n8n で指定時間後に通知が来るようにする（２）

前回は指定時間後にメールおよび Pushover に通知が来るワークフローの、n8n 側の設定について書いた。

今回は FileMaker 側で「 n 分後に通知して」と送信する設定方法について書こう。

環境：macOS Catalina Version 10.15.6（英語環境）、FileMaker Pro 18

前回も書いたとおり、例えば 15 分後に「これは件名です」という件名の「これは本文です」という本文のメールおよび Pushover への通知を n8n の webhook で受け取るには以下のようなコマンドになる。

$ curl -X POST -h "Content-Type: application/json" -d "subject=これは件名です。" -d "body=これは本文です。" -d "time=15" [Test/Production URL]

（webhook のコマンドと違い、FileMaker では -h "Content-Type: application/json" を省略できない。）

これを FileMaker のスクリプトステップに置き換えればいい。以下のようになる。

# Test/Production URL
Set Variable [ $webhook_url ; Value: "[Test/Production URL]" ]
#
# 変数に半角スペースは使えない。
Set Variable [ $subject ; Value: "これは件名です。" ]
Set Variable [ $body ; Value: "これは本文です。" ]
Set Variable [ $wait ; Value: "15" ]
#
Set Variable [ $JSON ; Value: JSONSetElement ( $JSON ; [ "subject" ; $subject ; JSONString ] ; [ "body" ; $body ; JSONString ] ; [ "wait" ; $wait ; JSONString ] ) ]
#
Insert from URL [ Select ; With dialog: Off ; Target: $$result ; $webhook_url ; cURL options: "curl -X POST -H \"Content-Type: application/json\" -d " & $JSON ]

（今回は件名、本文、分数はスクリプト内に記入しているが、もちろんフィールドの値を挿入することもできる。）

このスクリプトを実行すれば、n8n の workflow が実行されるはずだ。

参考：
FileMaker から Mattermost へ投稿する｜荒川仁志｜note
https://note.com/hitoshiarakawa/n/nd4cd7e1a10b6

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