NFTアートがイーサリアムな理由
おはようございます。🐤
今日はNFTのブロックチェーンの別を考えていきます。
もしあなたが、「今日からNFTを始めよう」と思いたったとして、グーグルで「NFT 始め方」で検索すると、僕の知っているNFTではないものが検索上位に出てきます。NFTと言ってもほんとにいろいろあるのです。
例えばLINE Bitmax
こちらはLINEが運営する独自ブロックチェーン上で発行されるNFTです。
これまでイーサリアムを前提に話を進めていますが、ブロックチェーンの種類はたくさんあります。
最も歴史が古く、最も有名で最も分散化が進んでいるのがイーサリアムです。ブロックチェーンのメリットを思い出してみると、次のとおりでした。
・台帳を管理する特定の人がいない(みんなで管理する)
・内容がすべて公開されているので、改ざんできない(みんなで確認する)
・サーバがあちこちに分散しているので、ネットワークが止まることがない
「みんなで管理」「みんなで確認」ということですが、例えばLINEの独自ブロックチェーンはLINEが管理していて、イーサリアムほど「みんなで」管理や確認をしているとは言えません。
極端な話、LINE社が倒産したらこのブロックチェーンはなくなります。(と思います) そうするとこのブロックチェーン上で発行したNFTも無くなります。
そして様々なブロックチェーン
そして、BSC、Polygon、Solana、Tezosなど、イーサリアム以外にもさまざまな種類のブロックチェーンに、それぞれのNFTがあります。
DeFiのブロックチェーン間の移動は、数字の移動(まさにFungible=替えがきく)なので考え方としては比較的簡単なのですが、NFTを他のブロックチェーンに移動させるというのは、厳密に考えるととても難しいのです。
なぜ難しいのかといいますと、NFTの一番重要な部分、証明書部分はブロックチェーンに記録されているからです。
サイン本を失くしてしまったとして、有名人にもう一回サインしてもらっても、あの時の僕だけのサイン本とは違う…ってなる感覚と似ています。
記録を転記するだけといわれるとそうなのですが、転記が正しく行われているかを分散的に検証する方法が現在はありません。転記の作業した人を信頼するしかなく、なんとも「トラストレス」とはほど遠い方法です。
つまり、別のチェーンのお引っ越しが難しいのです。
家でも「2度と引っ越しできない」と言われたら、どこに住むか慎重に考えて選びますよね。
だから、NFTを始める際は「どのブロックチェーンで始めるか」の選択がとても重要で、多くの人が「無くなる可能性がもっとも低い」間違いのないブロックチェーンを選んだ結果、特に高価なアートNFTはイーサリアムが主戦場となっているのです。
まとめ
高いガス代を払っても、永続性や分散性を重視すればイーサリアム。
もっとカジュアルにリーズナブルに、というならPolygonやSolana。
もう、なんでもええねん! 気軽さ命、クレカでよろ! という人はLINE Bitmax(しらんけど)
ということで、何かのお役にたてば嬉しいです。
それではまた、NFT~(@^^)/~~~
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