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断捨離とゆるし
わたしは長い間、嫌なことがあってもそれを口に出すことができず、ずっと飲み込んできた
相手が悪意を持っていても気にしないように努めた
でも相談すると気にし過ぎだよ!と言われる矛盾
態度に出さないと相手はさらにエスカレートしてくるから少しでも何かしないと!と頑張っても出来ない
多分、両親に何を言っても自分の気持ちを正直に伝えても否定やお前が悪いんだ!と言われてきたことが原因なのだと思う
親に理解してもらえない無力感はダメージが大きい
親戚を使い説教までされ、周囲に理解してくれる大人は皆無だった
この数年、自己肯定感を意識して色々なことを試して現実が変わってきた実感を持ち始めた
ネガティブなことを考えて思考が止まらないことも減り、何かあっても気持ちを引きづらず切り替えが早くなってきた
時々ネガティブな気持ちに浸りたくなるときもある
自己肯定感の意味も理解できず、また何十年と自分の感情を押し殺してきたから、一歩進んで二歩下がるぐらいのスピードでも仕方ない
そしてある時、気が付いた
わたしに対して嫌なことをしてきた人たちをずっと許してきたのではないか!
と
一度許してしまうと、一生許し続けることになる
はじめは空だったコップに水が溢れ返ってしまう
相手に対する嫌悪感が溢れてどうにもならなくなって初めて態度に出す(COする)
相手は突然のことで面食らう
気持ちを慮ることができなからわかるわけもなく
家族をCOするのは難しいから、COできるならその方がまだマシとも言える
いくら周りから評判の良い人と言われても自分に対しては良い人ではないことは当たり前にあるんだとようやくわかった
周りの評判とその人が同レベルもしくは低いから、〝良い人〟になるわけで、他の人からしたら、〝どこが?〟なことはよくある
馬が合うとか波長が合うとかそういうこと
それを後ろめたく思う必要はない
人に対する価値観もそれぞれ
よく言われているように、許すのは相手ではなく自分
相手を許すためにずっと飲み込んできたんだなーと気が付いた
人を許すためにずっと生きてきたなんて馬鹿らしい
執着を捨てろ!と言うが、執着を捨てられない自分も許そう
生きるためにはある程度の執着は必要だしね
ずっと断捨離できない自分をどこか責めていることにも気が付いた
たまに通る道沿いある一軒家
外まで物が溢れてて通る度に増えているのを見ると微妙な気持ちになる
断捨離できたらどんなにラクかわかってる
わたしも病んでるよなぁ~
本当に必要な物だけにしたい
片付けられない
物が捨てられない
そんな自分も許す
できたら、捨ててスッキリしたいけどw
その時が来るまで、これからも自分を大切にして生きていこう
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