STEPNの遊びかたいろいろ
おはようございます。🐤
今日は、「なんとなくSTEPN始めてみた、よくわからないけど」という方にせいいっぱい送りたい、STEPNのとりあえずの始め方、そしていろいろな楽しみ方です。なお暗号資産の初心者の方にはそれよりも先に超重要なことがありますので、ぜひそちらを先に読んでください。
この記事は、「スニーカーをもらって始めた人(半ばやらされてる人)」と、「稼ぎうんぬんより、この楽しそうな世界を体験したい人」に向けて書いています。
1.家族や友人にスニーカーをもらった、借りた人へ
エナジーをためよう(すぐには歩けない)
まずウォレットを作成して、その人からアクティベーションコードをもらってください。もらったスニーカーはきっとMintを2回か3回した後のレベル5のものだったでしょう。そんな靴でできるのはとにかくGSTを稼ぐことです。
でもすぐには歩けません、いや歩くのは勝手ですが、稼ぐことはできません。STEPNはエナジーという「稼げる時間」というものがあって、それがたまるまでは歩いても稼げないのです。
このエナジーは、6時間ごと、日本時間でいうと4時、10時、16時、22時にそれぞれ最大値の1/4ずつ回復し、24時間で満タンになります。それ以上はたまらないで溢れてしまいます。
なにはともあれ、もらった靴をSpendingに送ろう
靴をもらったらWalletに届いていると思います。STEPNで稼ぐためにはその靴をSpendingという場所に移動させることが必要です。
そのためにTransferをします。WalletでTransferというボタンを押すと下の図のような表示に変わるので、「To Spending」を押して、送りたいSneakerを選びます。
Spendingに靴が表示されたらOKです。
なお、混雑などでなかなか移動が成功しないことがあります。5分待ってもまだ送り元から表示が消えていなければ、そもそも送信手続きが失敗しています。何度か試してみましょう。
そして、送り元から表示が消えたのに送り先に表示されなかったら、ネットワークの混雑が原因です、少なくとも24時間くらい待ってみましょう。24時間待ってもつかなかったら、アプリ画面から運営にFeedbackで聞くことができます。
なんにせよ、気長にやりましょう。
レベルを上げてポイントを割り振ろう
靴がSpendingに届いたらゲームの始まりです。
まだ割り振ってないポイントがあったら自分で好きに属性値のポイントを割り振りましょう。Mint農家さんはポイントとか何も気にしていないのできっと好きに割り振ることを許してくれるはずです。知らんけど。
割りふってから歩きましょう、稼ぎがぜんぜん違います。
なお、エナジーがたまるまで待っている時間にもレベルを上げることができます。レベル上げにはGSTがかかります。特にレベル0⇒4は、たった10 GSTを使ってレベル上げをするだけで稼げるGSTにすごい差が出ますので、レベル0の靴は、エナジーがたまる待ち時間にレベル上げをするのがおすすめです。
たった10 GST(約5000円)という感覚に驚かれますか? 僕も今驚いています。僕の昼食は1 GST以下だということに!
あ、もしかしてBSCの靴をもらった(借りた)人はいますか? BSCの1 GSTはもっと高いです。(5月11日現在 1 GST=約1500円)
まあ、とにかく歩きまくって、靴のDurability(耐久性)が減ったら修理しましょう。
修理に関する豆知識
靴は歩いたり走ったりするとDurability(耐久度)が減るので、ときどき修理してあげないといけません。この耐久度が50を下回ると稼ぎの効率が悪くなります。
50以上だったらいくつでもいいのですが、一つ注意があります。それはレベルが上がると、1耐久度あたりの修理にかかるコストが上がることです。だから、レベルが低いうちに修理をたくさんするのは合理的だと言えます。
また、4つの属性のうちのひとつResilience(回復力)を上げておけば、①耐久度が減りにくくなる、②単位あたり修理にかかる費用が下がる、というメリットがあります。
(4つの属性について詳しくはこちら⇒STEPNerのためのまとめ(靴の属性値の項)|ヒヨコロ|note)
ちなみに、修理はこうやってやります。
耐久性は整数に切り上げて減っていきます。つまり、最低限の0.2エナジー分歩いても必ず1耐久性が減ります。靴のレベルや属性値によっては稼ぎよりも修理代が高くつく場合があるので、あまりにも小刻みに歩くのは損になります。
エナジー豆知識
なお、エナジーは1分ごとに0.2ずつ減っていきます。最後に0.1エナジー余った場合は、0.2分の稼ぎが得られると同時に、0.2分の耐久度が減ります。うまく使えばちょっとお得な豆知識でした。
あなたは何を目指すのか
リスクをとらないなら、GSTを日々USDCに交換するのが良いでしょう。これが一番かしこく堅実な方法に違いありません。
STEPNの世界に深くはまり…いや、楽しみたいなら、稼いだGSTをSOLに換えて新しい靴を買うのもひとつです。もし新しい靴と持っていた靴とでMintができるなら、Mintをしてみるのも楽しいです。
しかし…ここでネックになるのは、あなたがもらった(もしくは借りた)靴はおそらくMintカウントが2になっているので、Mintするには少し割高な費用を支払わないといけません。それなら新しく靴を買った方が安い場合もあります。
2.STEPNの人気の秘密を探るために/経験値を積むために、始めた人へ
自分でこの世界に足を踏み入れた人は、きっと好奇心旺盛で、稼ぐことにも熱心でしょうし、作戦を練るのも好きな人が多いかもしれません。そんな方へいろんなSTEPNの遊び方を紹介します。
(1) Mint農業
2つの靴で1つの靴を生むのがMintです。これは複雑なのでしくみをぜひ調べてみてください。⇒STEPNerのためのまとめ(Mintの項)|ヒヨコロ|note
要するに、Mint費用が、生んだ靴の売却価格より小さければ儲かるので、そのポイントを探すゲームです。僕はいくつかプランをもっていますので、ちょっと紹介です。(すべて2022年2月〜5月11日では成り立っていましたが、靴の価格やトークン価格の関係によっては成り立たなくなりますので、必ずその時の時価で計算してみてください)
Common Runner+Common Runnerで靴を生む、生んだ靴でこれを繰り返す
⇒下振れがなく、堅実なMint農業、利益は小さいUncommon Runner+Common Jogger(Walker)で靴箱を生む、Uncommon靴箱が出たらあたりで靴箱は開けずに売る、Common靴箱がでたらはずれ、靴箱を開けてMintに使う。Mint2になったら売って、UncommonのMint0を買う
⇒この組み合わせだと、500の費用(だいたい25 SOLくらい)でUncommonの靴箱(48 SOLの価値)とCommonの靴箱(12 SOLの価値)が半々の確率で出ます。期待値は約30SOLで、一定の利幅があります。下振れがあるので、回数をこなせない人には向きませんUncommon+Uncommonで靴箱を生む、生んだ靴箱は開けずに売り、Mint2になった靴は売り、市場で新しい靴を買い、これを繰り返す
⇒靴箱をオープンしない限り下振れはありません、こちらも堅実な手法ですが、Uncommon Runner(mint:2)が大量に生産され市場価値が下がりやすく、採算がとれなくなることが多いです。
なお、Uncommonは靴の種類によって価格がぜんぜん違いますので、そこらへんもよく見極めましょう。また、Mint:0 の靴の価格と Mint:2の靴の価格の違いに気を配ったり、6%の販売手数料も計算に入れる必要があります。
これらを折り込んで期待値を自分で計算してみてください。作戦を練るのは楽しいですよ~。
(2) トークン売買
STEPNのトークノミクスをしっかり理解して、運営の行動と思惑にアンテナを張っていれば、GSTやGMTの値動きをとることは比較的容易です。⇒Tokenomics - STEPN WHITEPAPER
例えば、3月1日、STEPNのガバナンストークンであるGMTが発表されました。このGMTはかつてのWhitepaperを読む限り 15 GMT=300 GST というところを考えていたことは明らかです。だから、1 GMT=0.01 USDで購入できる権利を得るためのLaunchPadは大盛況でした。
そして、その後なぜか 1 GMT=0.15 USDくらいの相場に落ち着いた期間が数日ありました。LaunchPadの価格からすると15倍ということで、一定の満足が得られた人たちが売り、買い圧と拮抗したのですが、この価格は運営の目指しているところと開きがありすぎることと、トークノミクスと他トークンの事例から考えても割安がすぎることから、絶好の買い場だったと言えます。ここで買えた人は現在の1 GMT=2.0 USDくらいの価格というのはテンバガー以上、濡れ手に粟の状態です。もうとっくに売ってるかな?
また、BSCでアシックスのスニーカーが0.5 BNBで限定販売された時も、数日間は市場で6 BNBくらいで取引がされていました。こちらも販売価格の約10倍ですから、一定の満足が得られた人が売り、買い圧と拮抗したのですが、これはSolanaでいうところのジェネシスにあたる靴になるので、知っている人はここで利益をとれています。
さらに、運営が「GST上がりすぎぃ! 下げる政策発動するンゴ」と号令をかければ素直に下がるし、「GMTの価値を上げるンゴ」と号令をかければ素直に上がる、ほんとになんのひねりもない値動きをしてくれていたので、その発言の意図を読み解くことができさえすれば利益を出すことはとても簡単でした。
今後もその傾向は続くでしょうけど、さすがに知っている人が増えてきたので、投資家が早め早めに動くことになると思います。ずっと鈍いことはあり得ません。
しかし、失敗例も
しかし、下手にトークノミクスやブロックチェーンのしくみを知っていて、運営の意図や市場の動きに鈍感だった人は(僕のことです)、BSCでの立ち回りに失敗した人もいると思います。
こんなに歪んだ市場が長く続くとは思いませんでした。損こそしていませんが、落ちていたお金を拾いそこねました。素直に反省しています。
それもこれも含めて、楽しいゲームでしたし、これからもまだまだそんなゲームは継続します!
(3) Gem合成の沼
あとはGemといって靴につけるアイテム、属性値が上がったりします。価格はめちゃめちゃ高いですが、売却ができたり合成に一定の確率で成功すると価値が上がったりします。
ここでも期待値農業法がきくようで、ここでたんまり儲けている人もいるようです。
例えばですけど、レベル1のGemを3つ集めて、50 GSTを支払って合成にチャレンジすると、35%の確率で成功してレベル2のGemが生まれます。するとGemの価格は10倍~20倍くらいになるんですね。1 SOLのGemを3つと50 GST(約3 SOL)つまり、5 SOLの宝くじを買って20 SOLがあたる確率が35%ということです。(5月11日のレート)
アプリのマーケットを少し見るだけで現在の価格は拾えます。ぜひ計算してみて下さい。どうですか? あなたならやりますか?
あとがきに替えて
というわけで、最近STEPNを始めた人に、とりあえずの始め方を紹介して、さらにいろんな楽しみ方もご紹介させていただきました。あなたの知らないSTEPNに出会えたでしょうか。
いろんな楽しみ方があって、ほんとうに魅力あふれるゲームです。
メインは歩いたり走ったりして健康になるゲームですが、ゲーム内のゲーム、ドラクエのふくびきしょ的な側面が楽しすぎます。
ただ、いろいろ言ってきましたが、このゲームのほんとうの革新性は、ブロックチェーンを知らない人でも気軽に始められる、というかブロックチェーンを感じさせないよくできたスマホアプリだということです。
今の若者はPCを持つ理由がありません。だから暗号資産も取引所どまりでDeFiまで入って来にくいのだと思います。こんなにDeFiは楽しいのに…。
大多数のDeFiの住人が「DeFiやるならPC必須」と断言されています。現状でいうとそれは確かにそのとおりなのですが、これから、さらに多くの人に普及させていくためには、どんな分野で何をするにしても、スマホでできることが必要です。
僕はDeFiを始めたばかりの2021年の3月から「スマホで始めるDeFi」という可能性を探っていました。スマホでないと始まらない、少数派ながらそう考えていました。STEPNはその考えを後押ししてくれたアプリだと言えます。
そういえば、このアプリは健康アプリのカテゴリに入るようで、アップルやGoogleのストアでそのカテゴリで通っているようです。そのせいか、お金を扱うアプリなのに、アップル税やGoogle税を取られない? ここはほんとうに不思議なところです、VCの力なのでしょうか?
そして、要するに〇〇 to Earnの部分が楽しければ、〇〇はなんでもかまわないということがわかっているので、今後、課金ゲーとかがこの分野に本気を出してくると僕は想像しています。
ドラクエのようなRPGがブロックチェーンを身につけたらとても面白いと思うのですが、でも日本では法律的に無理なので、とても残念です。日本惜しすぎる…
だから、ネクストSTEPNは歩いたり走ったりじゃなくて、スマホの課金ゲーがブロックチェーンを身につけたような形で来るのではないでしょうか。格闘ゲームとかも面白そうですね、貧乏で装備がしょぼいのにめちゃ強いとかかっこ良くないですか? どんな経済が成り立つのかどうか見たいです。
そんなことを日々考えていると毎日楽しくて寝られません。でも寝ます!
というわけで、それではまた、DeFi~(@^^)/~~~
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