突然思いついた呪術廻戦考察
この画像、もう使ってるよな。
突然ふっと降ってきた呪術廻戦考察。
（あと、何を隠そう僕は東方キチガイでもあります）
五条悟は菅原道真公の子孫である。
日本三大怨霊、と言われているのが、
・菅原道真
・平将門
・崇徳上皇
だと言われている。もしかして御三家これに対応してねえか？というお話。
五条悟は菅原道真の子孫であって、菅原道真は雷神となって京都の御所を襲った。だからまあ、対応する五条悟が帝釈天印を持つのは道理、雷の擬人化。
では、加茂家は？
賀茂 忠行
清明の師匠。僕もこっちが本筋かな？と思ったのだ。何故なら、
安倍晴明は平将門の子孫である、というお話がある。
平将門は「俺こそが天皇だ！」と息巻いて反乱を起こし、五体を裂かれて殺された人なのだけど（この五体を裂くというのは一つの呪術です。くくり姫伝説の系譜、宮崎は鬼八にも使われた呪法、見せしめと蘇りの封印。）彼は今の「関東平野」、そう東京に自分の国を造ろうとした人だ。そして実は、清明の行った呪法には、かなり「東京を守る結界術」が多く使われている。
って事から始まった葛葉伝説。
んん？なら、加茂家＝平将門？？
のんのん、まってくれ。恐らく加茂家は「朝廷」に仕えている、華族に近い家柄だ。天皇家に最もゆかりが深く、彼らは未だに京都という場所を守っている。恐らく、天皇家の縁者との婚姻もあったろう、つまりは恐らく、
崇徳上皇。
個人的に最も怖い祟り神です。「民を王に、王を民とせん」と叫び、血で経文を描き、未だに天皇家を呪い続ける兎角恐ろしい祟り神。現代においても、崇徳院への礼拝を天皇家は欠かしません。本当に未だに祟っているんですよ、この人。彼の宣言通り、崇徳院の死後、武士という階級が勃興し、天皇家は歴史の傀儡となり、日本の世は戦乱へと導かれました。
さてさて。東方厨がキチガイになるポイントがここなのです。
実は崇徳上皇のいとこに皆さんがよくご存じのある方が居ます。
ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ
西行法師
西行法師には娘がおりました。けれども彼は妻と娘を蹴倒して出家をした、と言います。彼の読んだ句、願わくば花の下にて春死なん。これは「最も安らかで最も望ましい死」の一つの形。故に、西行法師が入滅された桜の木は「西行桜」として各地に残っています。東方厨ならお分かりですよね。
東方一美しいといわれる弾幕と東方一長いといわれる最後の一分間。最後の最期で西行桜が散る瞬間、僕は泣いた。心から泣いた。（リポジトオブヒロカワがすごい好きとかそういう事はおいといて、だ）
さてさて、更にですね。この幽々子様のお友達に、大妖怪と呼ばれる結界術の使い手、八雲紫が居ます。八雲わかりますよね。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を
八雲紫は幻想郷を作った、と言われる大妖です。彼女は「九尾」を従え、「化け猫」を飼っている。そんな彼女が何故、幽々子様とお友達なのか？
八雲紫は「スキマ妖怪」と呼ばれています。彼女は「生と死」の「明日と今日」の「直線と曲線の」隙間をいじくれます。そして彼女はスキマにすむ妖怪。
崇徳上皇が島流しにあった四国には、実は「宮廷用」の建築が流行りました。一般的には普及していない「納戸」というものが作られ始めたんです。納戸とは、一家の、また家主の大切なものを収める小さな蔵。そして、八雲紫の元ネタである「納戸婆」、彼女は「崇徳上皇」によってつくられた妖怪です。
すごい話がズれたけど、つまり「加茂家は崇徳上皇」とリンクしてないか？って事。
では禪院家は？
禪院家を調べましたが、全国に１０人ほどしか人がおらず、由来も略式もあったもんではないので、作中から引っ張ってきます。
禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず
これ、同じこと言ってた人がいたなあ・・・。誰だったっけ・・・。
平家にあらずんば人にあらず
ほうほう、やっぱりｗ
平将門や平家がモチーフですね、禪院家。一族全てが滅んだのも、まぁ、そういう事なんでしょう。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
というわけで、
五条家＝菅原道真
加茂家＝崇徳上皇
禪院家＝平将門
という図がおぼろげながら出てきましたが、恐らくはこれをこのままは使っていないでしょう。というか、下手に使うと歴史警察が「おかしくない？」と言い出す場所なので、かなり慎重に使っている気配。確か芥見先生が、
「宿儺」っていうのも、そのまま使うとややこしくなるので、宿儺って言う人がいました、的に使っています、と仰ってたのもあり、多分そういう感じで使ってんだろうな、っていう予想。
宿儺に関しても色々ありますしね。
そういえば、少彦名はスサノオと関係あったなぁ・・・。小人の事なんですけどね。
という呪術廻戦考察。今日は五釘の事言わなかったですね・・・。いやまだ全然好きですよ、最高。五釘最高。
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