僕ほそ

大鶴「どうもママタルトです。体重160kgと78kgのでこぼこコンビです。」
檜原「もっと僕が細ければ、最高なんですが」

こちらの名ツカミは2019年の2月に思いついたものです。
体重が160kgある方をなにか大きいものに例えてきそうに思わせて(例「ごめんなさいね、こんなエアーズロックみたいなやつ連れてきて」など) 、78kgの方に仕掛けがある。目線の移し方がいいですよね。

2019年2020年と2年連続でM-1で使うほど安定感がありました。しかし2020年の準々決勝ではこのツカミは不発に終わったのです。

2019年の2月からライブで100回は言ったこのツカミが準々決勝でウケなかった原因は、これしか考えられません。

「ほんまにもっと細ければ最高と思ってるんやったら、そろそろ痩せてる頃とちゃうんか？」

こう思われてしまったのです。

「ツッコミのメガネ、なんか去年も僕がもっと細ければ最高って言っとったなぁ。ほんまに心から僕がもっと細かったら最高やと思ってたら痩せてこいよ。十分時間はあったやろ。なんで今年も78kgあるねん。」

準々決勝のお客さんにこう思われてしまいました。

実際のところ2020年のM-1では「体重160kgと体重78kgのでこぼこコンビです」と宣言しておきながら、大鶴肥満は174kg、僕は81kgありました。
大鶴肥満は「オラたちが決勝にいくには、まだまだでこぼこさが足りないズラ...もっとでこぼこじゃねえと...決勝にはいけねぇズラ」と言って一年で14kgも増えてくれたのですが、僕が3kg増えたせいでその頑張りを目減りさせてしまいました。

このままでは2021年のM-1もやられてしまいます。体重のツカミをしなくても、お客さんから

「忘れてへんぞ、このウソつきが。去年おととしと、もっと僕が細ければ最高言うとったのに、今年も痩せてへんやないか。ヘボが。おい！なんか言え！！痩せてへんことについてなんか言え！！」

と思われてしまいます。

そうは思われたくないので痩せようと思うのですが、僕にとって痩せることはなかなか難しいことです。恐ろしい画像を今からお見せいたします。

今から見ていただく画像は僕が2020年の9月8日にインスタグラムのストーリーに投稿したものです。

9月8日に、代々木公園にジョギングしたことを見せびらかすためストーリーに投稿した画像です。
右上には「ジョギングしに来ました。これからジョギングしたらストーリーに上げます。俺は痩せるために生まれてきた。」というメッセージもついています。

勘のいい方ならお気づきかと思いますが、僕はこの画像をストーリーに投稿したあと一回もジョギングをしていないのです。

「この偉そうにこれからジョギングをしたらストーリーにあげると投稿しているという男、それから一切ジョギングをしていないのである！！！」

アフロ田中の火事になってるけど消防車が全然こない回みたいに言われてしまうかもしれません。

見ていて下さい。こうはなりませんよ私は。これから毎週水曜日にこのブログで体重を記していきます。現在81.2kg。見ていて下さいね。

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