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CryptoNinja落札は自作自演?!
おはようございます。🐤
気になるニュースがありました。
1. CryptoNinja10ETH落札、自作自演?
2. 高いフロア価格の理由
3. 一夜さんを泣かす~(僕が泣く)
ちょっと何のことかわからない人が多いと思うので、ひとつひとつ解説をしていきます。
CryptoNinja10ETH落札は自作自演?!
10ETHの購入者、何故かわざわざRenVMとTornadeCash経由でWalletに入金しており、しかもそのTxが24時間以内でアドレス最初のTxという…
— 信玄 (@shingen_crypto) October 1, 2021
別にいいけどNFT買う為にそこまでして資金の入り口を隠されると却って怪しいと疑うの人の性 笑 https://t.co/ZAszmxqFEL
まずCryptoNinjaとは?っていうところから入りたいと思います。
こちらはイケハヤさんがプロデュースしています、日本初の本格NFTプロジェクトです。日本でもトップクラスに大きい取引高と、おそらく単価としては最高値になると思います。昨日は#001が12.3ETH(10月1日 17:00 JSTの時点で約38,130ドル)での取引が成立しました。
ツイートはその前日、9月30日に成立した取引について「突然の10ETHの高額落札は不自然だ、イケハヤ氏が自分の作品の価格を吊り上げたいために行った自作自演ではないか?」という疑いがあったことをおっしゃっています。
信玄さんはつづくリプでこうもおっしゃっています「ちなみに今回の件は断定してる人が多いけど、断定は出来ないのです。あくまでも不自然なだけです」
不自然かな~? 僕でもそうするかもしれませんし、ごく普通の感覚だと思ってます。なぜかという理由をこれから説明していきますね。
NFTという「証明書がついているとはいえ、ただの画像ファイル」に10ETH(約30,000ドル)の価値がついている理由は、語りだすと長くなるのではぶきます。NFTというジャンルに今投資家やコレクターが熱い視線を注いでいて価格が上がっている、美術品のようなものととりあえず考えてください。
問題はツイートのこの部分の意味です、
何故かわざわざRenVMとTornadeCash経由でWalletに入金しており、しかもそのTxが24時間以内でアドレス最初のTxという…
たぶんチンプンカンプンですよね。ここを簡単に説明しますと、この10ETHで購入したアカウントの持ち主は、その直前にRenVMとTornade.cashというサービスを使って、真新しいウォレットに送金をしています。
そしてRenVMというのは異なるチェーン間をまたぐ送金サービス、Tornade.cashというのはイーサリアムの匿名送金サービスを提供するプロジェクトです。
DeFiの世界って透明性が高いのが特徴で、預金通帳の全てが世界に公開されているようなものなのです。(一般的な感覚としては不思議で信じがたいですが、そういうものです)
そんなしくみだと、自分のお金の使い道がバレバレで恥ずかしいですし、もっと言うと、送金先、送金元のウォレットのアドレスもバレバレなので、相手にも迷惑をかけてしまうかもと心配になるのが一般の感覚だと思います。だからそれを隠したいと思う時に使うのが匿名送金サービスです。
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今回の場合では、真新しいウォレットに「誰が」送金したかが見えないようになっているということです。
カンの良い方は気づかれると思いますが、これはマネー・ロンダリングにも使えそうなしくみなので、一部では良くないと思われることもあります。つまり、このTornade.cashというサービスを通った送金は「送金元不明」という理由で一律怪しいものとみなされても仕方ないということです。
ということは、DeFiの世界は透明性が高くてTornade.cashを通ったということも見え見えですから、怪しまれないでマネー・ロンダリングをしようと思う人は使わないということがわかると思います。
本気でマネー・ロンダリングしようとする人は現金を使いますので、あくまで、ちょっと仮面をかぶっているようなものです。注目されるのはちょっと嫌だなって感じの、お手軽な匿名サービスの利用者だったのではないでしょうか。
10ETHで落札した人がTornade.cashを使っていることだけをもって、これはイケハヤさんの価格高騰煽りのためのワナだと断定している人は、このへんのことを知らないのだと思います。
というかそもそもRenVMがなんだとかTornade.cashがなんたるかということも知らないのでしょう。適当に怪しそうな人とかを叩いて喜んでいる、世界にはそういう人もいるんですね、おいたわしや。
知識をもって、みんなで幸せになりましょう!🐤
フロア価格100ETH?
#CryptoNinja のフロア価格が100ETHになりました😂
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) October 1, 2021
日本円で3000万円以上!!!
……わかる方はわかると思いますが、二次流通向けにオーナーが設定してくれた価格ですので、さすがに、実際にはこの値段では売れないと思いますw
ぼくから(一次販売)は値付けせず、オファーをもらって渡してます。 pic.twitter.com/nvaYBdkiUt
フロア価格とは、そのコレクションで売りにでているものの最低出品価格のことです。(オークションは除きます)
つい最近までCryptoNinjaにはこの価格がありませんでした。どういうことかというと、誰も売りに出していなかったということです。
なぜ誰も売り出さないのかというと、誰も売りたくないからです。値付けをして売り出すと、間違って売れちゃったら嫌なので、保有者は誰も値付けをしようとしないのです。
一方、値付けをした方が良い理由もあります。
フロア価格というのは、コレクションのトップに表示されるので、ここを見ればコレクションのだいたいの価格がわかるのですが、CryptoNinjaはこれがないのでひとつひとつ見なければわからない、ということです
しかも、どうやらこれがついていると、ひとつの「ハク」になるらしく、「これだったらさすがに売れないだろう」とか「この価格だったら売れても本望」とかいう価格をつけて、CryptoNinjaの発展に協力しようという方もいらっしゃいます。
CryptoNinjaは将来にたくさん夢がありますからね~。持ち続けていたいのが本音です。
というわけで僕も値付けをしようかと考えたのですが、「出品すること」に2万円以上かかるので、こちらで二の足を踏んでいます。
一夜さんを泣かす~
仲良くしていただいている一夜さん。
僕はほんとうに大好きなんです、その人柄も作品も。
僕のTwitterやOpenSeaのヘッダーは一夜さんに書いていただいた「雛」です。ほんとうに宝物にしています。
その一夜さんがイケハヤさんに泣かされたとか……尊敬する人たちの絡み、萌え~ですね。
NFTに漢字! このクールさ、世界に必ず届くと思っています。そしてすぐに手の届かない存在になるでしょう。一夜さん! その時は僕の「雛」さんざん自慢させてもらいます!
しかし、僕はほんとは、生書道が好きです。たぶんですが、一夜さんが世界的なアーティストになったあとは、こっちも高値がつくと考えています。やっぱり、かすれなど毛筆の味がいいですよね~。
というわけで今日のnoteは以上です、お役にたてたらうれしいです。
それではまた、DeFi~(@^^)/~~~
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