見出し画像

金曜の江本・番外『土曜でも江本』《210227》

稽古終わって、家着いて、今参加している2つの作品の衣装合わせのためにクローゼットをガサゴソしていて、起きてみたら土曜でした。

月末だしアレとかコレとかしなきゃ…とぼやぼや思っていたら、金曜の江本のことを完全に忘れてました。気をつけよう!こわー😀

さ。今週も稽古稽古の毎日でした。羊とドラコさんの『試作・そばには遠く及ばない』は、来週土曜に収録です。ソ…ソワソワする…笑

私が演じるのは、ある「女」です。役名が「女」です。試作なので。もし本公演になったら名前が判明するかもしれません。そして、松村里美さん演じるのは「女2」です。そして、朝雛拓さんは、やはり、名も知れぬ「男」です。

約15分の短編だし、1人じゃないし3人芝居だし、単純計算で割ると(割るなwww)江本の台詞も5分くらいか…30分の一人芝居2、3週間で覚えられたんやし大丈夫やろう!!( ^ω^ )
とか甘いこと思ってたけど完全にごめんなさいでした。アホでした。上演時間を参加人数で割ることの無意味さは、名著「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学」(山田真哉・光文社新書)をお読みいただきたい。

はい、違う。
3月後半に無料公開される舞台映像をご覧いただきたい。江本がいかに愚かだったかが分かります。あ、でも、本はベストセラーになっただけあって、めちゃくちゃ数字と仲良くなれた気分になるし自身や社会の愚かさがわかるので普通にオススメです。

話が逸れました。作品の話です。

彼女は、今を生きています。今を生きる誰かです。違うな。私です。私でもおかしくない。です。毎日仕事して、ご飯食べて、寝て、仕事して、ご飯食べて、休みの日にはゆっくり寝坊して、仕事して、ご飯食べて…きっと毎日生きてる。
そんな彼女には、誰にも言わない、ある習慣がある。描かれているのは、そんな彼女の何気ないある一日なんだろうなぁ。

でもね、この作品、分類するなら「現代劇」でなくて「ファンタジー」な気がしてます。ファンタジー作品や2.5次元作品をゴリゴリに描いてきた竜崎さんだからこその、現実社会を見る独特の立ち位置、みたいなものを感じるんです。カテゴライズすること自体が無粋に感じます。ちゃんと現実に根を張ってる傍、感じる不思議な浮世離れ感。生と死をデジタルではなく、アナログに捉えた作品かもしれません。

まだまだ名前のわからない彼女に近づきたい。

まだまだ、遠く、及ばない。

★☆★☆★☆★☆

【大大阪舞台博覧会2021参加作品】
羊とドラコ『試作・そばには遠く及ばない』

脚本・演出/竜崎だいち

出演/
江本真里子
松村里美
浅雛拓
 
詳細は↓をご覧ください
◆大大阪舞台博覧会2021公式HP◆

<審査通過・10団体/個人>(五十音順)
N₂
孤独の練習
心中椿
それはそれシスターズ
tarinainanika(タリナイナニカ)
南極ゴジラ
羊とドラコ
無名劇団
LPOCH
猟奇的ピンク

上記、全10組の作品を映像収録し、
3月下旬に公式HPにて無料公開いたします。

また本来であれば、公演の入場料収入は全てアーティストたちの収入となる予定でしたが、今回の変更でアーティストの収入が無くなってしまいました。
そこで参加する10団体の、作品創作と今後の芸術活動のため、広く支援金を募らせて頂きます。

【芸術活動支援金】ご支援はコチラより
受付期間:2月12日~3月31日まで。
支援額は1口100円~上限なし。
頂いた支援金はシステム手数料を除き、全額を10団体に分配させて頂きます。
なおご支援頂いた方には応援されるアーティストから感謝のメッセージをお送り致します。備考欄に「羊とドラコ」と入力ください。
どうかご支援、ご協力のほどよろしくお願い致します

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?