ICARUS SPL (黒イカ) をハードで倒すまでにやったこと

粘着

 黒イカ以外にハードがついたのが 2018/6/22 なので、3年くらいやってました。黒イカは他の曲と比べてそのくらい差があると思ってください。
 この記事をお読みの方は黒イカがどんな譜面か大体知ってると思いますが、あれは他の曲が出来たからといって出来る譜面ではないです(発狂皆伝みたいなレベルなら別ですが)。黒イカは黒イカやらないとうまくならないです。でも正規や鏡は癖つきやすいので粘着は乱でやってください。

エセ全白の時のツイート(スタンダードスタートなら全白)

本当に全白した時のツイート

縦連練習

 黒イカの難しいポイントはもちろん縦連です。譜面傾向的によく冥と比較されますが、冥の縦連はBPM180地帯までしかありませんし、黒イカはBPM231地帯まで縦連があることを考えると縦連は冥より遥かに厳しいです。
 たまに冥より簡単に思う人もいるそうですが、多分縦連力が違うんだと思います。確かに縦連以外のゴミは黒イカの方がマシなので、縦連が出来るなら冥より簡単なんでしょう。
 というわけで縦連をとにかく練習しましょう。動画を見ながら縦連だけエアプレイしてみると分かりますが、挑戦段階だと後半の縦連は追いつかないと思います。これにゴミがつくわけですから、ゴミがない縦連くらいはある程度繋げる縦連力がないと厳しいです。
 実はこれに気付いたのがつい最近なので、これを意識したのが勝因かもしれません。ぜひやりましょう。私はエアだと縦連力があまり鍛えられない気もしたので、キーボードを叩きながら練習してました。

R乱の当たり判別

 黒イカは1P正規2P鏡がかなり大当たりなので勝率が見込めるならそれがオススメですが、勝率が低い状態の粘着で正規系譜面をやるともれなく癖がつきます。つきました。なのでもれなく正規以外でやる必要がありました。
 まず正規の何が良いかというと、縦連が2軸で人差し指になるので縦連を捌きやすく、また3鍵が控えめなので皿12に集中しやすく、かつ最高速のBPM251地帯のトリルが13トリル、2が一切降ってこない配置で餡蜜もしやすい、というのが正規が大当たりと言われるポイントです。
 で、そんな正規に癖がついてしまった場合はまずR乱を試してください。3217654を引ければ左手は1と3が入れ替わっただけなので正規とさほど変わらない当たり具合だと思います。R乱は正規と鏡が降ってこないようなので、1/12です。金曜日ならPF1~2クレくらいで引けるはずです。

画像1

 R乱の当たり判別は最初の鍵盤3つが357で、次の小節で叩くのが3のものが上記の当たりです。これが7に来た場合は別の譜面なので諦めましょう(押しにくいわけじゃないのでやってみるのもアリですが)。
※譜面画像は毎度おなじみTexTageさんからお借りしました

乱の当たり判別

 R乱ならいけるかもしれないと思って何度かやっていたうちに癖がつくこともあります。つきました。癖がつくほどR乱の当たりを引いたということから積み重ねたクレジット数が想像できますね。つらい。
 正直正規とか上記R乱で行けなかったら、何が当たりかは分からないです。ぶっちゃけ縦連さえ読めれば後はどうでもいい気がしてきました。一応乱の時にどのレーンが何なのか判別する方法はあるので書いておきますが、明らか不得意なところに縦連が来た時以外は挑戦してもいいと思います。

正規

乱で見るポイント
はじめに:初めに降ってきた3つのレーンは縦連になりません。縦連が来てほしいところ全部にこれが降ってきたらもれなくリセットです。
邪魔な鍵盤(正規6):そのまま続いて降ってくる鍵盤は加速中にそこそこしつこく降ってきます。縦連と別の手に寄っている方が良いです。
トリルの片方(正規1):4小節目で叩く鍵盤が最高速トリルの片方です。加速中は皿と同タイミングで降ってくることが多いので皿側に寄っている方が見切りやすいですが、皿側の手が忙しくなる要因でもあるのでお好みな気がします。
影の薄い子(正規4):最初の3レーンのうち、上記のどちらでもないレーンは加速1回目にちょっとだけ縦連があったりそこそこしつこかったり邪魔ですが、加速地帯後半にあまり出てこなくなるので加速してからゲージが減る人はこの子は気にしなくていいかも。逆に低速で減るならこの子は縦連と別の手の方が良さそう。
トリルのもう片方で影が薄い子(正規3):7小節目に4つ目のレーンが分かります。これが最高速トリルのもう片方なのと、加速中ほとんど降ってこない(加速開始~トリル直前までの18小節で30ノーツだけ)ので、縦連と同じ手に来ると嬉しいです。最高速トリルのあんみつを考えるならトリルが片方の手に寄っている方が良さそうです。
縦連(正規2):8小節目で出てくる5つ目のレーンが縦連です。言わずもがなですがこれが縦連の得意なレーンに来るのは大前提になります。
残り2つのレーン(正規57):前半とラストにあるトリル担当。加速中は空気なのでハードの当たり外れには影響しなさそうです。

 それっぽいことを書きましたし、実際上記を踏まえてハズレは捨てたりしてましたが、ハード時は 6372145 と、明らか邪魔な6と縦連2が左右に分かれた以外特徴のない配置でした。なので縦連以外は特に気にしないで挑戦しても良い気がします。というか全てが当たりの配置を待とうとすると当たる確率がかなり低いです。
 ただ上記の情報が読めるとどこに何が降ってくるか分かるので、捨てる・捨てないに関わらず覚えておいて損はないと思います。最高速のトリルなんかは特に。
 あ、そういう意味で言うと低速はいる直前に7→1の大階段があるので、それを見てもある程度は読めます。でも半小節に情報が詰まりすぎてて頭で整理するのが大変なので、やっぱり最初で判断しておくのがおすすめです。

当日のコンディション

 これはすごく大きい気がします。もし10回程度でハードつく程度の実力なら別にそれほど気にしなくていい気がしますがというかこれを読む必要も無いでしょうが、惜しいようで届かなくて100回以上やっているようなレベルなら、1回コンディションを最大限に整えた日を作って挑戦してみてください。
 ハード当日は下記の準備をしました。普段はここまでしてないので、どれかは間違いなく効いている気がします。プラセボ的なやつかもしれませんが、音ゲーはメンタルも大事なので…
・有給を取る(人の少ない時間帯に集中できるように)
・数日前から疲れが取れる系のサプリを摂取(最近飲んでなかったキューピーコーワゴールドαプラス)
・前日は普段より早めに寝る
・当日、とりあえず髪切った(多分関係ないけどメンタル面でリラックスした気はする、マッサージとか温泉とか行ってもいいかも)
・当日、ゲーセンに行く直前にシュンケル摂取(シュークリーム+ユンケル、パフォーマンスを出すのに必要な即効性のある成分がいっぱいあるみたい)
・数クレ分のウォーミングアップを忘れないように(気が急いてすぐ黒イカ挑戦したくなってもちゃんと手を温めるクレジット数を確保)

色々頑張るとハードがつきます

 つきました。報告ツイートに泣いたなんて書きましたけど本当に泣きました。ぶっちゃけ灼熱も同じくらい苦労した気がするんですけど、あの時は灼熱2と黒イカがもうあったので終わった感がそこまで無かったんですよね。ここまで来れて本当に良かったです。
 ぶっちゃけ未難1の状態って弐寺楽しむのにすごい邪魔で、元気があったら調子が良い時に黒イカやらなきゃってなるから好きな曲やるのが疲れた後になるし、私なんかはクリア狙いとスコア狙いでハイスピも違えば判定もずらしたりしていて気分転換にスコア狙いするのも感覚が狂うのでやりにくかったので、今日久しぶりにのんびり好きな曲が出来て楽しかったです。
 最近やっとスコアを詰める楽しさも分かってきたので、好きな曲全部やったり、やってない☆11埋めたり、ポップンもそろそろ再開したいし、これからも楽しみです。

 今度弐寺人生13年間でやった上達法とかもまとめたいと思います。書いたらまたツイートするのでよろしくね。


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