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〈レポート〉「福山市山野町で見つけた藍染・ワインのなりわいから始まる地域の発酵とは?」トーク&工場案内

CHECK IN

ここは、広島県福山市山野町。
福山の市街地から車で40分ほど、里山の美しい景色が残る静かなこの場所は、少子高齢化による人口減少が加速するかたわら、「藍染」「ワイン」という2つの新しいキーワードから新たな風土の可能性が芽吹き始めています。

7月に山野町で開催されるリアルイベント「山野テロワール〜藍染・ワインで地域の発酵に関わる2+1の旅〜」に先駆け、6月23日にはオンライントーク&工場案内イベント「藍染・ワインのなりわいから始まる地域の発酵とは?」が開催されました。

この記事では、ローカルプロジェクトに関わる人々のトークセッションの模様や、現地から中継したワイナリーと藍染工房の施設案内など、大盛況に終わったオンラインイベントの様子をお届けします。

オンライントーク&工場案内イベント
「藍染・ワインのなりわいから始まる地域の発酵とは?」

【日時

2024年6月23日(日)10:00〜12:00

登壇者
藤井 健太(藍屋テロワール 代表)
峯松 浩道(山野峡大田ワイナリー 醸造責任者)
藤本 和志(ひと旅のごちそう 主宰) ファシリテーター

【MENU】
第一部 10:00〜11:00
・オープニング/プロジェクト紹介
・ゲスト活動紹介
・トークセッション
・今後のご案内
第二部 11:00〜12:00
・山野峡大田ワイナリー
・藍屋テロワール

主催:ひと旅のごちそう・藍屋テロワール・山野峡大田ワイナリー
共済:広島県 協力:福山市

オンラインイベントのアーカイブはこちら

「山野テロワール」プロジェクトのメンバー紹介

藤井 健太さん (藍屋テロワール 代表)
福山市出身。大学卒業後は一般企業に就職し、営業職に配属。サラリーマン時代に藍染と出会い、3年勤めた会社を退職。藍の産地・徳島県で2年ほど勉強したのち、福山市にUターンする形で山野町にて「藍屋テロワール」を創業。藍の栽培から染料作り、染色、ブランド展開を一貫して行います。

峯松 浩道さん(山野峡大田ワイナリー 醸造責任者)
福山市生まれ。家族の転勤で幼いころから広島県内を転々としてきた峯松さんは、就職した食品会社に16年間勤めたのち、「山野峡大田ワイナリー」に参画。現在は醸造責任者としてぶどう栽培、ワイン醸造を行い、「地域を醸していきたい」という思いで日々ワイン造りに向き合っています。

藤本 和志さん(ひと旅のごちそう 主宰)
福山市出身。現在は京都・広島・福岡の3拠点生活を送る藤本さん。京都と福岡で行っているコミュニティのまちづくりを生業としながら地元・福山市でのつながりも広げています。山野町とは1〜2年前を機に足を運ぶようになり、縁が縁を呼び本プロジェクトにつながっていきました。


第一部

オープニング/プロジェクト紹介

前日から降り続いた雨の湿気で山霧が立ち込める静かな日曜日、配信会場となった山野峡大田ワイナリーには続々とゲストが集まってきました。

停電、登壇者のぎっくり腰など、いくつかのトラブルを乗り越え、オンライン配信がスタート。広島県福山市をはじめ、神奈川、大阪、福岡など、地域活動やワイン・藍染に興味のあるさまざまな方が視聴してくださっていることがわかりました。

まずは発起人の藤本さんによるプロジェクトの紹介です。

藤本 僕は福山市出身ですが、最近までは山野町に訪れたことがありませんでした。しかし数年前にこのまちを訪れ、藍屋テロワールの藤井健太さんや山野峡大田ワイナリーの峯松浩道さんと出会ったことで、37年間で0回だった山野町訪問が、この1年半で7回。連れてきた人は約30人にのぼります。

山野町の人口は500〜600人ほど。人口は年々減少の一途を辿り、地域のプレイヤーや若い世代は決して多くありません。しかし「何もないからこそ可能性はたくさんある」。

自分だけではなく、山野町というこの地域にアンテナが引っかかる人を増やしていきたい。そんな思いから「山野テロワール」というプロジェクトを立ち上げたと、藤本さんは話します。

藤本さん流、ローカルプロジェクトの始め方
・なんかしたい(思い)
・なんかしましょう(伝える)
・なにができますか(問いかけ)

ゲストの活動紹介

■藍屋テロワール

2019年3月、山野町で生まれた藍屋テロワール。藍の栽培から染料となるすくも作りを行い、日本の伝統的な「天然灰汁発酵建ててんねんあくはっこうだて」という手法で藍染を行います。

藍染は業界的に分業制が主流。藍の栽培からプロダクトを届けるところまで一貫して行う工房は、全国的にみても数がわずかなのだそう。

藤井 妻の祖父母がたまたま山野町に住んでいて、畑や工房の物件情報なんかを教えてもらったのがこのまちとの縁でした。僕が創業する頃にはすでに山野峡大田ワイナリーがあったので、そんな環境もプラスでしたね。

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藍屋テロワールでは基本的に「染め」をメインに据え、自分たちのプロダクトの製作・販売や、染色受託、藍染体験などを行っています。自然素材であればほぼなんでも染まるそうで、布物だけでなくレザー、スツールの座面、テーブルを染めることもあるのだとか。

「テロワール(Terroir)」という言葉は、一般的にワイン造りに使われる言葉です。ぶどうが育つ環境の気候、土壌、地理といった自然環境の特徴を指し、それらひとつひとつが作物に特有の性格を与えると考えられています。

藤井さんは、自然環境だけでなく土地がもつ歴史や文化、そこで生業を営む人たちが形作っているものもテロワールだと気付きました。だからこそ屋号にはテロワールを銘打ち、想いを宿しています。

そして2023年3月には、自社ブランド(Terroir)をスタート。手で1本1本染めた糸を生地にして縫製し、ジーンズをはじめ、Tシャツやパーカー、ソックスなどを展開しています。

藤井 藍染の何がおもしろいかというと、時間をかけて生まれる経年変化なんです。土作りから育んだ大切な藍の色を、より長く未来に残していきたい。そんな思いで、より素材に近い糸染めから製品作りを行っています。

■山野峡大田ワイナリー

山野峡大田ワイナリーでは、ぶどう栽培から収穫、ワイン醸造、そして造ったワインを届けるところまでを一連で行っています。

峯松 僕はもともと食品会社で16年働いてきましたが、社長の大田(祐介氏)から「ワインを一緒に作らんか?」と誘われて。実は当時ワインに興味はなかったのですが、”土から行うワイン造り”に対して「面白そう…!」という感情がどんどん大きくなっていきました。

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ワイン造りは、畑を耕し、ぶどう苗を植えるところから始まりました。遡ること2010年、初めて植えた思い出の品種はキャンベル・アーリー20本。

寒暖差のある気候下の山野町では、これまでもぶどうを栽培していた歴史がありました。2015年には「ふくやまワイン特区※」の制度を活用して、小規模醸造がスタートします。(※現在は「備後ワインリキュール特区」)

そして2017年、峯松さんが山野峡大田ワイナリーに参画。以来、これまで3,300本ものぶどうが植えられてきたのだそうです。

ぶどうは植えてから収穫までに3年、生産が成り立つまでには5年ほどかかります。そしてさらにおいしくなるには、そこから5年、10年という時間を要するそう。「一生をかけてワインを造っています」という峯松さんの言葉の重みに、歳月の果てしなさを感じざるを得ません。

そんな山野峡大田ワイナリーのワインは、近年で生産本数1万本を越え、2023年開催のG7広島サミットでは、ワーキングランチとワーキングディナーで山野峡大田ワイナリーのワインが各国の要人に提供されました。

「ワイン醸造をやってきて良かったと思えたひとつの節目となりました」と話す峯松さん。毎年毎年がチャレンジの連続。まさに地域とともに育っていくワインです。

■ひと旅のごちそう

旅が好きで、よく各地を訪れていたという藤本さんは、滞在先の地域で関わりを深めていく活動がライフワークとなっていました。そうして生まれたのが「ひと旅のごちそう」プロジェクトです。

地域の特色を伝える手段として藤本さんが選んだのは、食のプロダクトでした。「旅するごちそう缶」や「地域をめぐる薬膳茶」のシリーズを展開し、どの商品でも藤本さん自身が材料調達、交渉、販路確保に奔走します。

たとえば、地元・福山市の特産野菜であるくわいや、福山の猪肉、尾道のレモン、福山鞆の浦とものうら保命酒ほうめいしゅが入った「旅するごちそう缶」シリーズには、藤本さんの拠点のひとつでもある京都の食材を使った缶もあります。

藤本 きっかけは、鞆の浦で保命酒と出会ったことでした。京都でお茶屋さんを営む友人に相談したり、地元の町内でくわいを生産している人を見つけて親父経由で交渉したり。”食”は地域を知るきっかけの入口。地域、そして生産者のことを知ってもらい、現地でふれ合う機会を作りたいという思いで、食(食べる)、場(出会いの場)、旅(訪れる)のサイクルをゆるやかに作っています。

くわいをテーマにした「旅するくわいないと酒場」を全国各地で開催するなど、食のプロダクト作りだけに飽き足らず、活動は実に多方面に広がっています。

最近では山野町の藍の葉を使ったお茶の商品開発も進め、2024年7月上旬より販売開始となります。ハーブティーのような味わいのものに仕上がったそうですのでお楽しみに。

食を通じて地域とつながるきっかけ(あなた)
地域と何かするきっかけ(じぶん)
新しいことを始めるきっかけ(地域)

「ひと旅のごちそう」は食を通じて人と地域との自然なサイクルを生む

「趣味の延長としてノリで始めました」というこの活動。最近では、藤本さんがこの世で一番好きな場所であるという銭湯に鏡広告を出稿するなど、どんどん活動が本格化しています。自身も今後の活動については未知数だそうで、「地域側の人と何かしたいし、活動に興味を持ってもらえる方がいれば一緒にやりたい」と話します。

トークセッション

活動紹介の次は、視聴者の方々からいただいた質問をもとにトークセッションが繰り広げられました。

Q.地域プロジェクトを立ち上げ、実行していくのに1番大事なことは何ですか?

(広島県安芸高田市)

藤井 まずは小さく始めてみることが大切だと思いますね。始めるときに未来の姿を想像しておく必要はなく、少しずつ関わりや広がりを増やしていけばいいんじゃないでしょうか。

峯松 僕は、その土地のキーマンとつながることが大事だと思っています。山野町だと”くにかつさん”ですね。

藤本 くにかつさん…!?

峯松 ぶどう畑を応援してくれている80代の方なんですけど、ワイナリー創業のときから「何がやりたいんだ」と僕たちの想いを掘り下げてくれて、しかも「あいつらはこういうことがしたいんじゃ」と住民の方々に伝えてくれるんです。地域の翻訳者ですね。

藤本 各地域にいる”くにかつさん”(=キーマン)に出会うことは、ローカルプロジェクトを始めるポイントなんですね。


Q.地域外の人ができることは何か、単発ではなく継続して関わり続けるにはどうすればよいのか?

(島根県松江市)

Q.オンラインツールがある中で実際の出会いや体験の必要性・重要性。

(大阪泉南市)

藤本 単発で何かを起こせたとしても、その次をどうしていくかは難しいですね。峯松さんはどう思いますか?

峯松 ワイン造りは農業に紐づいていて、ぶどうの収穫年を必ずエチケット(ワインラベル)に入れます。ワイン好きの人は、一度買ったら終わりではなく来年も再来年も楽しみにしてくれるので、ワインの楽しみ方には独特な継続性があると感じます。毎年の購入、ぶどう収穫のお手伝いなど、「ワイナリーが困っているから助けに行くぞ」というモチベーションの人が多くて、ありがたいなと。

藤本 それがワインへのポピュラーな関わり方なんですね。藤井さんはどうですか?

藤井 まさに藤本さんがモデルケースといいますか、泥臭いかもしれないけれど、「ひたすら通い続ける」ですかね。こちらとしても嬉しいですし、実際に会うことで雑談が格段に面白くなって新しい取り組みがぽんと生まれたり。藍染は複雑で、細かく定義された言葉が曖昧なので、工房で見聞きしたことなんかをカジュアルに発信してくれるなどして関わってもらえたらと思いますね。


Q.10年後のまちのイメージは?

(福山市)

峯松 何百年も前からぶどうを作ってきた畑でおいしいワインを表現し続けていけば、ワインと相性の良いものが自ずと広がっていく予感がするんです。今愚直に向き合っていることが、未来につながっていったらいいですね。

藤井 10年後、43歳になっていますがなかなか想像つかないですね。山野に僕しかいなかったらどうしよう(笑)最初にテロワールの話をしましたが、自然環境だけでなく、歴史・文化・人がまちを構成する要素だと思っています。現在の人たちが未来を作っていくので、こうして今取り組んでいることが実は10年後の景色を作っているのかもしれません。

藤本 おふたりとも、今取り組んでいる活動こそが地域の土壌を作っているんですね。

第二部

峯松さんによる山野峡大田ワイナリーの醸造所案内

オンライン配信は第二部へと進み、まずは峯松さんが醸造所を案内してくれました。山野峡大田ワイナリーは、もともと山野町にあった縫製工場を改装して造られた施設で、手前でぶどうの作業(農業)、奥でワインの作業(醸造)が行われています。

赤ワインは黒ぶどうの種と皮をタンクに、白ワインはぶどうを絞った果汁をタンクに入れてそれぞれ発酵させていきます。

エチケットへの想いも語ってくれました。切手のようなデザインは、ぶどう畑の端っこに郵便局があることから。

「郵便局は誰もが使う施設で、家族や友人にいろいろな物を送ります。そこにヒントをもらい”届けていくワイン”を目指しています」。

ワイナリーの前には、日曜日だけ営業しているカレー屋が。ここのカレーには、山野峡大田ワイナリーのワインでフランベした牛肉が入っているのだそうです。

すぐ横では、山野町で採れた作物が並ぶ日曜朝市も開催されています。小麦粉、お茶、たくあん、米、きくらげ、アスパラガス、ズッキーニ、小松菜などなど、朝早めに行かないと売り切れてしまう人気の市です。

ワイナリー前にあるドラム缶は、2015年時の小規模醸造で使っていたワインのタンクで、福山にある酒蔵からいただいたものと、保命酒の蔵元からいただいたもの。醸造量が増えたことでステンレスタンクに切り替えたため、古いタンクはこうして外でシンボルとなっています。

そしてぶどう畑へ。6月現在は花が咲き終わり、実がなっている状態でした。見るとかなり小粒ですが、この品種はこれでほぼ最大なのだとか。ぶどう畑の中にはベンチとテーブルがあり、まちで人気のスポットです。

湯浅さんによる藍屋テロワールの工房案内

ぶとう畑、藍畑、田んぼの景色を眺めながら車で5分ほど移動した先に、藍屋テロワールの工房があります。

腰を痛めてしまった藤井さんの代わりに、2020年より藍屋テロワールに参画した湯浅遼太さんに工房を案内してもらうことに。

染色槽が並ぶ工房に一歩足を踏み入れると、生きた発酵のかおりでしょうか。独特のにおいが鼻をかすめます。

工房には染色槽が10あり、それぞれの染液によって染まり方や色合いが異なります。最初は濃い色に染まりますが、染めていくうちにだんだん薄くなっていくのだそうです。

「藍四十八色」。これは、藍色に48もの色があることを意味しています。どの染液で、何回染めるか。どの段階を仕上げとするのか。それは職人の目、手触り、感覚、データ、経験則らによって試行錯誤が繰り返されています。

敷地内を少し移動して、乾燥した藍の葉を集めている小屋を案内してもらいました。藍の寝床でもあるこの小屋、シートの下は土間になっていますが水はけの良い地面を実現するために淡路島まで土を取りに行ったのだとか。

「藍染ってすぐに色がつくんですか?」という藤本さんの質問に、湯浅さんが糸染めを実演してくださることに。

藍屋テロワールのみなさんの手は藍色に染まり、職人として藍に向き合う日々を物語っています。それもそのはず、染色液の中で糸を揉み込む作業は、基本素手で行うのだそうです。

「素手を液に浸すことで、染色液の調子がわかるんですよ。調子が悪いとシャバシャバしていて、液が疲れているなとわかります」。

1分ほど染色液に揉み込んだ後は、絞っていく。一見、藍色というより少し茶色がかった色に見えるのですが…。

「一瞬なんで、しっかり見ていてくださいね」。そう言って湯浅さんが糸をきつく絞ると、一気に美しい藍色に。空気にふれて酸化することで初めて、藍色があらわれるのだそうです。この化学反応が見られるのも工房ならでは。ぜひ目の前で見てほしい瞬間です。

春になったら種をまき、梅雨期には6〜7月に刈り取りを行い、夏は乾燥した葉をひたすら集め、秋ほどから藍の葉の発酵が始まり、冬には染液の材料である蒅になる。これが藍屋テロワールの1年です。

CHECK OUT

藤本 オンラインイベント、いかがでしたか。7月には実際に山野町で藍染とワインにふれる「山野テロワール」を開催しますが、地域やものづくりに興味があれば絶対に楽しんでもらえるプログラムになっています。ぜひこの機会に、ローカルプロジェクトで地域に関わってほしいです。

藤井 今日はありがとうございました。不慣れでちゃんと伝えられたかが不安ですが、それぞれの関わりしろを探る機会にしてもらえたら嬉しいです。7月にまたお会いしましょう。

峯松 みなさんありがとうございました。言葉ではどうしても伝えにくいテロワールですが、藍染とワイン、ジャンルは異なるのに常に「どうしてる?」と協働しているこの関係性を、ぜひ体感しにきてもらいたいです。

(動画:橋野貴洋、写真:湯浅遼太、文:安藤未来)


山野テロワール
〜藍染・ワインで地域の発酵に関わる2+1の旅〜

福山市山野町での農業・製造・商品づくりまで一連してまちで行う「藍染」「ワイン」の活動に密着し、現地体験・ブラッシュアップ・ポップアップイベントを地域事業者とともに行い、あなたと地域との関わりしろを考え、つくるプログラムです。ぜひご参加ください!

①現地体験
日時(予定):2024年7月20日(土)12:00頃〜7月21日(日)16:00頃
場所:広島県福山市山野町

②企画・ブラッシュアップ
期間:8月〜10月
場所:オンライン

③ポップアップイベント
日時(予定):2024年11月9日(土)
場所:imanoma(福山市のキッチン付きレンタルスペース)

イベント内容・申込はこちら

主催:ひと旅のごちそう・藍屋テロワール・山野峡大田ワイナリー
共済:広島県 協力:福山市

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