ヒトツブビーズ店を始めて間もない2017.7/31にWEBサイトの新着記事に挙げた文章ですが、今もアクセスが多くよく読まれているのでこちらにも転載します。 『なんでお店を出そうと思ったんですか?』先日お客さまから質問いただきました。「ビーズが大好き」「楽しそう」「香川には同じような店はない」「仕入れ先も協力的」「家族も協力的」「いい物件見つけた」などなど、それぞれは些細なきっかけやチャンスがちょうどいい具合に重なって『タイミングがよかった』のがヒトツブビーズ店が実現できた理
水牛の角でできた象のブローチと一緒に、水牛の角を輪切りにしたパーツと、種みたいな形のビーズを撮影してみました。 水牛の角は鹿の角のように生え変わらないので、1頭に2本しかありません。そして根本の方は空洞なので、厚みのあるビーズやパーツが作れるのは水牛の角の先端に近い部分だけだそうです。 こちらを見てみてください。 こちらは水牛の角の先端部分を輪切りにして、磨いて穴を開けたアクセサリーパーツです。木の年輪のように見えるのは角の『芯』に当たる部分なので、水牛の角の先端の詰ま
日本製のガラスボタンが入荷しました。数十年前に作られ未使用のまま長く保管されていたヴィンテージボタンです。 古いガラスボタンは汚れやくもりがあるので、一度全て洗浄しました。ガラスボタンの洗浄は基本は水洗い、もし汚れがひどい時は台所用の中性洗剤を使います。細かい部分に汚れがある時は歯ブラシなどで優しく擦り落とす場合もありますが、今回は保管状態もよく、ひどい汚れなどはなかったのでざっと水だけで綺麗になりました。 しっかり穴の中まで自然乾燥してから、欠けや割れ、目立つ不純物、傷
くっきりと鮮やかな色合いがなんとも楽しいウッドビーズ。 こちらはドイツで1800年代から、子ども向けの玩具などを作ってきたメーカーのウッドビーズです。 きめ細かく固くて丈夫な楓の木でできていて、塗装には子どもが舐めても安心な塗料が使われています。 『汗っかきだからウッドビーズのアクセサリーを身に付けるのは不安』と言うお客さまがおられました。確かに天然素材のビーズの中には、水濡れや摩擦で色落ちするものがあります。 私もそういうビーズに出会ったことがあるため、仕入れたビー
寄せ木細工の要領で、色の違う木材を組み合わせて作られた手の込んだヴィンテージウッドパーツです。 画像検索しまして…1番近いのは『シャチ』かなと判断しましたが、もしもっと似ている種類をご存知の方はぜひ教えてください!それまではシャチでいきます! 片穴(貫通していない浅い穴)のパーツに当店でねじ込みタイプのヒートンを付けました。ヒートンが外れないように接着剤ははみ出るくらいたっぷり付けていますのでご理解ください。 ヒートンのメッキは3色、ヒートン無しも選択できます。 海が
面白いパーツを仕入れました。画像だけで分かる方はさすがです! 簡単に言うと、コインなどをペンダントにできるパーツです。記念コインなどを、穴を開けたりしなくてもそのままペンダントトップにする事ができます。 サイズが合えば、カボションやボタンをはめ込んでペンダントにする事もできます。 フレーム部分はゆっくり曲げるとオーバルに変形させることもできます。 当店で販売しているハンドペイントのドイツ製ヴィンテージカボションは厚みに個体差があり、ほとんどはそのまま入るのですが、入ら
SNSのフォロワーさまから『小鳥っぽいビーズありますか?』とコメントいただき、店頭を探してみましたが残念ながら見当たらず。 1番近いのはこちらかなー?と見つけたのがこちら。 他のビーズと組み合わせると天使のモチーフに! ベル型のお花のようなビーズを重ねて、ふんわりとしたワンピースに白いベレー帽をかぶっているみたいな天使モチーフにしてみました。こちらは耳飾りやペンダントトップ、チャームなどにおすすめのサイズです。 材料セットも販売しています。お好きなアクセサリーに仕上げ
とっても可愛いビーズが入荷しました。 ハンドペイントの不揃いな水玉模様が可愛い大きめビーズで、ゴムを通すだけで、まるで1950年代のロカビリーファッションを思わせる印象的なブレスレットが完成! ちなみに『ロカビリーファッション』とは、1950年代にアメリカで流行した、『ロックンロール』とカントリー調ミュージックの『ヒルビリー』が合わさった『ロカビリーミュージック』に影響を受けたファッションのことです。 辛口で硬派なロックテイストと、素朴でユーモア溢れるヒルビリーテイス
2023.6月の資材交換会に関わってくださった皆さま、ありがとうございます! 全国からご寄付を送ってくださった方、情報のシェアにご協力くださった方、実際に交換に来てくださった方…皆さまに感謝です♪ 『眠っている資材を交換する』というシンプルなイベントですが、年齢性別所属を問わず手作り好きな方の交流の場になればと思って開催しています。 今回も『これ何に使おう?』『こういうのはどう?』『こんなのあるかなー?』『あの辺にあったよ!』とか、初対面の方が自然とお話されているのがあ
\さて問題です/ この画像の中に、実際にはあり得ない部分があるのですが分かりますか? ちなみにヒントは、間違いがあるのはトランプの方です。 答えは、『1枚のトランプに♡と♤が混在している』です。本来なら、あり得ないですが、アクセサリーパーツのデザインを考えた人が、あまりトランプに馴染みがなかったのか?間違えてしまったみたいです。 私も、注文して届いてからもしばらく気付かなくて、傷や汚れの検品中に『あれ?なんか変だぞ』ってやっと気付きました。 こういう、ちょっと変なデザ
ヴィンテージアクセサリーの刻印を確認するのがちょっとした楽しみです。『君はどこから来たの?どんな子なの?』って、見つけていく感じ。 例えば指輪なら、大抵はアーム部分の内側の平らな部分に刻印されています。ネックレスなら、ブランド名などが刻印された小さな金属タグなどが付いていたり、引き輪などの金具を留めるプレートに刻印があることが多いです。 刻印の種類は様々で、ブランド名だったり、素材の種類だったり、メッキの種類だったり。また、当店は未使用デッドストックばかり扱っているのでほ
直径約5cmと6cmの、大きなボタンが入荷しました! 大きいですがプラスチック製なので、重さはそれほどありません。ところで、あなたならこのボタンどうしますか??? ヒトツブビーズ店では、まず…穴を開けてイヤリングを作ってみました♪ 5cmのボタンに穴を開けて、約10mmの丸カン(丸い金具)でぶら下げました。 お揃いのネックレスは、6cmのボタンで作りました。カジュアルでモダンな雰囲気を出したくて、チェーンはプラスチックの太めのクリアカラーを合わせました。アジャスターの
まず最初に、電車の路線図をイメージしてみてください。線路に間隔を開けて駅が並んでいますよね? そんな風にネックレスの途中にビーズやパーツが配置されたデザインのネックレスを『ステーションネックレス』と呼びます。 ステーションには動詞として『配置する』という意味もあるそうなので、ビーズやパーツを間隔を開けて並べたネックレスの名前として、これほどイメージしやすくぴったりのものはないと思います。 こちらのステーションネックレスは一見すると全体が金属製に見えますが、ビーズ部分は樹
とても美しいドイツ製ヴィンテージイヤリングが入荷しました。クリアなガラスの中に浮かび上がるように、すみれの花束が描かれています。 日本のアクセサリー問屋さんが仕入れ、そのまま数十年を経た未使用デッドストックです。 こちらは『リバースインタリオ』という技法で作られています。 まず『インタリオ』は『沈み彫り』という、簡単に言うと彫った部分が凹む彫刻の技法やその技法で作られたものを言います。 その中でも『リバースインタリオ』は、素材の裏面から沈み彫りする彫刻技法やその技法で
最近ヒトツブビーズ店の実店舗でもネットショップでも好評をいただいているのが、ミステリアスなレインボーメッキのアクセサリーパーツ。少しずつ種類を増やしています。 ベースは、金属アレルギーのなりにくさや耐久性、お手頃価格を理由にここ数年急激に人気の出てきたステンレス素材です。 ステンレス素材のアクセサリーパーツは、以前は種類がとても少なかったです。と言うのも、硬く加工が難しい金属なので、技術的に繊細なデザインが作りにくかったためです。そのため手頃なアクセサリー向けのパーツには