Basic SecCapに参加しました

こんにちは、代表の秋葉です。
今回は、enPiT Seccurity の人材育成コース「Basic SecCap」の演習科目を夏休みに受けてきたことについて書いていきます。

Basic SecCapとは何か

 「Basic SecCap」とは、サイバーセキュリティに関する学生教育プログラムです。情報セキュリティの脅威を理解しリスクマネジメントに必要な知識、基本的技術、実践力を備えた人材を育成することを目的としています。
運営は14大学が連携して運営しており、その他にも連携企業や参加校などにより構成されています。
カリキュラムは「基礎科目」「専門科目」「演習科目」「先進演習科目」から構成されています。「基礎科目」は、各参加大学で行われる講義のうち指定された講義の単位を取得することで単位の認定がされます。「専門科目・演習科目」は、指定された大学の講義を受講し単位を取得することで単位の認定が行われます。
今回、私が参加してきた、北海道大学の「サイバーセキュリティ基礎演習」は「演習科目」にあたります。
そして、それぞれの単位を定められた単位数を取得することにより、Basic SecCap7, 8, 10のそれぞれの認定を受けることができます。

「サイバーセキュリティ基礎演習」とは

 私は今年の夏休みにBasic SecCapの単位取得のため、北海道大学で「サイバーセキュリティ基礎演習」を受講させていただきました。
講義の概要としては、ログ解析演習でした。ネットワークに接続された機器に記録されているログについての学習やインシデントを模した履歴を実際に扱い、セキュリティに関する入門知識を学ぶという講義でした。

 日程は日程は対面が3日間で、約1か月前からSlackを使いグループの事前課題に取り組みました。事前課題は、与えられたWebページを読み疑問に思った点をグループで議論し対面1日目に議論した内容についてプレゼンを行うというものでした。1日目は情報セキュリティに関する法律と倫理についてのお話やUNIXの基礎的なコマンドを学ぶ演習を行いました。2日目は前日の振り返りから始まり、ネットワークに関する演習がメインテーマでした。SSH(Secure Shell)という、遠隔地のコンピュータに安全にログインを行う方法についてや dig, telnet, nslookup などのネットワークコマンドについての演習を行いました。最終日3日目は、2日目同様前日の振り返りから始まり、ログファイルの分析を行う演習、3日間の間に出された課題についてのプレゼンテーションを行いました。


感想

 私は今回「サイバーセキュリティ基礎演習」に参加し、多くの刺激を受けることができました。
普段かかわることのない北海道大学やその他参加校の学生さんとの交流や他大学の先生が行う講義の受講などこれまでの大学生活で経験していないことを体験することができとても楽しかったです。
また、内容に関してもとても勉強になりました。
今後は専門科目の単位取得のため、後期に他大学の講義を受講し単位を取得することでBasic SecCap7 の認定を受けられるように頑張っていきたいと思います。
今回の記事でBasic SecCap に興味を持った方がいたらぜひ参加してみることをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?