Moonpot(2)
おはようございます。😊
えらくCAKEが安くなりましたね!また下落相場になるんでしょうか、一瞬でリバるのでしょうか。それはわかりませんが。
今日は昨日のつづき?Moonpotのことをちょっとお話しようかなと思います。
前回の⇒Moonpot(1)
Moonpotとは?
Moonpotは楽しくお金を貯金することができる銀行を目指しています。
Potに資金を預けると、プロトコルがユーザーの代わりにBeefyに投資してくれて、自動複利で利子を得ます。
得た利子の半分を使ってみんなで宝くじごっこをして遊んじゃおう!ウェーイ!という、安全で確実に、楽しみながら資産を増やすことができるという、新しいプロジェクトです。
それが性に合わない人は一人でコツコツとCAKEを焼いて利益を独り占めするという、賢い選択をすることをおすすめします。
Potの説明
・現在Potは4つ、ZIGGY'S POT、CAKE、BANANA、BIFIです。
CAKE、BANANA、BIFIは、さっきの説明のとおりBeefyに投資してBeefyから利益を得ることができます。
例えばCAKE POTなら、
・50%がユーザーに利子として還元され自動複利されます。
・40%は宝くじの基金として徴収されます。
・5%はZIGGY'S POTの利子として徴収されます。
・5%はZIGGY'S POTの宝くじ基金として徴収されます。
BANANA POTもほぼ同じです。
ZIGGY'S POTというのはこのプロジェクトのガバナンス部分を担うポットで、独自トークンPOTSの価格はこのポットによって保たれています。また、POTSを預けるとBANANAとCAKEが利益としてもらえることに加えて、宝くじにも参加できます。
CAKE父さんのように外で働いて稼いでくることはしないけど、プロジェクトの資産価値を作る大事な役割を担っているお母さんというイメージです。
ZIGGY'S POTの収入源は、CAKE POTとBANANA POTで得られた利回りの5%です。
宝くじのルール
・ユーザーはポットにトークンを預けます。
・預けられた資金はBeefyで投資されます。
・投資して得た利子のうち50%はユーザーに還元されます。
・一定期間ごとに抽選が行われます。
・抽選に当選すると、投資の利益の一部が当選金としてもらえます。
当選金は、最近の実績で約5万ドル!(=550万円)
例えばCAKEポットの場合、1CAKE預けるたびに1枚の宝くじの権利がもらえるイメージです。この宝くじを「Moon Ticket」と呼んでいるようです。あまりユーザーの目には触れませんが。
当たる確率の計算方法は、自分が預けたCAKE/ポット内の全てのCAKEです。
上の図は、CAKE POT内の(架空の)占有率を示します、この円グラフにダーツを投げて当選者を決めると考えると、大口が当たりやすいのは一目でわかりますね。僕の14 CAKEは見えませんでした。見えないと何がなにかわからないので、説明のために100 CAKEに設定してようやく目で見えるくらいにしています。
上の図は2021年9月8日の21:25現在。この時のCAKE価格は$19.6。
$29,212,216 / $19.6=1,490,419CAKE(TVL)
僕のCAKEは14.7:14.7 / 149万=0.00000986、当たりくじは5枚あるので、約5 / 10万=1 / 2万の確率で当選することになります。
ジャンボ宝くじの1等当選確率は1000万分の1なので、それに比べるとかなり大きな確率です。なんせ掛金に対する期待値はジャンボ宝くじは45%程度、Moonpotの宝くじは80%以上なのですから!
当選確率はダーツをイメージ
Moonpotのアプリのトップページには、$1000預けた場合の当選確率が表示されています。今のレートで$1000というと約51CAKEです。
51 / 149万=0.0000342、つまり5 * 1 / 29,240=1 / 5848。計算と表示はほぼ一致しますね。安心です。
最も期待値の高まる資金投入方法
考えたけどそんなもんありませんでした。アップルさんごめんなさい!
極端にいうと例えば自分しか資金を入れる人がいなかったとしたら、100%当選します。(1回の抽選で5枚の当選全てが自分)その時はCAKE報酬の10%が取られ損なわけですが、その10%はPOTS価格の維持に貢献しているわけだし、おまけのPOTSトークンももらえるし、損はしていないです。
このしくみだと期待値はDEX報酬と決まっているので、それを宝くじ的に一点集中で分けても平等に分配しても期待値は同じです。だから、熱くなる人にも人気のしくみになるし、冷静沈着で夢を見ない人にも損にはなりません。
なかなか面白いしくみですね、僕はもうちょっと続けたいと思います。
POTSを買うかどうか?
独自トークンPOTSは、ZIGGY'S POTの掛け金になります。現在価格は$8.1、じわじわと上がっています。買ってPotにいれる人が多いんだと思います。
POTSの総供給量は10,000,000、今の価値での希薄化後の時価総額は$81M、まだまだ少ない方なので、他のプロジェクトと比べると割安と言えると思います。
参考:
アルパカさんのALPACA時価総額約$200M
PancakeさんのCAKE時価総額約$4,300M
使い道としては今のところZIGGY'S POTに入れることと、Beefyでファーミングができます。
トークンの価格が保たれるのであれば悪い選択ではありません。配布は下の図のようになっています。
配布スケジュールは公表されていません…ので、僕が実際に預けたCAKEの報酬から推測してみます。
14.7CAKEを預けて約33時間、0.0856POTSが配布されています。フラットな配布だとしたらdailyで0.0629POTS、ポット全体でざっと6420POTSが配布されている計算です。これが365日続くと2.3M。
これでCAKE POTだけですから、ZIGGY'SとかBANANAとかBEFIとかを足すと1年では全く足りません。上の表と比べると、POTS全体でも2.5Mしか配布がないのですから、今はボーナス期間であることは間違いなさそうです。
今だけの高利率、それは心に刻んでおきましょう。もちろんそれはDeFi全体に言えることですが。
まとめ
昨日にひきつづき同じような記事を書いてしまいました。
Moonpotは利益の半分と引きかえに宝くじのワクワク感を買う、ほんのちょっと複雑な複合的な投資商品ですね。
これは宝くじだけじゃなくて、この先保険にも使えそうな手法です。つまり利益の一部と引きかえに保険に加入して安心を買うと。
一見無料で保険に入れたり宝くじをもらえたりするしくみですね。もっともっと進んで、「一見無料に見える」より複雑な商品が生まれてきそうだと思いました。
では、今日の内容は以上です。この記事が何かのお役にたてればうれしいです。
それではまた、DeFi~(@^^)/~~~
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