大会

今週はラヴィットにアプリ学院に水曜日のダウンタウンと、たくさんテレビに出させていただいて幸せな週だった。
水曜日に日記を更新するのを忘れていましたが、「そういえば昨日、俺と大鶴肥満が水曜日のダウンタウンに出ていたな」と思い、気付けました。


神保町よしもと漫才劇場でエバースのライブがあったので、家に帰ってから大久保八億と水曜日のダウンタウンを見た。
初戦で大鶴肥満がHGさんとRGさんをまとめて投げ飛ばしていて、それに慌てて後ろから近寄り、まるで2人の友情タッグプレーで勝利したかのように僕が振る舞っている姿に大久保八億は爆笑していた。

「俺もけっこう頑張った」みたいにガッツポーズをしている僕

そのあとネルソンズさんと対決して、僕は青山さんに瞬殺されてしまった。

青山さんのレスリング技により前方にチョンと手をついた僕は、あまりの瞬殺ぶりに負けた実感が湧かず、「青山さんが僕の中に潜む狂気を感じて逃げ出したのでは?!」と勘違いして、地面に手をついたにもかかわらず大鶴肥満に加勢しようとしかけてしまった。

このときの飛影くらい、水曜日のダウンタウン タッグ相撲トーナメントを大会ごとめちゃくちゃにしてもかまわないという狂気が僕の中に見えたのでは?という大きな勘違い。


気がつくと大鶴肥満は遠くへ投げ飛ばされていた。

本番前の練習で地面に突き刺さった丸太に"つっぱり"をかましているシーンを撮ったとき、僕が丸太を手のひらで思いっきり打っても全くビクともしなかった。巨大なビルに張り手をかましているのかと思ったし、逆に僕の手のひらが真っ赤に腫れ上がった。

それに対して大鶴肥満は軽く手のひらで突くだけで、さっきの丸太がメトロノームのように揺れていた。

「コイツがいれば優勝間違いなし、とんでもないやつと手を組んだぜ...」と思っていたが、僕が弱すぎたばかりに大鶴肥満の最強さを発揮することができなくて悔しかった。

収録後、先輩がたはホースから出てくる細い水で一生懸命に全身の砂を落としていたのに対し、僕はケンタッキーを食べたあとみたいにサッと手を洗ってバスに戻った。

「親は自分ができなかったことを子供にやらせたがる」という話を聞いたとき、「いやぁ、そんなことないやろぅ、そんなん一部の人だけやで」と思っていたが、この日の僕は「もしいつか子どもができたら、その子を最強力士に育てたい」と思うようになっていて、初めて子供に期待する親の気持ちが少しわかった。

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