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Nexus Mutualのアルパカさん保険

おはようございます。😊

Nexus Mutualというスマートコントラクト保険というものを扱っているプロジェクトがあります。今日はそれを紹介していきます。

※最初に言っておかないといけないのですが、このスマコン保険はKYCが必須で、現在のところ日本は使えない地域に分類されているようです。残念!

注目した理由

アルパカさんからツイッターでアナウンスがありましたが、Nexus Mutualの保険が使えるようになりましたということです。

この保険はどういうものかというと、トークンの値上がり/値下がりなどによる損失は対象外で、アルパカではレンディングやレバレッジファーミングなど全てのサービスで次のようなリスクに対する損失があった場合に補償を支払うというものです。

対象となるリスク
・スマートコントラクトのリスク
・意図しない方法でコードが使用される
・経済の設計の失敗(?)
・重度のオラクル障害
・ガバナンスへの攻撃
・レイヤ2ソリューション上の資産の保護(?)
・Ethereum以外のスマートコントラクトの保護
・複数のチェーンにまたがるプロトコルの保護

なんだか、いくつか一般的なことが混じっているような気がします……
逆に、次のような場合は対象外になります。

補償対象外のリスク
・よくない負債
・清算
・その他のデフォルト
・ラグプル

保険を買うには?

保険を買うには次のようなステップを踏む必要があります。

1 ウェブページ(app.nexusmutual.io/home)にアクセスし、0.002 ETHを支払ってKYC(本人確認)を行って会員になる。(イーサリアムメインネットのウォレットが必要です)
 ⇒ただし、残念ながら日本は対象外ですので会員になることはできません、だから保険を買うこともできません。

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2 カバーを買うページ(app.nexusmutual.io/coverに行って、加入したいプロジェクトの「Get quote」(見積り)をクリック。

3 金額、期間を入力して契約

以上で保険契約完了です、あっさり簡単です。ちなみに、アルパカで55ETH、30日間の補償を得るために2.6617ETHが必要という見積が出ました。う~ん、高いかな?

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保険に出資することもできる

保険を提供するプロジェクトのコードに対して、NXMトークン(Nexus Mutualの独自トークン)をステーキングして保険に出資することができます。

その見返りとして利回りを受け取ることができます。えーと、一般の保険と同じく出資されたお金は運用しているからなんですね。

自分が運用している商品じゃなくても、安全だと確信したらこのように出資して利益を得ることもできるということです。ということは、安全だと考えられているプロジェクトにはたくさんの出資が集まって、少ない金額で大きい補償が得られるしくみになりそうですね。(想像です)

まとめ

スマコンのバグだとか、オラクルの不良とか、ガバナンスだとか、いまいち具体的にどういう状況で支払いになるのかはわかりませんが、スマートコントラクトによる保険というのは注目の分野です。

今後に注目したいと思います。

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~

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