Xperia 1Ⅲ アップデートは何回?


先日docomoから2021夏モデルが発表されました。Xperia 1Ⅲの情報は事前にメーカーからの情報で把握できていた内容からのアップデートがなく、少し残念な気持ちにはなりましたが、それよりも発売タイミングが6月中旬頃から7月以降に変更されました。さらに販売価格もある程度見えてきました。まだ正式発表は無いものの、恐らく14~15万円あたりとフラグシップモデルとはいえ、相当な価格となります。これはiPhone 12 Pro Max 256と同じ価格帯となり、相当悩む価格帯となってしまいそうです。

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こうなってくると、Android端末は比較的iPhoneと比べてOSのアップデート回数が少ない関係からも同価格帯となってしまうとなると、相当悩むことになりそうですが、その不安を払拭する要素として今回搭載されるSoCがSnapdragonの888の存在が大きいです。

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Qualcomm製のSnapdragon888は865と比べCPUで25%、GPUで35%向上されているとのこと。さらに5Gモデムが1チップに搭載されていることからも制御面で恩恵が大きい。Xperia Z5の時に発熱問題で多くの批判を受けたように、このSoCも発熱はそれなりにあるようですが、海外の情報をみていても発熱対策はどうやらそれなりにやってきているようで気にするレベルではないのかも。

さらに、QualcommとGoogleの提携により、888はAndroid OSの更新をしやすくする工夫がされています。今まではAndroid OSのアップデートはとにかく面倒な作業でした。

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結局は各スマホメーカーがアップデート作業をしなければいけなく、最新のOSに合わせてフレームワークの修正やドライバの合わせこみなど多岐にわたる苦労を強いられる状況で、Android端末の最大の欠点の1つともいわれていましたが、今回からはAndoid標準とメーカー固有の機能分野を完全に分離することで、OSのアップデートを単純化することに成功したようです。

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これにより、888では4回のOSアップデートが可能となりAndroid 11 12 13 14くらいまでは事実上対応可能な範囲のはずなのですが、あくまでもこれはQualcommとGoogleが言っているだけで、Googleも最低でもOSは3回アップデートして欲しいと通達しているものの、これには強制力もない模様。SONYからも正式なコメントが未だ無く、14~15万円もするかもしれない端末にアップデートの不安が残るのは避けたいところ。。。致命的なセキュリティホール、無茶な使い方や、得体の知れないアプリケーション等をいれずに、純粋なスマホライクを送る分にはさほどアップデートを気にする必要も無いでしょうが、今後の正式な発表を期待したいですね。

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