反抗期と尊敬と就職活動

久しぶりに父とちゃんと話した。

私の将来のことについて。

私は今、就職活動の真っ最中だ。

周囲に同調して就職活動はやるもんかと思っていたが、それでは社会で生きてけない。

会社について手っ取り早く知れるのは、1番身近で稼いで家族を養っている父に聞くのが1番だと思い父と話した。

父は私が成長真っ盛りだった10年間、単身赴任で家におらず話す機会がなかった。だから、21の今になって父に反抗期している。
いつもなら、話すこともしたくないけど背に腹は変えられない。

社内で能力が買われて、地方都市から都心へ単身赴任をしていた父。

そんな父から、社会のことについて教わるなんて夢にも思わなかった。

話を聞いていくうちに自分のやるべきことがはっきりわかったように思えた。

同時に、父の働きや功績を改めて実感し純粋に

「この人、すごいな」

と思った。

今までは反抗期で忌み嫌う存在だったけど

みる側面が違うだけでこうも感じ方が違うのか。


そんなことを改めて感じた。

周りの目を窺いながら同調しなければならない無個性就職活動に反吐がでるが、それでも前に進まなきゃいけない。

敵意むき出しの目で、知識を武器にして戦う。

ちっぽけな自分に嫌気がさす。

それでも歯を食いしばって生きていく。


読んでくださり,ありがとうございます。