[思い出] 副部長新聞

中学生時代の思い出。

僕は中学生の頃、工芸部という部活に属していた。部活では工作、あるいはコンピューターをやるが、実際はほとんど工作はせず、コンピューターばかりをやっていたし、他のメンバーもそうだった。

この部活でタッチタイピングを覚えた。当時は自宅にパソコンを持っているのが少ない時代だ。タッチタイピングができると驚かれた。

プログラミングを先生から教わったりしたが、中学生レベルではほとんど理解できていなかった。実際はゲームをして遊ぶ人が多かった。

僕は部活で副部長をしていた。誰も部長をやりたくないなか、「部長をやるなら、好きな人を副部長に選んでいい」という条件にしようと先生が提案した。部長に選ばれたのが僕の親友。案の定、僕が副部長に選ばれてしまった。本当はそういう役職はしたくなかったんだけど。

副部長という特権を活かし、僕は勝手に「副部長新聞」というものを発行していた。適当に好きなことを書く新聞で、部室に掲示したりしていた。当時から人に読んでもらうための文章を書くのが好きだったのかもしれない。


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