風と化石について星野道夫はこう言っています
風と化石(2010年10月12日)「風は、地球上で最も軟らかい『化石』なのだ」 星野道夫
「風こそは信じがたいほどやわらかい真の化石だ」と誰かが言ったのを覚えている。私たちをとりまく大気は、太古の昔からの、無数の生き物たちが吐く息を含んでいるからだ。
星野道夫さんの「イニュニック」の中に、
「ストーブの炎を見つめていると、木の燃焼とは不思議だなと思う。二酸化炭素と水を大気に放出し、熱とほんのわずかな灰を残しながら、長い時間を生きた木はいったいどこへ行ってしまうのだろう。~