どんなに親くとも離れすぎると距離の詰め方がわからなくなる。どちらも煮えきらないまま。詰めれたかなと思った瞬間、時間は過ぎてまた他人として世界に溶け込んでいく。
それでも繋ぎ止めたくて、固く握手した。そうして放り出された冷えた春の夜。苦味とともに歩き出す。
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