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