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「なる」ことと「ある」こと

自分は自分でしかないのに「~になる」とよくいう。


「~になる」という表現は,

0が1になるように何かが変化する前のものがあることを前提としている。


人は自己の連続性の中で生きているため,

0から1のようにその性質自体が変化しているというより

その在り方や表面に現れる部分,認知できる部分が変化している

ということ,つまり「~ある」ことである。


これは,小さな表現の違いであるが人がどのように考えているのかをあらわしているものだ。



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