beatmaniaIIDXで13年かけて全白取るまでにやったこと

 開始日は定かでないんですが DJ TROOPERS の途中からなので大体13年くらい、やっと黒イカ倒して全白になりました。黒イカがCSDJTから出てきたことを考えると、私が始めた頃から大ボスは潜んでいたって感じでちょっと楽しいですね。
 それはさておきクリア力やスコア力を上げるために13年で得た自分なりの知見を残しておきます。

ハードゲージを常備しよう

 最初の画面と鍵盤の対応が分からないような頃は当然イージーでも何でも使って余裕を持った状態で遊ぶ方がいいんですが、七段、八段あたりになったらハード常備がオススメです。
 というのも、極論ですがガチ初心者が☆12やっても練習にならないですよね?それと同じで、イージーでギリギリクリアできるくらいポロポロこぼす譜面を相手にしていてもクリア力はあんまり身につかないような気がします。ハードゲージでちょこちょここぼすけど30%補正入ったり入らなかったりする、くらいの相手が一番練習に良いと思います。どうせノマゲランプつけても上手くなったら白で埋め直すでしょうしね。
 もちろん特定の高難易度目標曲にイージーをつける挑戦とかは全然良いと思います。それはクリア力アップというよりかは段位と同じような実力を測る方の楽しみ方なので。

目標を持とう

 私はあんまり意識したことないんですが、たまに目標を見失っちゃう方を見かけるので。別にゲームなので無理に目標を探す必要もないんですが、「出来るかどうか分からないギリギリライン」を目標にし続けると楽しく続けることが出来るんじゃないでしょうか。
 例えば普通にハード埋めしてたら2,3切りくらいで済んじゃったやつのフルコンを狙ってみるとか、同じくハード埋めでBP15~20くらいのをエクハできないか頑張ってみるとか、☆12でしんどくなってくる頃にはクリアランプの更新も嬉しいものが多いと思いますので、そういったちょっとしたものを狙っていくと良いです。
 私も全白は遠い目標としてずっと持っていましたがそれをモチベとしてやっていた訳ではなく、「あ、これハード圏内じゃない?粘着しちゃお」「エクハ圏内じゃない?粘着しちゃお」「フルコン圏内じゃない?粘着しちゃお」を繰り返していただけで気付いたら上手くなっていたので、そんなもんだと思います。

目標曲を粘着しよう

 これはちょっとお金がかかる話なので社会人限定になりそうなんですが、PFで目標曲を粘着するのはやってみても良いと思います。上の方でハードゲージをオススメしましたが、ハードでも「見えなかったor押せなかったけど一瞬だったからクリアは出来ちゃう」がよくあります。
 これが粘着するような対象になると、そういった出来ないポイントと真面目に向き合うことになります。粘着そのものは正直実力アップに繋がらないんですが、そういった真面目に譜面と向き合って対策を考える機会はとても大事です。対策はもちろん色々あって、ここ密度上がるから早入り気味で、とか餡蜜とか、非フルコンなら特定ノーツを捨てたりとか。
 また、これも個人によって意見は分かれるところだと思いますが、難しい曲があった時に他で地力を上げてからサクッとクリアするより、出来るかどうか分からない状態で粘着してクリアした時の方が嬉しくないですか?弐寺は特にランダムで粘着しやすいゲームなので、粘着できそうな曲がある人はぜひやってみてください。
 でもビタチョコフルコン粘着に300回かけたり灼熱ハード粘着に1000回かけたりするのは頭悪すぎるのでそういった粘着はオススメしません。地力を上げた方が良いこともあります。でも楽しいならOKです(反省なし)

家では発狂BMSで腕を鍛える

 体力面を鍛えるのにはとても良いです。発狂BMSは間違いなく筋力ゲーなので、やればやるほど難しいものがクリアできるようになります。私は★20のほんの一部にハードつくくらいまでやってその後しばらく空いて体力落ちた頃でもGuNGNiL(SPL)は3回目でハードついたので、発狂BMSはやって損はないと思います。発狂BMSやってない勢はGuNGNiL(SPL)に苦労してるみたいですし。
 これも最初で書いた通りですが、ハードで埋められるところをやっていくのがオススメです。途中でゲージ空にしてもいいゲームやってると体力を鍛える効果が薄れる気がします。ノマゲだとどうしても無意識に「後で回復すればいいや」の意識も強くなるので。
 あ、もちろん練習目的ならコントローラーはそれっぽいやつを使ってください。キーボードプレイだとあまり力にならないと思います。

ハイスピをちゃんと合わせよう

 言われずともやってるとは思いますが、案外「いつもの数字」が身についちゃうと見直す機会が減るものだと思います。私は初心者の頃からだんだん緑数字が早くなって一時期280くらいまで行って、そこから☆12のハードが狙えるようになってきた頃だんだん遅くなって320の時期が続きました。そしてまた最近見直して難しいやつは310、普通の☆12は300、☆11以下は295でやってます。
 あとこれ、正直諸刃の剣なので万人にはオススメできないんですが、クリア狙いをするならハイスピ気持ち遅めでFAST出しまくりつつ叩く感じが安定します。やはり高難易度曲は認識や指が追いつかなくてこぼすことが多いので、普段からFAST気味にしておくとかなり安定感が増します。ハードゲージだとGOODは回復しないのでそこまで早押しするのは良くないですが、ピカグレと黄グレは回復量同じなので、FAST黄グレを量産する感じがちょうど良いです。私が☆12ハードじゃんじゃんつけてた頃はBランクばっかりでした。
 何が諸刃の剣かというとお分かりの方も多いと思いますがスコアが死にます。このやり方を続けるとハイスピを元に戻してもしばらく判定がどっか行きます。スコア狙いのハイスピに戻して続けてれば感覚は戻るので、「クリア狙い期」みたいな明確な期間を設けてやった方が良いと思います。
 あ、あとこの早入り戦法は基本的に物量相手メインです。皿曲とかBADハマりが怖い系には全く合わないです。あれは逆にスコア狙いのハイスピで全部光らせに行く意識の方が良いです。クリア狙いの時期に埋まらなかった皿曲たちがスコア狙いをしていた時期に埋まったことがかなりあったので、多分間違いないです。

スコア狙いについて

 ぶっちゃけ私は未難1桁になるまで真面目にスコア詰めるような遊び方をしてなかったので、同段位と比べてもかなりスコアが低い方なんですが、最近ちょっとだけコツを掴んだのでそのお話を。下手すれば誰でも知ってる話かもしれないですが、同じように「スコア力全く無くてつらい」みたいに思ってる人向けの話です。
 まず、鍵盤をちゃんとパチパチ叩きましょう。クリアだけ考えてきた人にありがちなんですが、スコア力が低い人は叩く音があんまりしないんですよね。特に階段系とかトリル系の配置とか。これをちゃんと譜面通りに打鍵音を鳴らすイメージで叩くようにするだけで、突然スコアが伸びます。もちろん無駄に強く叩く必要はなくて、自分で打鍵音がちゃんと聞こえてリズム通りに叩けてるかどうかが分かる程度で良いです。
 あとこれは私も試行錯誤しているところなので合っているかわからないんですが、「FAST/SLOWが同じくらいの緑数字が適正とは限らない」んじゃないかと思ってます。ハイスピが遅いと認識から手を動かすまでの時間が長すぎて「譜面通りのリズムで叩く」ことが難しくなるのでハイスピを上げていると思いますが、よく考えてみると「譜面通りのリズムで叩く」こと自体はFAST/SLOWにあまり関係ないんですよね。
 「FAST/SLOWの数は同じくらいだけどブレまくってる」と、「SLOWばっかりだけどブレてはない」だと後者の方が良くて、後者のハイスピのまま詳細設定の方で判定タイミングをズラすのが正解だと思います。じゃあ具体的にどう調整すればいいかっていうのは正直難しいんですが、緑数字ちょっと減らしてFAST/SLOWが同じくらいになるまで判定ズラして、というのを繰り返して一番黄グレが少ないラインを探る感じになる気がします…
 とりあえず、普段のハイスピより早くすると十中八九SLOWまみれになりますが「やっぱ合わないな」で戻しちゃわずに、上のようなことを考えて調整してみてはいかがでしょうか。

他機種を触ろう

 これは大して根拠もないふわっとした話なんですが、他機種で気分転換するのは弐寺側に良い影響を与える意味でも全然アリなんじゃないかと思います。弐寺以外の音ゲーはレーン自体が多かったり認識がしにくいデザインになっているものも多く、そこで気分転換した後に弐寺に戻るとスッキリした画面で「すごい見切りやすい!!」となることが結構あります。気がするだけかもしれませんが、音ゲーはメンタルも大事なので…
 ただ少なくともスコア力は大抵どの音ゲーでも使えるスキルなので、他機種をやる時間は全く無駄にはならないと思います。特に特定の譜面に癖がついている時なんかはそういった時間をとって放置効果を狙うのは悪いことじゃないと思います。

楽しくやろう

 結局これが一番大事です。クリア力アップに繋がる遊び方が楽しいと思えるならあまり気にしなくていいところですが、とにかく無理せず自分の好きな遊び方でのんびりやるのが良いです。
 私もぶっちゃけ☆12全白したらもう引退でいいかなとも思ってたんですが、まだ楽しいと思える遊び方があるのでまだ続けると思います。とにかく全白とかの「一番の目標」とは別に「なんかやってて楽しいな」と思える要素を見つけておくのが良いと思います。最近はAA止まりだった☆10、☆11たちがAAA取れるようになってきて昔の曲をやり直しているだけでも楽しいです。
 これからも楽しい弐寺ライフを!

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