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アルパカさんの損益計算ツール

おはようございます。☺

アルパカさんに損益計算ツール機能ができましたので、今日はこちらを紹介していきたいと思います。

損益計算ツール

ファームページの「あなたのポジション」にある損益計算ツールチップ内で、自分のポジションのパフォーマンスを確認することができます。

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⚠ この機能は現在まだベータ版です。BSC Archive Nodeが不安定な時(アクセスが集中している時)には、データが利用できない場合があります。また、損益の計算にはALPACA報酬は含まれていません。

なお、この機能はトグルスイッチでオフにすることもできます。

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では、ひとつひとつの項目を説明します。(日本語画面で説明します。日本語への変更はアプリ画面右上の「🌐EN」というところをクリックして「日本語」を選択してください)

ポジションの価値

ここでいう「ポジション」とは自己資金と借り入れ金の合計で取得したLPトークン全体をいいます。つまり、自己資金$10,000でレバレッジ3倍のポジションをオープンしたら、$30,000分がポジションの価値になります。

LPの数量:
図の 30.12 -> 30.37 というのがLPトークンの数量を示しています。矢印の左側がポジションオープン時の数量で、右側が現在の数量です。LPトークンの数量の増加はDEXの報酬によるものですね。

この左側の数値は、ポジションの調整や部分的クローズをすると、その時点で変更も計算にいれた最新のものに置きかわることに注意をしてください。

LPトークンの数量
LPトークンの説明を少ししますと、DEX(例えばパンケーキスワップ)に流動性を提供した際にもらえる預り証とか引換券みたいなものです。この数量は預け入れた2つのトークンのペアの数量に関係がありますが、例えばLPの数量が30だから$30の価値がある、というようなことは一概にはいえません。

なぜかというと、時間が経過して流動性プールを使ってトークンの交換がされるとともに、手数料がプール内に加算されます。すると、同じ数量のLPトークンでも加算された分の価値が上がっていくからです。(単価の増加)

また、アルパカさんではLPトークンが自動複利で運用されます。つまり、パンケーキで流動性を提供してそのLPトークンをファームでステーキングするとCAKEがもらえます。そのCAKEを自動的にまた流動性提供したペアに交換して、LPトークンにして、流動性に追加してくれるのです。だから自分のポジションのLPトークンの数量が増えます。(数量の増加)

ポジションの資産内訳:
矢印の左側はポジションオープン時(ポジションの調整や部分的クローズをした場合はそれを考慮に入れた最新の値、以下「変更時」といいます)のトークンの内訳、右側(図では行が変わって下側になっています)が現在の内訳です。

ポジションの価値の合計(USD):
米ドル換算したポジションの価値です。矢印の左側がポジションオープン時(変更ある場合は変更時)の価値で、右側が現在の価値です。

自己資金の現在価値(○○○):
この欄は借りているトークン換算で表示されます、例えば図の例の場合はUSDTを借りてポジションを作っているので、単位はUSDTで表示されます。矢印の左側が開始時(変更ある場合は変更時)の価値、右側が現在の価値です。

自己資金の現在価値(USD):
上記の内容をドル換算で表示しています。

自己資金の現在価値
自己資金の現在価値についても少し説明します。これはヒヨコロが考えた訳で、原文は「Equity Value」、直訳すると「株式の価値」になります。株クラの人やFPの人にはおなじみのROE(Return On Equity)とかのEquityですね。
※なお、アプリ画面では「自己資金の価値」に書き換えます、時系列がややこしくなるので。


もちろんここでは株式の話はしていなくて、「Equity Value=ポジションの価値−負債の額」で表されるもの、つまりポジションをクローズした場合に得られる金額のことです。

これをできるだけ短く、かつ誤解なく誰もが直感的にわかるようにと悩んで悩んで考えたのが「自己資金の現在価値」という訳です。それでもまた長いなぁと思っているので、もっと良い訳があれば教えてください。


価格:
「スタート時の価格」としてスタート時のトークンの単価と、「クローズ時の価格」として現在のトークンの単価を表示しています。ポジションの調整や部分クローズを行った場合、スタート時の価格の欄には加重平均が表示されます。

クローズ時の価格
まだクローズしてないんだから紛らわしい翻訳です。だって原文まわってきたときには「Last Price」でまわってきたんですもの…その時はまだ画面もできていないしカンで訳すしかなくて…ごめんなさい…😭
でも修正したので、近日中に「現在の価格」に変更されると思います。

期間:
最初にポジションをオープンした日と、開始から現在までのファーミング期間を示しています。

まとめ

以上、新しいツールの説明でした。

これまで別のエクセルとかメモに書き留めていたことが、このツールでいらなくなるか、整理しやすくなりますね。ほんとに便利です。特に期間とかLPトークンの内訳表示は僕の好みです。

こういう便利なツールができると僕みたいな解説する人がどんどんいらなくなってくるんですよね、アプリ画面見るのが一番わかりやすくて正確なんですから。

DeFiにとってはものすごく良いことだと思います。☺

ということで今日の内容は以上です、何かの役にたてたらうれしいです。

それではまた、DeFi〜(@^^)/~~~

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