サクサク動く FileMaker アプリケーション作り

自宅には24 時間稼働させているサーバー目的の Mac があり、最近までそこで FileMaker Server を動かしていた。

しかし、安定稼働のためや外出先からのアクセスのしやすさを考えて、VPS での運用に乗り換えた。

VPS での FileMaker Server の構築には苦労したが、現在は安定して動いている。

一つ問題があるとしたら、海外の VPS サービスを使っているゆえの速度の遅さだ。通常の使用では気にならなくても、スクリプトの実行等で妙に動きが遅くなることがあるのだ。

そのため、<いかに軽快にアプリケーションを動くか>を意識しながらデータベースやレイアウトの設計、スクリプト作りをするように心掛けるようになった。

例えば以下のようなことに気を付けている。

(1)変数で代用できるなら、フィールドではなく変数を使用する。

なるべくフィールドの数は減らしたい。

(2)使用しないレイアウトやレイアウト要素、スクリプトは消す。

(3)レイアウト上のオブジェクトには極力保存されたオブジェクトスタイルを使う。

つまり、オブジェクトに割り当てられたスタイルには、固有の名前を付けるということ。

(4)スクリプトステップの replace は避ける。replace は妙に時間がかかることがわかった。

(5)FileMaker Server の場合、重いスクリプト処理などは、夜間に自動実行させておく。


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