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「ダウンライト,追加入りました!」

なぜダウンライトが人気なのか

リフォームやリノベで,必ずといっていいほど「ダウンライトの追加工事」があります。マンションなどは,まず天井の高さを上げて室内空間を広くしようとします。そのため,ごついシーリングライトはないほうが見栄えもいいですし,スッキリします。部屋の真ん中に引掛けシーリングは残すものの,ダウンライトを部屋の四方に取り付けるというのは定番のスタイルとなっています。

あと,ダウンライトは価格が安いというメリットもあります。先日ホームセンターで一台790円で売っていたくらいですから。またダウンライトは,調光に加えて調色仕様もあり,白っぽい色から電球色までシーンによって変更できるのも魅力の一つかもしれません。

ダウンライト追加工事で考慮すべき点

当たり前ですが,天井の上にダウンライトが入るスペースがあるか,配線可能か,という点が要確認事項です。今回請け負った案件は,「クロスの張り替えはしない」在宅物件だったため,ユニットバスの天井から各部屋の天井裏を確認しました。

ユニットバスの点検口

いよいよ施工に入ります

まずはキッチンです。現状は,キッチンの天井に長細いシーリングライトが付いています。外すと,引掛けシーリングが付いていました。この引掛けシーリングの配線を利用して,ダウンライトに繋げます。流れは以下の通りです。
1.ダウンライトのための開口を開ける
2.引掛けシーリングを外し,一番近い開口から配線を分岐させる
3.他の開口にも配線する
4.ダウンライトを取付ける

キッチンに3灯のダウンライトを追加
梁沿いにも4灯追加
リビングにも4灯追加

工事を終えて

今回使用したダウンライトは,施主様が用意されたもので,器具自体の高さがあるものでした。なので,リビングの天井を開けたらダウンライトが入りきらないという問題が発生しました。この問題を解決するには,器具の高さが低い物を選ぶ事で対処できます。が,施主様が責任を持つと言うので,施主支給の照明器具を改造して入るように加工しました。通常は積極的にやりませんが・・・

いずれにしても,ダウンライトは部屋の空間を広く見せる事ができること,ほこりがたまらない,地震の影響がほぼないといった点で多くのメリットがあります。東京,神奈川県内の方(遠方の方は要相談),工事のご相談お受けいたします。


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