ひやせはついに手に入れた!

かねてよりずっとほしい欲しい言い続けていたPS VR。ついに入手いたしましたよオーイェ!

発売からかなり経っているので話題に乗り遅れた感もありますが、はじめて使用してみた感想を記してみたいと思います。

① 接続が超めんどい

なんっ、これ、説明書――いったい何本ケーブルついてんだよぉぉぉぉ!? 箱から取り出したときにまず思ったのが「無事に接続できるのか?」という点でした。きついな。いや、慣れたらそうでもないのかもしれないですが、諸事情により使い終わったらすぐ隠す(片付ける)必要があるため、毎回接続し外さなければならないのです。私のような愚鈍な人間向けに主要ケーブルにはあらかじめ①~③までちゃんとシールが貼ってあるし、それを手順通りつけ外ししていくだけなのですが……私これまたUSBケーブルの接続が超! 苦手なんですよね。あれ、上なの下なの、でこぼこがいつもわからないんですようわぁぁあぁ!!! でも接続しないと始まらないからねぇ! やるよ!!

② すごいな……。

今回購入したのはVR機器とソフト「VR WORLDS」がセットになっている商品です。諸々の障害(セッティング、ヘッドセットの調整など)を乗り越えてさっそくソフトをはじめると、おう、うん。これはすごいな。てか凄いなーっ!

ヘッドセットを被り、ソフトのスタート画面を起動するだけで360度VRワールドが広がります。以下、ソフトに関するネタバレが少々ありますのでご注意を↓↓

「VR WORLDS」に含まれているのは5つのコンテンツ。簡単に感想とあわせてご紹介していきます。

1. Ocean Descent(オーシャン ディセント): 深海を探索するダイビングシュミレーション。このコンテンツを一番楽しみにしていたのですが、期待以上にすばらしかったです。イメージとしては、USJやTDRにあるアトラクションが自宅にある、という形でしょうか。VRを買ったら一番最初に遊ぶのにも適していると思いました。

2. VR Luge(VR リュージュ): リュージュに乗り超スピードで疾走できるゲームです。酔いました。元々車酔いがひどい体質なので「なんとなくやばい予感がする……」と思っていたところ、案の定という感じです。色々な方のレビューを覗いてみると、問題なく遊べる方と「無理!」って方にわかれてますね。VRに慣れれば大丈夫なのかもしれませんが、私は残念ながら無理そうです。

3. The London Heist(ロンドン ハイスト):  ロンドンギャングになり切れるストーリー仕立てのコンテンツ。こちらもすばらしかったです。銃撃戦やカーチェイスがあり、バーで葉巻が吸えたりするソフト。酔いません。銃や小物を実際に掴んだり、顔の数センチ前に他人の顔がある状況を体験でき、VRソフトの真価を感じられます。

はじめてこのソフトをプレイしたとき、ひたすら葉巻を掴もうとして失敗し落とし、落とすとまた元の定位置(テーブルの上)に葉巻が戻されるので、ストーリーそっちのけで延々と葉巻と格闘していました。掴むという操作がうまくできなかったんですよ……。あのですね、薄々伝わってるかもしれませんが、私はゲームが大好きなのに超不器用なのでありとあらゆるゲームにおいてど下手です。そんな残念な自分でも、やり直して三回目くらいには無事に葉巻をつかみ火をともすことができました。けれど肝心のストーリーについては全く聞いていなかったのでこれからじっくりまたやっていこうと思います(とりあえず葉巻はもう掴めるから!)

場面は変わって、カーチェイスのシーンについても少々(その前の銃撃戦はいわずもがな、歯がまるで立たず三百回くらい死んだと思います)。顔が岩みたいな筋肉ごりごりの相棒が運転する車(なぜか右ハンドル)に乗り、追ってくる敵とリアルカーチェイスができるシーンです。本当に本物の車の助手席に乗っている感覚になります。目の前にダッシュボードがあり、マクドナルドのジュースみたいな紙コップが置いてあってそれも掴める(また延々と掴もうとしてしまう)。ラジオのつまみも回せる、おぉ、好きなラジオが選べるぜ、はっはぁ!相棒、何聴く?  みたいに散々ストーリーを無視し遊んでいたところ、急に撃たれはじめました。あばば、そういやそんなこと言ってたな~。運転席の向こうから撃たれたとき、窓ガラスとともに飛んでくる銃撃のあまりのリアルさにのけぞり避けようとして、後ろにリアルに倒れてしまいました。本当に――現実空間で身体的に危なかったです。たまたま後ろに何もなかったので大丈夫でしたが、なにせ視界が車の助手席だったので、後ろに背もたれがあると錯覚してしまうんですよね(ない)。VR本当に恐ろしいです。倒れたら後ろには何もなかった、床だ痛い――。

4. Danger Ball(デンジャー ボール):  やってみましたが超絶不器用なので一回もクリアできません。必死になりすぎてじゃっかん首をひねりました。酔わないです。

5. Scavengers Odyssey(スカベンジャーズ オデッセイ): これは酔います。ものすごく酔う。5つあるコンテンツの中で実は2番目くらいに楽しみにしていたので非常に残念で、なんとか最後までプレイできないかと色々やってみましたが無理でした。

なぜVR酔いが起きるのか、悔しかったのでネットで色々調べてみたところ、技術的にまだ追いつけていない点があること、加えて映像と実際に体験している感覚がずれてしまうため、目では揺れているはずなのに体が揺れを感じない、それら情報処理が脳で追いつかず酔ってしまうという内容が書かれていました。許せん。いや、私が酔いやすい体質だからだろうけど、買ったソフトを隅々まで楽しみたいし、これから買う予定のソフトを酔うからという理由で制限したくない……! ということで、VR酔い対策を調べ試してみました。下記御参考までに。

1. 寝る:睡眠不足は大敵だそうです。これは車酔いにも言えることですね。とりあえずぐっすり寝てみましたが酔った!

2. 酔い止めを飲む:なるほど、有効かもと思いやってみました。たぶんある程度有効です。でも限界はある、スカベンジャーズは酔い止めを飲んでも無理でした。

3. できるだけ見ない:なに言ってんだコイツみたいなアドバイスですが、要は首が大きく揺れる移動時にはなるだけ目を細め、見ないようにすればいいってことですね。スカベンジャーズをプレイ時、実行してみるとおぉ、たしかにちょっとは効果がある気がする。でもね。私は普通の方よりも機械操作が超絶苦手なので、スカベンジャーズの動作にも逐一もたついてしまうのです。すると自然、同じ箇所で延々と「あれ!? ここから先に進まなくない!?」みたいな感じになり、もたもたしている間に結局はそう、酔う……すべては操作にもたつくせいなのです。ゲーム音痴がここへきて猛烈な威力を発揮した。つらい。ゲーム音痴にはゲームをする資格がないとでもいうのか。許せん。

以上です。VR酔いについては「遊んでいるうちに慣れる」という意見もあったので、引き続き酔い止めを駆使しがんばっていこうと思います。とりあえず、ロンドンハイストで颯爽と動けるマフィアになれるように技術を磨きたい。具体的には、話し相手に煙草の火をライターでつけてあげるときに「あっ、あっ、待て待てよぉーし、よしそう!」みたいに待ち構えなくてもいいようになりたいです。頑張る……orz

それでは~☆



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