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kick案件悲喜交々改め燻製の話


 どうも、2年ぶりにかみやパパのアドヴェントカレンダーへ参加する室蘭在住の冷奴です。当初予定していたkick案件悲喜交々ですが、今年はkickstarterとの相性が全然ダメで、グチにしかならないと判断しました。ということで、今回の話は私の趣味の一つ、燻製に関することにします。興味のない方はスルーして下さい。

昨年から燻製作りにハマり、チーズやサバ、鴨肉、手羽先、ムール貝、枝豆、ミックスナッツなどいろいろなものを燻製にして楽しんでいます。お勧めはサバ。スーパーで三枚398円位の塩サバが驚きの美味しさになりますよ。

テーマの『今年課金して良かったあんなモノ・こんなコト』ですが、今年買って良かった商品は苫小牧市の総合木材メーカー、イワクラさんの燻製チップ「燻助(くんすけ)」です。

 燻助は胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真、安平、むかわの東胆振3町の被災木のエゾヤマザクラを材料としています。街路樹と違いもともと天然木なので薬剤散布もなく安全に使えること、倒木だからとそのまま廃棄するのは木材メーカーとして心苦しいことなどの理由からイワクラさんが活用策を模索する中で誕生しました。売上金の一部は被災地の復興・復旧に当てられています。現在、地場産にこだわる道内企業や札幌の居酒屋などから多くの注文が寄せられているそうです。

 一般的なサクラのチップは香りが強いので、ジビエ(狩猟肉)やマトンなどクセの強い肉に使われることが多いです。エゾヤマザクラは他のサクラに比べタール分が少ないためか、それほどクセのないチーズやソーセージ、はんぺん、魚介類にも使いやすいです。

 燻製作りは水分との戦いでもあります。燻製にする食材が濡れていると、煙と交わる際に酸味やえぐみに変わるので乾燥作業が重要です。チップ自体に水分が含まれている場合もあり、理想的な燻製とならないことがあります。燻助は水分量の調整も完璧で煙の当てすぎによる失敗を避けやすいです。そうした点で初心者でも失敗しづらいチップになります。

 イワクラさんのオンラインショップ(https://iwakura.shop)では、燻助と一緒に小型燻製器と燻製の下味を付けるソミュール液などがセットになった「お一人様用燻製セット」も販売中。みなさんもぜひ燻製沼にはまってみませんか?

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