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メーターボックスの羅列

神奈川県川崎市の木造3階建てのアパートの電気工事をしました。
アパートの側面にメーターボックスがきれいに並んでいます。
とゆーか,夜まで残業をしていました。

メーターボックスの中には,電柱からきた一次側の電線3本と,各部屋に行く二次側の電線が3本ずつ入っています。
この後は東電さんがきて,スマートメーターを取付けてくれます。
にしてもこんなに明るいのは,パナソニックのEZ37C6という工事用 充電LEDスポットワイドライトのおかげです。
これ,滅茶苦茶明るいです。異常です(笑)


メーターはスマートですが、配線はそうではありません。
写真の右上の菅から、いわゆる一次側の電線が降りてきます。
それをボックスで受けて、そのボックスの左にある鍵付きの鉄ボックスにいきます。
この中にはブレーカーを取り付けています。
ブレーカーの二次側から各メーターの一次側に電線は進んでいきます。
各部屋から出てきた幹線は、縦につけた白いダクトの下から上がってきて、やはり各メーターの二次側へと進んでいきます。
言葉で説明すると、なんかややこしいですね。

白い縦のダクトに上を乗り越えているグレーの配管がありますが、これはエアコンのドレン配管です。
一枚目の写真には、壁付けの室外機からドレンが出ているのが見えますね。

結論から言って、エアコンの室外機の位置、メーターボックスの位置や配管など、図面には記載がなく、現場で合わせてくれ的な流れなので、スマートではなくなってしまうんです。

建物の中だけでなく、外部も良く精査してしっかりとした図面があれば、施主も、施工者も、住む人も幸せになると思います。

良い建築設計者は、施工の最初から最後までほぼ修正や変更がない人だと思います。
最初に施主と良いコミュニュケーションを取り、なぜこうするといいのか等、きちんと説明して納得してもらい、生じるかもしれない状況を予測して、良く考え精査し図面に反映する人。まあ、言うのは簡単ですが、施工側からすれば、みんな目指して欲しいと心から願っています。もちろん、費用的な問題も関係していますが。
お疲れ様です、ホントに。

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