Cloudflare Tunnel に複数の connector を割り当てる
最近は簡単かつ安全にサーバーを公開するため、Cloudflare Tunnel を使うことが多くなった。
自宅サーバーの一部では Raspberry Pi に Cloudflare Tunnel 用の connector をインストールしている。connector が自宅サーバーと Cloudflare との橋渡しをする重要な役割を果たしているが、Raspberry Pi で動かしているゆえに、ときどき Raspberry Pi がフリーズしたりして connector が止まったりする。
それを防ぐために、Cloudflare Tunnel は複数の connector を割り当てることができると知った。connector の一つがダウンしても別の connector があれば接続を維持できるわけだ。
以前紹介した Twingate も同様に connector を複数用意できるようになっており、しかも最初から connector を複数用意してあって「複数 connector を立ててください」という意図が伝わってきやすかった。Cloudflare Tunnel の場合、公式を含めそのあたりの情報が少なくて苦労した。
参考：
自宅サーバー公開用の connector を Raspberry Pi で立てていたが、今回新たに別の Raspberry Pi で connector を追加することにした。
（１）追加分 Raspberry Pi に cloudflared をインストールする。
（２）Cloudflare のアカウントページで「Zero Trust＞Access＞Tunnels＞{該当 Tunnel}＞Configure」に行く。
（３）Raspberry Pi 用インストールコマンド（Debian＞arm32-bit）をコピー。追加分 Raspberry Pi にペーストし、connector をインストールする。
Cloudflare のアカウントページで「Zero Trust＞Access＞Tunnels＞{該当 Tunnel}」とクリックすると、"Connectors" に新たに "Connector ID" が追加される。
参考：
Tunnel availability and failover · Cloudflare Zero Trust docs
https://developers.cloudflare.com/cloudflare-one/connections/connect-apps/install-and-setup/deploy-cloudflared-replicas/
Cloudflare Tunnel (cloudflared) のレプリカを Windows Server で複数作成する - Qiita
https://qiita.com/khayama/items/84b1b5bbe0a99beac95a
Downloads · Cloudflare Zero Trust docs
https://developers.cloudflare.com/cloudflare-one/connections/connect-apps/install-and-setup/installation/#running-multiple-instances-in-windows
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