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色彩豊かな明日を応援するプロフェッショナルコーチ 吉岡美幸さん(愛称:みゆ)

Hitoテラスは、従来のプロフィールでは伝えきれない、あなたの内なる魅力を表現するプロフィール=インナープロフィールをインタビューによって引き出し、あなたらしさが伝わる自己紹介をお手伝いするメディアです。

1.みゆさんのインナープロフィール

このインタビューを通して出てきたみゆさんのキャッチフレーズは、「色彩豊かな明日を応援するプロフェッショナルコーチ」だ。以下の図を見てほしい。オレンジ色の木の幹が、みゆさんの根幹となる価値観や信条であり、その人を動機づける要素を表現している。私たちは、それらを総称してインナープロフィールと呼んでいる。これらの言葉がでてきた背景、込められた意味をこの後お伝えしていきたい。

①自分の人生を生きると決めると、「目的」がクリアになる

40歳を過ぎて昇進することになった矢先、病気で入院することになったみゆさん。1週間の入院中、病棟でがん患者さんと毎日語り合い、時に涙した。この経験がとても意味深かったと振り返る。
「大変な病状の方もいましたが、みんなこれからの人生を本気で生きようとしていた。ものすごく前向きだった。私にとっても自分の人生をどう生きるのかに向き合う時間でした。」
「その一方で、患者さんの中には、職場でのパワハラや人間関係で大きなストレスを抱え、誰にも話せず苦しんでいる人もいた。自分は何も悪いことをしていないのに、がんになるなんて、と話す患者さんもいらっしゃった。」
1日の多くを過ごす職場が辛いとかしんどいではなくて、やりがいを持ち、楽しいと思って過ごしてほしい。ちょうど課長への昇進のタイミングで、この声を聞いたことには大きな意味がある、と感じたみゆさんは、「自分が課長になったら、必ずいいチームにしよう!」という使命感が芽生えてきたと言う。

自分が求める理想のチームをつくるヒントを求めてみゆさんは社内、社外に奔走する。そこで、「コーチング」と出会い、学びを深めていく。

②人はそれぞれその人らしい持ち味、強みを持っている

コーチングに出会うまで受けたこともなかったみゆさんだが、学び始めるとすぐにハマってしまったらしい。
「コーチングのトレーニングでは、いろんな価値観を持っている人や様々な立場の人と話せるでしょ、次はどんな人と話せるのだろうと思うと、めちゃくちゃ楽しいんですよ!」
人それぞれ、いろんな考え方があり、生き方がある。行動力がすごい人もいる。そんな人を見るのが楽しいし、刺激を受ける。そしてコーチングは人に寄り添い、心から応援できる。だから、プロフェッショナルコーチの資格まで取ってしまったんですー」とひときわテンションが上がる。
彼女は人が持つ個性に強い興味関心があるのと同時に、その個性を尊重したいという気持ちが、インタビューを通して伝わってくる。それは元々彼女の中にある価値観なのかもしれない。

このみゆさんの価値観につながる別のエピソードも紹介したい。23歳でイギリスの語学学校に行ったことがきっかけで海外旅行に夢中になる。わずか5~6年の間にサイパン、イギリス、フランス、イタリア、スイス、アメリカ、カナダ、韓国、中国、タイ、カンボジア、オーストラリアを訪れた。当時は英語の勉強に励み、海外旅行に行くために仕事をがんばっていたそうだ。
そこまで夢中になる理由を聞くと、
「語学学校にはいろんな国の人がいて、文化や習慣も違うし、価値観も違う。」「銃に打たれ、擦り傷を負った人もいた。そんな人達が英語という言葉で話し、お互いを理解しようと必死だった。通じた時にみんなで笑いあった時の喜びが忘れられない。」と語る。この経験からもっといろんな国に行ってみたいという好奇心が湧いてきたようだ。
このエピソードからも、彼女は異質なものに能動的に関わり、それを理解しようとする熱量がそもそも高い人なのだ。

③いろんな考え方や想いに触れ、個性が共鳴する場をつくりたい

「森のリトリート」に参加した時、その森が一体となっているのが美しかった。
自然の木が、それぞれの立ち方をして、光に照らされ輝いている。
この森は、生き生きのびのびしている感じがした。
ただ単にチームをつくるというより、個性を活かしたい。
個性が活かされた上でのチームをつくりたい。

このような例えで表現するみゆさん。

最近では人に人を紹介し、可能性が広がる場を取り持つことが増えたそうだ。それぞれの持ち味が共鳴し、新たなものが生まれ、さらに広がっていくことが楽しいとのこと。
目下、これが彼女の追いかけているテーマだ。

④どうせやるなら面白く、楽しく

「30代のモチベーションの源は子供だった。」
「仕事は楽しんでやろうって決めてましたね。職場での大きな悩みや不安を抱えて家に帰ったときに、暗く疲れた顔で子供と接することになる。それは避けたかった。だから上手くいかない時も楽しんで仕事して、できるだけ良い状態で帰りたいって思っていました。そこに結構こだわって、この仕事をどう考えると楽しくなるのか、いろいろ試行錯誤していました。」とみゆさんは振り返る。

そうなのだ、「子供のために!」という目標が明確になると、そこに向けてエネルギーを高め全力で工夫をし始める。そのみゆさんらしい工夫の仕方が、「どうせやるなら、面白く楽しく」なのだ。

3.これからの活動について

このインタビューをさせて頂いた時、みゆさんは自らのリーダーシップ力を磨く長期の研修プログラムに参加している最中だった。その後には、コーチングスキルをさらに広げ、人と人との関係の質を高め、組織を良くしていく「システムコーチング©」という手法を学びにいくとのこと。
みゆさんは、これらの学びは社内での普段の会話、会議などでも活かすことができる。また自分自身の在り方を変えることで、社内の人との関わり方も変わり、社員同士の関係も更に良くなっていくはずと意気込む。会社での役割をポジティブに全うしたいというエネルギーが彼女にはみなぎっている。

さらに、みゆさんは会社に副業申請を行い、プロとしてパーソナルコーチングの仕事も精力的に行っていこうとしている。
やりたいことがあるけど、一歩を踏み出せてない…
自分らしさを発揮できてない…
と感じている人に、
「その人のなかにある魅力を引き出し、可能性を広げるお手伝いをしたい!」
と語る。
みゆさんは、以下に示す資格を取得する過程で、会社だけではない外の世界と接点を持ち、刺激を受けながら自らの可能性を広げてきた。
そんな彼女だからできる“パラレルワーク”に期待したい。

【吉岡美幸さんの取得資格】
・CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC®)
・国際コーチング連盟ICF認定 Associate Certified Coach (ACC)
・キャリアコンサルタント(国家資格)
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

4.インタビュアーが感じたこと

亀田:みゆさんのインタビューを通して感じたのは、彼女はすごくバランスをとるのが上手な人だなと思ったよ。
大井:うん、与えられた役割をしっかりやろうとする実直さを持ちつつも、シリアスにならず面白く楽しくやろうとするよね。子育てと仕事も両方をうまく意味づけて、自分が楽しめるように工夫しているしね。また、熱い想いは内に秘めているけど、想いだけで突っ走る人ではないね。現実と上手く折り合いをつけながら、地に足つけて進める人だね。
亀田:別の言い方をすると、みゆさんは超リアリストだね。それは、現実に妥協しているのではなく、自分が欲する人生を歩みたいからこそ、着実に実現できるやり方を模索するんだね。そうやって、自分自身の人生を色彩豊かにしてきたからこそ、他の人にも「大丈夫、できるよ!」と応援したくなるだろうな。
大井:彼女が入院中に患者さんと話していた時に感じたことも同じかも。制約された生活が当たり前になってくると世界がモノクロになってしまうが、外にはもっと違う世界があることを知るだけでも希望が湧く。そして生きる目的がクリアになると彩りが戻ってくると強く思ったんだろうね。
亀田:これは会社に勤めている人にも言えるね。多くの人は勤めている会社の世界がすべてだと思うようになってしまう。次第に自分の可能性を矮小化してしまう。「いやいや、そんなことはないよ!あなたの持ち味、強みが活きる世界はまだまだあるよ!」と彼女は言いたいんだね。そんな気づきを与えたいから、人と人をつなぐことにも熱量が高くなっているのかな。
大井:確かにそうだね。個性を自他共に認め合い、可能性が広がる共鳴が起きてほしいと彼女は願っている。みゆさんが、「色彩豊かな明日を応援するプロフェッショナルコーチ」というキャッチフレーズがしっくりくる意味がわかった気がするね。

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