サービスとしての「yurubo」を立ち上げた理由と、その想い。
こんにちは、ひつじ(@hituji_1234)です!
このたび「yurubo」という募集プラットフォームを、チームで作りあげましたので報告させていただきます。構想・開発期間は8ヶ月ほどと結構かかりました。
せっかくリリースしたのでちょっくらnoteの場をお借りして
・yuruboってどんなサービスなのか?
・どうして作ろうと思ったのか?
・今までの募集との違いはなんなのか?
といったことについて話をさせてくださいませ。よろしくお願いします。
yuruboってどんなサービス?
かるくサービス概要を説明しておきます。「yurubo」は主にクリエイターのためのゆるいマッチングサービスです。
yuruboに登録するアカウントはTwitterと紐づけているので、募集者 - 応募者間の「人柄の判断材料」「信頼の担保」として利用してもらいます。
Twitterでシェアされるときの画像(サムネイル)にもこだわりを施していて、こんな感じでタイトルに合わせてリッチな画像を自動生成されます。
想定しているyuruboの使われ方としては、
「Twitterのアイコン作ってくれる人を募集します!」
「ブログの立ち上げを手伝います!誰でも歓迎!」
「動画撮影を手伝ってくれるパートナーを探しています」
などなど、クリエイターのお仕事を中心にさまざまな募集がTwitterで飛び交ってくれるとすごく嬉しいなと想いを馳せながら作ってきました。
クリエイターの活躍の場として、仲間づくりの場として大きく貢献できるなら本プロダクトは成功です…!
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PS:ちなみに仕事とは関係のない「その他」カテゴリーも作ってみたので、こういった使い方で遊んでもらっても嬉しいです↓
「ゲーム仲間として誰か一緒にやりませんか?」
「使ってたAirPodsが余るので欲しい人いませんか?」
まずは気軽に使えるサービスとしてリリースしているので、ぜひ1度使ってみてください!
いままでの 「ゆるぼ文化」 の課題と、 その解決策としての「yurubo」
サービス概要の説明はこれくらいにして、ここからは「yuruboを作った経緯」についてもう少し深く話をさせてもらおうかなと。
原点への立ち返りになりますが、Twitterにはもともと「ゆるぼ」する文化がありますよね。僕も開発を手伝ってくれるエンジニアさんをTwitterで見つけたりしていました。
このようにしてゆるぼツイートすることで、自分の思い描いていた人とつながることができます。
ただ現状のゆるぼ文化の仕組みだと「募集者と応募者が繋がるまでの壁」がたくさんあると感じていて↓
1. 影響力の壁 / 拡散力的にフォロワーが多い人が有利
2. 界隈の壁 / 離れた界隈まで募集が届きにくい
3. 心理的な壁 / DM応募のハードルが高い
4. 探しやすさの壁 / 募集がプールされないので探しにくい
などなどマッチングの阻害要因が結構あるなと思っていました。この壁を少しでも取り除いてあげれば、もっと募集と応募が円滑になっていくのではないかなと!
そんな想いとモヤモヤを日頃から抱いていたので「じゃあ自分の想像を形にしてみよう!」ということで、yuruboの開発がスタートしました。
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「界隈の壁」問題について
Twitterを使ってると「界隈の壁」みたいなものがあることを感じないですか?自分のいる界隈→ 届けたい界隈までリツイートが回っていかないことは結構多いと思うんです。
たとえば、僕はブログ界隈では顔が効くほうでフォロワーは50,000人以上いるんですけど、デザイナー・イラストレーター・プログラマーといったお仕事を頼みたい界隈とは割と疎遠で、仲の良い知り合いもごくごく一握りなんですよね。
結果として、募集が届いてほしい界隈(望んでいるクリエイターがいるところ)までリツイートが十分に浸透しなくて、今の興味を持ってくれているフォロワー内でゆるぼが回ってしまうことが多かったと感じます。
だからyuruboというプラットフォームを作り、この「界隈の壁」をできるだけ取り払ってあげることで、ゆるぼはもっと届くべき場所に浸透するのではないかと!
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ゆるぼの「探しやすさ」の問題について
「探しやすさの壁」もゆるぼ文化の中では割と大きな問題で、現状ではゆるぼがTwitter上で散り散りにそれぞれ存在する状態になっているんですよね。
とても魅力的なゆるぼもたくさんある中で、応募側としてはそれを能動的に探しにくい状態になっています。今のところ界隈の中でほぼ偶然出会うしかないかなと。
そこで、yuruboがプラットフォームとして整理整頓する役割を担うことで、もっと届いて欲しい人に募集が届く状態を作ることができるはず。
そうすればTwitterでの募集や仲間探しがもっとスムーズに行われるようになるんじゃないかという期待も込めて、それが実現できうる土台を用意しました。
【補足】既存募集プラットフォームとはどう違うのか?
ちなみに、いまでも「ココナラ」「Lancers」「Crowdworks」などなどクリエイターのお仕事の場は今でもたくさんありますよね。
こういった既存サービスとyuruboの立ち位置の違いについても一応言及をしておこうかと。
1. 評価軸が違う
まず大きな違いは「評価軸」にあります。
既存サービスのいいところは「星」「口コミ」「過去の仕事数」といった評価軸があって、一定の信用と作業クォリティがプラットフォーム側で担保されていることですよね。これは普通に素晴らしいことだと思います。
ただ、個人の評価はSNSを通してわかるようになってきた時代において、この評価軸を主軸にして進むのは少し不自由なところがあるなと。飾られた評価であることも多いですし、SNSを見て人選んだ方が早いって思うことが結構ありました。
そこでTwitterアカウントを募集プラットフォームに紐づくように設計し、普段どんなこと考えている人なのかとか、どういった趣向なのか、人当たりはいいのかとか、そういった人柄に関する判断材料の充実した仕組みにできると面白いなと。
個人的には、お仕事を楽しく継続的にやっていくなら「人柄こそが重要な判断材料」であって、その評価軸を中心にしてサービスを運営したい。というわけでTwitterアカウントを紐付けて「人材の信用の担保」「作業の質の担保」するものとして利用する形となりました。
2. Twitterでの実績や評判が大きく加味される
Twitterには優秀なクリエイターさんがたくさんいると僕自身感じているんですが、そんな人たちにとって、既存募集プラットフォームにTwitterでの実績等を持ち込みづらいのが大きなネックだと思うんです。
「Twitterでは人気絵師でも、ココナラでは無名」みたいなことってあるでしょうし、これからも増えていくとは思うんですよね。
もちろん「Twitterも育ててココナラも育てて、、」みたいなことはできると思うのですが、それってやっぱり非効率です。
ということでyuruboの立ち位置としては「Twitterで活動しているクリエイターさんがTwitterでの評判・実績なども加味される状態でスムーズにお仕事を受けられる環境を作ろう」ということでやってきました。
そういった既存プラットフォームとの住み分けで、yuruboは運用していこうと考えています。
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こんな感じで、既存プラットフォームでは普通できないことをやりたくて「yurubo」を作ったという部分を持ち合わせています。
単純なゆるぼの整理整頓にとどまるのではなく、Twitterでの活動(評価や評判)を存分に転用して募集と応募ができる場所になればいいなと…!
といっても、まだまだ既存サービスには至らないところばかりではあるんですけれど、今後のアップデートでより使いやすくよりクリエイターに貢献できるサービスに仕上げていきたいと思っています。
がんばってサービスを作って広めていきたいので、暖かく見守っていただけますと幸いです。
今後のアップデート
アップデートの話が出てきたので軽く触れておくと、yuruboのサービスはまだ3割くらいしか出来上がってないのが現状です。
これからの「yurubo」のアップデート予定ですが
1. チャット機能の完成
2. ゆるぼ待ち機能(クリエイター側から能動的に募集者を探せる)
まずはリリースに間に合わなかった「チャット機能」をまず実装して、yurubo内でもやりとりを完結できるようにしていきます。
そのあとは「ゆるぼ待ち機能」をできるだけ早く入れたいですね…!
クリエイター側から「いつでも仕事できます」という待ち状態を伝えてもらえるとお仕事を振る側も気軽に声をかけやすくなりますし、そういった環境を作れた方がみんなが生産的かなと。
さらに先まで考えていますが、ひとまずこんな感じで進めていきます!
あとがき : yurubo制作まで
ここからはあとがきです。たぶんこのnoteが「初めまして!」の人もいるかなと思うので、僕の生い立ちとかyurubo制作までの経緯についてをまとめたいなと。
僕はもともと24歳の時に仕事を辞めて、収益0からアフィリエイトで独立して生計を立てて来た人間です。なぜかひつじ(@hituji_1234)という草食獣のアカウント名でここまで来てしまいました。
24歳:独立(理学療法士を辞める)
25歳:アフィリエイトで月100万円以上稼げるように
26歳:WordPressテーマ「JIN」をリリース
27歳:yuruboのリリース ←いま
ざっくりこんな感じで生きてきました。1年半くらい前まではアフィリエイトがメインだったんですけれども、いまはWordPressやWEBサービス開発が活動の中心になっています。
ちなみに会社を辞めた理由としては
「時間を縛られるのがいや」
「朝起きるのが無理」
「満員電車がきらい」
「好きな時に好きなことをしたい」
というめちゃくちゃイマドキのアリガチな理由です。自分の人生は自分の好きなようにしたいし、会社に行動と時間を束縛されるのが本当に嫌いな人間でした。
そんな感じで会社を1年間勤めて辞め、割と勢いでここまで来てしまいました...(笑) でもありがたいことにたくさんの人に支えられ、いい縁を繋いでもらって今があります。
アフィリエイトをきっかけにしてWEBに携わるなかで「イラストレーター」「WEBデザイナー」「プログラマー」といった方々と一緒にお仕事することは日に日に増えて、募集が必要になる頻度もみるみる増えていきました。
事業が大きくなるほどお願いしたいことが多くなる…!人手が欲しくなる!
ちなみに僕自身もいベクターイラスト・WEBデザイン・UI設計・ブログ制作・ライティングなどなどに様々なことに常に挑戦してきたクリエイターの1人で、物づくりをすることが大好きな人間です。
だから同じような立場の人は応援したくて、「日本のクリエイターがもっと活躍できる場を作りたい」という思いがどんどん強くなって、今回の制作に至りました。
これからもっとみんなが使いやすいプラットフォームに仕上げていきたいと思っています。心のどこかでyuruboを応援をいただければとても嬉しいです!
長々とした文章となりましたが、最後までお付き合いをいただきありがとうございました。
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