[Raspberry Pi] Samba で USB メモリを共有する

Raspberry Pi に刺した USB メモリに対して別のコンピューターからもアクセスできるようにする。

環境:Raspberry Pi 3 Model B、Raspberry Pi OS Buster、macOS Catalina Version 10.15.6(英語環境)

(1)USB メモリを自動マウントするように設定する。

[Raspberry Pi] USB メモリを自動マウントする|荒川仁志|note
https://note.com/hitoshiarakawa/n/nac4a012e1b61

(2)以下のコマンドでボリューム名を確認する。

$ df

(3)1でマウントされた USB メモリのマウントポイント(今回は /media/usb0 だった)に対して、読み書きできるよう権限を変更する。

$ sudo chmod -R 777 /media/usb0

(4)Samba をインストールする。

$ sudo apt -y install samba

(5)設定ファイル /etc/samba/smb.conf 末尾に以下を追加し、保存する。

[共有ディレクト名(実際のディレクトリ名と違っていてもよい、[ ] でくくる]
path = </media/usb0 等の USB メモリのマウントポイント>
writeable = yes
guest ok = yes

(6)Samba の再起動。

$ sudo service smbd restart

これで Mac から USB メモリへアクセスし、ファイルの読み書きができるようになった。

このままではゲストが誰でもアクセスできる状態だ。アクセスできるユーザーを指定する場合は以下のようにする。

(7)Samba 用のユーザーを登録する。

$ sudo smbpasswd -a pi

(登録するユーザーとパスワードは Raspberry Pi とは別物)

(8)設定ファイル /etc/samba/smb.conf 末尾に以下を追加し、保存する。

[共有ディレクト名(実際のディレクトリ名と違っていてもよい、[ ] でくくる]
path = </media/usb0 等の USB メモリのマウントポイント>
writeable = yes
valid users = <7のユーザー名>

これで別のコンピューターからはユーザー名とパスワードの入力が必要になった。

参考:
第14回 Raspberry Piのファイルサーバ設定│ツール・ラボ
https://tool-lab.com/raspberrypi-startup-14/

USBメモリーを接続して共有領域を作る(ラズパイ) | Hornet|静岡拠点のWeb、ホームページ制作
https://hombre-nuevo.com/microcomputer/raspberrypi/raspberrypi0027/

杜撰ブログ : raspberry piにUSBメモリを接続してsambaで共有する
http://sloppy-content.blog.jp/archives/10563760.html

ラズパイで特定のユーザーだけがアクセスできる共有フォルダを作成しよう - ムギークのブログ
https://mugeek.hatenablog.com/entry/2019/05/19/184319


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