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Moonpot(1)

おはようございます。😊

今日は突然Moonpotに興味がわいたので、いつものようにヤホーで調べてきました。みなさんにご紹介しますね。

きっかけ

きっかけはあいびすさんのこのツイート

んーと、CAKEのSyrup Poolよりは高いAPYかな……と思ったら5万ドルが当たる? そういえばめだか師匠もPancakeのLotteryと比べてそんなこと言ってた。

これはちょっと調べてみないといけませーん。

というわけでMediumとDocを読みあさり……なんとなくわかりました。結論、CAKEをBeefyに預けてそのCAKE報酬のうち半分を宝くじ基金に支払って、みんなでウェーイしようや!ってリア充的なやつでした。(リア充の意味をはき違えとる…)

コンセプト

Moonpotは銀行に代わるものになろうとしています。

もっと楽しく貯金をしようよ! っていうのがコンセプトだそうです。

ルール

・ユーザーはポットにトークンを預けます。
・一定期間ごとに抽選が行われます。
・例えばCAKEポットの場合、1CAKE預けると1枚の宝くじの権利がもらえるイメージです。(宝くじを買うわけじゃありません)たくさん預けた方が当たる確率は高くなります
・当たる確率=自分が預けたCAKE/ポット内の全てのCAKE
・例えば現在CAKEポットには$27M分のCAKE=1,153,000枚のCAKEがあります。もし僕が1CAKE預け入れたとしたら、当たる確率はおよそ115万分の5です。(5人当たる)
ユーザーが預け入れた金額に対する利子の半分が当選金にあてられます。仮に現在のTVL=$27Mが1週間預け入れられたとすると、$27M * APR80% / 52w = $415,384の利子がつくので、その半分、およそ$207,000が当選金にあてられるという計算です。
・預け入れている限り抽選は自動で続けられます、チケットを買ったりなど余分な手間は必要ありません。
・預け入れられるのは、現在$CAKEと$POTS、そして$BANANAです。それぞれ当選人数や抽選周期が違うようです。詳しくは公式を見てください。
・最低10日間は預け入れる必要があります。抽選期間だけ預けて権利だけをもらう、という不公平を避けるためです。途中引き出しは最高2.5%の手数料がかかります。

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上の図で、画面左側の「NEXT DRAW」が次の抽選までの期間、右上のWin $10,576が現在の当選金額(総額)、当選金はCAKEとPOTSで受け取ります。CAKEポットの当選者は5人と決められています。

Beefyについて

Beefyについての知識がないのでよくわかりませんが、たぶんCAKE Syrup Poolの利益を最大化するイールドアグリゲーターなんですよね。ちょっと利率を調べてみましょうか。

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む、APYで87.61%、地味? ほとんど本家と変わらない、独自トークンの報酬はつかないのかな?

Moonpotは半分とられても100%超えてましたよね?

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この右下の消されている43.81% APYっていうのが本来もらえるAPYなんですね。確かに半分近く減っています。これは自動複利で手間がかからないやつです。

そして117.66%っていうのはボーナスの独自トークン$POTSを含めたAPYなんですね、きっと。

リスク

怪しさ満点です、リスクは数えきれないくらいありますが、ひとつひとつは想像できそうです。

リスク1:Moonpotって誰やねん
⇒Beefyと開発者が同じチームらしい。少なくともラグはなさそう?

リスク2:複数のプロジェクトまたぎ
⇒PancakeSwapのリスク、Beefyのリスク、そしてMoonpotのリスク、この3つのプロジェクトのうちの1つでも攻撃にあったら被害を受けます。

リスク3:大きすぎる独自トークン比率
⇒独自トークンの報酬はいずれ減っていくと考えるべきです。今だけです。減ってくるとAPRが下がるのでユーザーが離れます、その時にどうなるのか?

ユーザーが減る⇒掛金が減る⇒当選確率は増える⇒期待値は同じ。最終的にPancakeのAPRに期待値が収束していきます。ユーザーは損はしないけど、まあ、ただMoonpotに儲けさせるのは確実ですね。

ちなみに$POTSの総供給量は10M、とても少なめです。もし使われ続けると、今の$7という価格はトークンの時価総額からしてそんなに高くない=これから上がる可能性はあるかなと思います。(これは資産運用のアドバイスではありません)

いつもの

新プロジェクトが立ち上がる時は必ず覚えておかないといけないのは、そのプロジェクトが長期間、たとえば1年間にわたって生き残れる可能性は1%未満だということです。

だって独自トークンって勝手に作っているだけですから。ゼロ円で生み出したものにユーザーが勝手に期待して価格をつけているだけですから。

だから、いつも思うことですが、「独自トークンの報酬がなくても成り立つ経営なのかどうか?」を見極めることが大事です。

Moonpotの場合、CAKEを本家Pancakeに預けていたら安全にAPR80%が稼げるのに、Moonpotに預けてリスクをおかしてAPR40%で満足できるかということです。

宝くじが好きな人には人気が継続するかもしれません。面白いところですね。十分勝機はあるのではないでしょうか。

まとめ

話題になりはじめていたMoonpotを紹介しました。

PancakeとBeefyを利用して、その利益の半分を集めてみんなで宝くじごっこしましょう、当たったらおめでとう!ウェーイ!(勝手な想像)というプロジェクトです。確かに貯金するのが楽しくなりそうです。

ただ、当たる確率はそれなりです。ジャンボ宝くじとかよりは期待値がずっと高そうなので、損はしないかなと思います。

というわけで新プロジェクトの紹介でした。

続き⇒Moonpot(2)

今日のnoteがみなさんの何かの役にたてたらうれしいです。

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~


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