【R6.7.13】函館全レース予想+他場注目馬

【函館】

(1R)

◎5プレシャスデイ
〇1ブルータス
▲9サッカレッロ
△11ガンバルマン
 順当に前走1800組を評価。
 馬券内の2頭であればプレシャスデイはスタートの出が悪く後方から。逃げた馬がそのまま勝ち切る展開を追い込んでの2着であり、ゴール後はブルータスより前に出ていたことを見てもまともにスタートが決まればこちらの方が上位に映る。
 ブルータスは初戦でも人気になっていたように完成度高く無理に逆らう必要なし。サッカレッロは走りには悪いところがなく乗り替わりで斤量減ならば魅力あり、小柄なので効いてきそう。ガンバルマンは外枠過ぎるのが気になるが前走の決め手は目立っており。

(2R)

◎9サテフィカ
〇14ブーケドグレイス
▲10レイヌドサーブル
△2ココシャンパーニュ
 本命はサテフィカ、前走は同舞台で5着。スタートで左右から挟まれて強く接触する不利がありながらもなんとかある程度はポジションを確保して中団追走。外枠から内に潜り込んで追走し、直線では再度外に持ち出してじわじわと伸びた。まだキャリアも浅く函館3戦目でも上積みに期待できそうであり、前走は馬券内の3頭はどれも強く、ペースも厳しくとハイレベル戦。
 〇ブーケドアイリスは前走穴で激走もスタート躓いておりまだ上がり目に期待できる。
 レース展開的にも最内にエリカポラリス、8枠に初Bのイラーナで中枠にも前に行きたい馬がおり1コーナーの入りがかなり激しくなりそう。前の馬が有利にはならなさそうなのでスタミナのある差馬中心に。

(3R)

◎4マサノカナリア
 ここは一頭のみ単複で。
 前走の京都1400は大外18番からの競馬。好スタートを決めるもやはり枠が厳しく1列目の外3頭目を追走。このレースは勝ち馬のツーネサーンが強く、中団から早めの仕掛けで上がってくる展開でレースラップが12.1-10.7-11.4-11.5-11.4-11.5-11.4と途中で息を入れるタイミングの無い前にはかなり厳しいペースに。それを外回しで粘っての0.5差は優秀、前つぶれの展開で先行馬の中では最先着、評価できる内容。1.20.5も十分未勝利は抜けられる水準の時計であり今回内の偶数枠と好枠ゲット、減量騎手起用も良く、7月5日まで栗東で坂路の終い11秒台を調教で出しているのもかなり良い。

(4R)

◎4ウインラムセス
〇12ウインメラナイト
▲8フルリール
 本命はウインラムセスで。デビューから一貫して東京、中山のメイン場でしか使われておらず、メンバーレベルの高いところで戦ってきており、今回は初ローカル。ここ2走は東京で掲示板外となっているが、唯一馬券内に好走したのは中山の消耗戦であり、直線が長いところよりは小回りの方が良さそう。前走は距離延長×ブリンカー外しである程度行き脚がついており、最内が災いして前は取り切れなかったが、今回の先行手薄なメンバー構成と枠並びならばハナまで狙える。減量騎手も良く、先行することさえできればスタミナを武器に押しきれる可能性は十分ある。
 対抗は無難に前走同条件で2着のウインメラナイト、課題だったポジション取りがこの距離ならある程度前目につけられるので大崩れはないか、ジャスタウェイ産駒の外枠替わりもプラス。
 ▲のフルリールは前走ハイペースの消耗戦となったヨリナエスポワール戦で後方からしぶとく足を伸ばしての上がり最速4着は評価できる。

(5R)

◎5ミッキースピネル
〇2アスロス
▲6シャーリーゴールド
 デビュー戦のミッキースピネルから。ミッキーチャームの初仔のロードカナロア産駒という良血。中内田厩舎の馬で調教履歴を見ても素質を感じさせる日曜坂路から水曜CW好時計を出してからの北海道輸送でちょっとここでは脚力が違いそう。荒れた開催終盤の良馬場とも相性がいいキングマンボ系×ディープインパクトでここは一発で決めて欲しい。
 対抗のアスロスは前走が9か月の休み明け、東京ダ1600はこの条件でこそというメンバーが集まるハイレベル戦が多かった。そんな中で休み明けでもしっかり先行できたのは高評価もよどみないペースで外々を回すことになってしまい終いは止まっての10着も評価を落とす内容ではない。今回叩き2走目、内の好枠ゲットで主導権を握ることが出来れば。
 ▲シャーリーゴールドはここ2走ゲートでの駐立が悪くスタートが出れていないがいずれも上がりを使ってまずまずの走り。一か月近くの休みを挟んで落ち着きが出てきてくれれば能力的には足りている。

(6R)

◎7カーロアヴァンティ
〇9プラムダンディ
▲10ウインアルドーレ
△5サンライズシア
 前走ブーヤカ組の2頭を評価。このレースは先日函館ダート1000で逃げ切りの勝利を決めたゲーベルが飛ばして逃げたレースで中団に居た決め手のある馬に向いたレース。カーロアヴァンティは外の7枠14から内に潜り込む形で競馬、最後はじわじわと伸びていたが外からの差に屈して7着まで、そもそも枠が厳しく流れに乗れたことを評価。今回のメンバーならば楽に先行できそうで血統的にも函館は合う。先行から上がりを使っての押切に期待。▲のウインアルドーレは内枠からまともにハイペースに付き合う形になり、ポジション取りも馬郡の中で消耗大きく、最後は止まっての10着大敗、こちらもスムーズに先手を取れれば巻き返しに期待できる。
 〇のプラムダンディは前走ヒデシンイメル戦はハイペースの消耗戦、溜めればキレる末脚を持っている馬が上がり3位にも入らない40.0で上がったレース、次走となる今回そこまで厳しい流れにはならなさそうなので堅実に。

(7R)

◎7アメジストブラック
〇5パンジャ
▲10クリフハンガー
△4ペリプルス
 本命は前走同舞台4着のアメジストブラック、前走は今村騎手騎乗のラバタンシンが自滅逃げ、大きくリードを作られたせいで強制的にロンスパ戦となってしまい、好位からロスなく進めたオールナット、この馬よりもインを捌いて伸びてきたビッグベルーガ、ペリプルスに屈しての4着。早めに動いて外々を押し上げた負荷は大きく、今回平均的な流れになるならば。
 対抗のパンジャは前走の内容が強い。前半59.8とある程度流れたレースラップ、早めにパンジャが押し上げたせいか残り4F地点が11秒台で前にはキツイ展開となっており、差馬台頭、それを中団から捲り切っての2分フラットで勝利はそうとう強い。前走の走りならば2600でもこなせそうで、斤量52㎏は無視できない。
 ▲クリフハンガーは早い時期の3歳馬にはタフな中山2200で大外ぶん回し上がり最速。休み明け一発目でどうかというところだが、前走並の走りならばここでも。連続好走のペリプルスには逆らわずに抑えで。

(8R)

◎5ホーリーブライト
〇1スコーピオン
 ここは2頭で。
 ホーリーブライトは前走休み明け、これまでとは調教時計一変で坂路51秒台を踏んでの出走、レース内容にも違いが出た形でハイペース戦をしっかり先行。9.3-10.6-10.8-11.7-12.6-13.5と行き切って前つぶれ、前有利の福島でも追い込みが決まった厳しいペースを4着粘り込みは強い。前走の出足が成長の成果ならばここでも前には行けそうで、短縮ローテを活かしての押切に期待。
 スコーピオンは前走勝馬が強かったがこちらの58.6も十分勝ち上がり相当のタイム。最内から逃げられれば崩れることは無さそうで。

(9R)

◎8ランスノーブル
〇10レーヴドレフォン
☆4グランルーチェ
 メンバー的に内のヒデシンイメルが押してのハイペース逃げ、外からミッキーラッキー、リネアグローリアが並びに行って展開は流れそう。前走のヒデシンイメルが刻んだペースは一般的な1勝Cよりやや早めくらいだが、それで最後13.2-13.9まで止まっては流石に昇級いきなりでは厳しい。
 前走時計的には〇レーヴドレフォンが抜けており、大逃げの馬を捕まえるために後半かなり長く足を使っての上り37.8はかなり強い。ここを中心に考えるならば前の馬には厳しい展開が待っていそうで、流れたところからの末脚勝負で差し切れそうな馬をと8ランスノーブルを本命。
 ランスノーブルは2走前が相当スローだったこともあり前走は後手後手の競馬、それでも最後は37.4で差し込んでの馬券内確保直線だけスパートする形でこの上がりなのでラスト2Fはかなり早く、今回前が止まる展開になれば追い込んでの差し切りは期待しやすい。
 ☆グランルーチェは前走が休み明けで距離短縮、かなりのハイペースで追走に戸惑った感じで力出せず、今回休み明けでも継続騎乗なのは嬉しいところ、夏の札幌新馬で勝ち上がって以降はまともなレースが出来ておらず、夏に調子を上げてきてくれれば。新馬のパフォーマンスは高く、どこかでいきなりの巻き返しがあってもおかしくなさそうなので常にヒモには入れておきたい。

(10R)

◎4ワレハウミノコ
〇10エグランタイン
▲2エリダヌス
 メンバーと枠並び的に1コーナーまでの入りがかなり忙しくなりそう。内から距離延長のアレマーナ、それに外に入ったジェモロジー、ユイの逃げたい2頭が被せていく。特にジェモロジーは前走がタフな展開からの短縮ローテなのでコーナーでも緩めずに前を取り切りに行きそうでそうなると1800でも差が届く。それを期待してのタフな差展開に強そうな馬をチョイス。
 ワレハウミノコは1勝C勝ちが稍重でのハイペース、先行総崩れの大荒れ展開をしぶとく伸びて差し切っており、前が崩れるロンスパのハイペースが希望。前走の内容も良く、ここは勝ち上がりに期待。
 エグランタインは前走のレースラップが稍重で後半11.8-11.8-11.7-12.0-12.7の消耗戦、これを上がり最速の36.2で詰め切れずの0.1差2着、かなり完成度が上がってきており、タフな展開になれば。
 エリダヌスは前走が前半1000m58..7と流れたハイペースの昇級初戦。開催が進んで時計がかかる舞台の方が良さそうで、クラス2走目での巻き返しに期待。

(11R 函館2歳S)

◎10カルプスペルシュ
〇3リリーフィールド
▲2チギリ
△9ヴーレヴー
 予想の詳細はこちら

(12R)

◎7カレンナオトメ
〇12インクルードダイヤ
▲8ビッグパレード
 メンバー的にオオゾラヒバリが最内から主張するところに外枠の先行馬がどれだけ被せていくか、決してイン前が良くなさそうな馬場状況で展開流れれば差も決まりそうで、前走ハイペースだったナムラローズマリー組を上位に。カレンナオトメはこの舞台でも2走続けてしっかり上がりを使っており信用できる。インクルードダイヤは前に行きたい馬ではあるが、前走の逃げがあまりに厳しい逃げ方。京都で1コーナーまで入りを使い切ってハナを確保するもラチ沿いまで行けずに不安定な位置での逃げ、ラストは当然留まっての大敗、今回斤量増ではあるが1段控えてのマイペースになれば巻き返し。ビッグパレードは前走ナムラローズマリー組で内を上手く立ち回ったとはいえしぶとく伸びての2着は好内容。溜めれば上がりも使えるタイプなので丹内騎手継続2走目で。

【小倉】

(2R)

☆11フィオリトゥーラ
 これまで着順はふるっていないが、早い時期のメイン場で相手強く、どのレースもハイペースで血統的にも適性的に合っていたとは言い難い。
 今回休み明けではあるが、調教時計もかなり良く、一気の相手弱化でローカル替わりは激走があってもいい条件替わり。軸は人気のラガークインで問題ないと思うが、馬券的にはこちらに期待。

(3R)

◎13ピナクルポイント
 狙いたいのは距離短縮のスピードがある馬。前走の京都1600mは前半3Fが34.1、半マイルが46.1とマイルにしてはかなり早い。それを逃げては流石に残せず、人気サイドも含めて先行馬総崩れ。年始の京都特殊馬場も相まって内は相当タフな状態になっていたということも影響として大きく、前走でそれを経験してから今回距離短縮の減量騎手起用はかなり大きく。一発あり得る条件。血統的にもマッチ。

(4R)

☆2ギャヴァガイ
 デビュー戦ではあるが中内田厩舎×西村騎手のローカルは強く、時計も申し分ない。血統的にも水を含んだ馬場は合いそうで一発回答に期待。

(6R)

◎10ソルトロック
 前走は同舞台で前半32.8と強烈なハイペースを2番手追走、外1頭分ロスがあった分残しきれずの4着も十分評価できる内容。内が荒れつつあるなかで逃げ先行がどうなるかというところではあるが、血統的にも荒れた馬場は苦にならず最短距離をロスなく走るメリットの方が大きそうで押切に期待。

(8R)

◎9ミッキーストライク
 前走は京都2200をしっかり上がりを使って勝利。引き続きの調教好時計から坂井騎手も継続騎乗。外優勢になりそうな馬場も好都合でここは手堅く。

(9R)

◎3マリブパイン
 1勝C勝ちは同舞台、スピードとコーナリングはこのクラスでも十分通用のものを持っており、血統的にも短縮と渋った馬場は好都合。
 今回調教時計が坂路51.8から終い11.9-12.6と良く、この時計は1勝Cを勝った時と同じパターンであり、この時計を出すのはその時以来で勝負気配高そう。人気も手ごろな感じになりそうでここは期待。

(10R)

◎7ルクスビッグスター
 渋った時計のかかる馬場でしぶとく差すのが適性条件、徐々に差に向きそうかつ渋った馬場になるのは好都合、前走は番手で流れに乗る競馬をしており、今回は短縮ローテも踏まえてそこまで前のポジションにならなさそうで、溜めながら進めることが出来れば終い一伸びで。
☆14ディヴァージオン
 調教好時計。時計のかかる馬場は得意で外枠から一発あっても。

(11R)

〇5コンスタンティン
 ここ4走は京都と中山で相手も強く、ペースとしても持続力とスピードが問われるハイレベル。3走前ハイペース→2走前スローペースのローテで0.1差の5着と健闘しており、前走はテンからの展開忙しいレースでいつもより後方から、4角ではコース取りが悪すぎて押しても押しても前に行けずに8着まで。今回ローカル替わりで相手関係は楽になり、先行勢も手薄でマイペースに走れそう。斤量減も血統的にはパフォーマンスアップに期待できそうで、前目から進められれば。勝ち切るだけのパンチはないものの馬券内期待。

【福島】

(2R)

◎5ヴェヌーセ
 前走はダート替わりで先行する競馬が出来て4着、これまで後ろからだったところからいきなりの位置取りの変化で終いが重要な東京コース、伸びを欠いても仕方がない。先行勢手薄な中で今回内枠を取れたのは良く、渋った馬場で先行できればそのまま。

(3R)

◎5アイビーサムライオ
 スピードと先行力あり。休み明けで調教好時計の初B、渋った馬場に適性高いダノンレジェンド×サンデー系の組み合わせで押切に期待。

(5R)

◎10サウンドパルム
 調教から。

(7R)

☆10チェイスザウェイ
 調教好時計。
 前走はハイペースで流石に厳しく、今回短縮ローテでその経験が活きれば。

(9R)

☆1プレジールミノル
 前走東京1400。今回距離短縮でメンバー的にはそこまで極端に早い馬がいない中での最内枠。調教時計も良く、ラチ沿いを先行できれば一発あり得る。

(10R)

◎8プレリュードシチー
 前走はウエストナウの斜行による不利大きく、調教からも状態よさそうに見えなかったので大敗も度外視。
 京都2歳を2着したときのパフォーマンスは高く、調教からも上昇を感じられる今回、順当に能力を発揮できれば人気でも逆らえない。

(11R)

 調教好時計
 3サイクロトロン、4メタマックス、6マニバドラ、12ナックドロップス
 スピードのある4頭が調教時計良く、森厩舎の2頭が能力的にも強そうなだけに4-6と3.12のどちらかで決まってくれると嬉しいなというところ。
 他の人気どころだとパウオレ、タイセイブレイズあたりだが、タイセイブレイズはそこまでポジションを取れるタイプではないだけに小回りの福島でスピードの出る馬場だと不安。パウオレはオープンに上がってから牡馬を相手に流石に勝ちあぐねており、一変に期待しにくい中で人気を背負い続けている現状馬券的に妙味は無いが、渋った馬場は得意そうで逆らいづらい。

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