BUSD-ALPACA レバファーまとめ
BUSD-ALPACA レバファのまとめをします。
1 x2の場合
1-(1) ポジションオープン時、BUSD:ALPACAをどんな比率で入れても、結果はほぼ同じ(両替手数料分だけ変わる)
担保は、「預けたお金」ではなく、「このポジション(LPの価値)」です。
借入ALPACAの時価/LPの時価が、70%以上になると強制的に精算されます。
1-(2) ALPACA価格(パ価)が上下どちらに動いても、最終受取額は少し減る。(IL分)
BUSDがドルに対して上下することはないと仮定して、ここではBUSD分の損益は無視します。
おおざっぱに考えると、ALPACAを借りた分をそのままALPACAで返すので、パ価が上がっても下がってもニュートラルのはずです。
でも、ややこしいのがLPの考え方で、パ価が上がるとALPACA数量が減り、返済に不利になります。一方LPの価値は上がります。
逆にパ価が下がるとALPACA数量が増え、返済に有利になりますが、LPの価値は下がります。
損益は、「LPの価値-ALPACA借入分-初期投資額」なので、例えば短期間でパ価が2倍になると、$100の預け入れ額に対して$17の損失がでる計算になります。
※2021年5月3日修正: ILと同じという表現がまちがっていたので文章修正しました
BUSD-ALPACAは良くてゼロ、少しでも上下すれば損失しかないのか? というとそうではなく、とても大きなファーミング報酬があります。
実験的に僕も少しポジションもってます。
(今のところほぼ自作の計算シートどおりに推移しています、この後ファーミング報酬や借入利子の影響でどんどん乖離していきます、その時は@AlpacaFinanceが公表してくれている公式のシートが使えます)
といっても短期のパ価の値動きが大きければ、ファーミング報酬の影響はとても少なく、損失しかないのでご注意を……。
1-(3) ポジションクローズ時、どんな比率で受け取っても、結果はほぼ同じ(両替手数料分だけ変わる)
これもポジションオープン時と同じ考えです。
ちなみに、ALPACAが下げた時には、ポジションクローズ時にALPACAで受け取る選択をすればALPACA数量がスタート時より増えますが、これは別に得でも損でもありません。両替したのと同じです。
ALPACA下げ局面で得をしたければ、レバファに投資するのではなく、スタート時に高値状態の時にALPACAを売ってBUSDにしておき、下げてから安値でALPACAを買い戻すと利益がでます。
⇒「高く売り、安く買い戻す」が下げ相場の取引の基本です。
2 レバなしの場合
通常のPancake-LPと同じ考えです。
パ価が上がれば利益、下がれば損失です。
IL発生します。
レバなしなら単にPancakeでいいのでは?
いえ、レバなしでもALPACAに投資する意味はあります。
・自動複利してくれる
・ALPACAがもらえる
・他のイールドアグリゲーターと比べてリスクがそれほど高くない(PancakeSwapとAlpaca Financeのリスクのみ)
3 x1.25~x1.5の場合
1と2の間でしょう、きっと。💦
気が向いたら検証するかもしれませんが、ちょっと今日はこれくらいにしといてやります。
4 結論 ファーミング報酬に期待
BUSD-ALPACA x2レバファーに投資すると、
・パ価が上げても下げても微損
・ファーミング報酬がもらえる分に期待
つまり、BUSD-ALPACA x2にかけるべきは、パ価があまり上下しないと予想している場合です。その場合はファーミング報酬が2倍もらえます。
だいぶわかってきました。😊
レバファー、めちゃめちゃ複雑なので、たぶん人間の頭では感覚が違うところがあると思います。頭に頼らず、コンピュータを使って効率よく運用していきましょう。
それではまた、DeFi~(@^^)/~~~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?