【R6.1.21】東海Sの予想

【予想印】

 かなり狙いがシンプルなので、早速予想印から
◎14ウィリアムバローズ
〇6ペプチドナイル
 この2頭で行きたいと思います。

【予想の概要】

 メンバーをパッと見た印象としては、追走スピードが速い馬がそこまで多くない。
 逃げ候補としてはペプチドナイルかウィリアムバローズ、あとはダート替わりのバビットかと思うが、基本的にはテンのダッシュ力的にペプチドナイルかウィリアムバローズの2択。枠並び的には前走ハナにこだわらずに結果を出したペプチドナイルが藤岡騎手継続騎乗で出てきているので、ウィリアムバローズが外から積極的に来た時にそこまで競らずに譲るんじゃないかなと。
 その後ろあたりに来そうな馬が……どれだ?という感じでこれまでの実績や枠並びから見るとミッキーヌチバナ、オメガギネス、タイセイドレフォンあたり、その後ろにヴィクティファルス、スマッシングハーツ、サンライズウルス、ゲンパチルシファー、ブライアンセンス、ブラックアーメットあたりが続くのか続かないのか…くらいなのかな。
 ポジション争いとしては印を打った2頭があっさり逃げと番手を取れそうなところであり、経験してきたスピードレンジも早く実績的にも上位なのでそのまま捕まえられずにこの2頭で決まるんじゃないかな?というのシンプルな予想です。

【各馬の評価】

◎ウィリアムバローズ
 前走のみやこSでは3着。若干伸びあがり気味なスタートになってしまったことと外枠が響いて、ダートを走ったキャリアの中では最も後ろの位置取りとなった。終始外3頭目を走る競馬で自分の形ではなかったが、最後はじわじわ伸びて3着にねじ込んだのは地力の高さ故に成せる業であり、ポジション争いがすんなり行けそうな今回は順当に勝ち負けかと思う。
 調教も気合十分で動き良く、鞍上も坂井騎手継続騎乗で盤石。

〇ペプチドナイル
 ブリンカーをつけてからは逃げて強い競馬を見せていたが、前走は先行のポジションから上がり最速で差して勝利しており新味を見せた。
 函館の大沼S、マリーンSの内容は過去のG1馬に匹敵する内容であり、スピード能力が非常に高い。
 今回調教の動きも良く、楽に前目のポジションが取れそうなのでかなり展開的にも恵まれそうで、前走から斤量がー2㎏も魅力。
 不良馬場まで行くとちょっと微妙かと思っていたので、雨量的に何とか重くらいで収まってくれそうなのも僥倖。

【紐で買いたい穴馬】

・ミッキーヌチバナ
 渋った馬場では狙いたいダノンレジェンド。近2走は控えて差す競馬をしているが、逃げて良績を挙げていた馬でもあり、今回最内から好位につけることが出来れば3着はあり得る。

・スマッシングハーツ
 前走はGCCで4着、前が止まらない展開で一頭追い込んで4着は評価できる内容であり、7歳秋でも脚力健在だった。
 1800ならばある程度ポジションを取ることも可能なテンの脚はあるので、内の好枠から前目に行ければ展開的にも悪くなさそうで、武豊騎手への乗り替わりも魅力。調教も良い。

・ゲンパチルシファー
 好きなのでついつい買ってしまう馬。
 毎回、ポジションさえ取れれば…と思っていたところで今回ポジション争いが楽そうなメンバー構成。枠も良く久々に前目の位置につけられれば。
 重賞を勝ったのも稍重の小倉ということで、馬場が渋ること自体は悪くなく、前走36.8で追い込んで5着しているように使える上がりはメンバー内でも見劣りしない。

・タイセイドレフォン
 前走のみやこSでは内で揉まれて力出せず12着大敗。今回外目の枠でスムーズな競馬が出来そうなのは良く、巻き返しのチャンス。
 ポジションも悪くないところにつけられそうで、展開的にも良く、調教が坂路仕上げに切り替えられたタイミングというのも一変に期待できる。

・ブラックアーメット
 前走は最内枠からある程度ポジションとったものの、よどみないペースとなってしまいタフ馬場も相まって差決着。逃げ先行馬は壊滅しており評価を下げる必要はない。
 今回外からマイペースで中団追走することができれば前走比で足が溜めやすく、血統的にも雨を含んだ馬場でパフォーマンスを上げやすい。
 調教も良く、福島巧者だろうと侮られるならばヒモに入れておきたい。

【人気馬の軽視理由】

・ヴィクティファルス
 前走はダート替わりと前崩れのハイペース展開がハマった印象であり、そこまで評価しづらい。
 今回水を含んだ馬場でより芝馬に向きそうではあるが、相手のレベルも上がって、内枠からポジション争いで後手を踏むとあっさり凡走という可能性も高い。前走最終追切はかなり時計抑えての仕上げだったところから今回ビシッと早い時計を出してきているのもちょっと疑いたいポイント。
 というか人気サイド2頭から入っているので3連単の3着付くらいでしか馬券的に成立しないというのもメインの理由。

・オメガギネス
 その後の成績がいいレパードS組の2着馬、前走のGCCでは強い内容で勝利しているものの東京マイルで不良馬場というのは中央競馬のダートでもかなりの特殊条件であり、他条件で通用しづらい。
 キャリア初の距離延長ローテで、初の古馬重賞挑戦も疑いたいタイミングであり、状態自体は良さそうだがここは馬券的な理由も含めて嫌いたい。

・ブライアンセンス
 走りからは良馬場の方が適性高そう。同舞台で2連勝しての今回だが、モレイラ騎手騎乗で上手くエスコートしての結果であり、望来騎手と言えど乗り変わりはマイナス大きい。
 今回重賞で一気の相手強化、脚質的に恵まれそうということもなくここは軽視。

【まとめ】

 シンプルに前で決まるでしょ!という予想。
 馬券としては
〇単勝 ウィリアムバローズ
〇馬連、馬単 14-6
〇3連複2頭軸 6.14-1.5.11.15
 これで行きたいと思います。
 AJCCが混戦でオッズ的に狙いづらい状況なので今週の重賞で勝負するならこっちかなぁと。資金的に余裕があれば14→6の1.2着固定で3連単も握ってみようかな……行った行ったで止まらない競馬に期待します。


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