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4C読書:「傾聴のコツ」を読んで、

 なぜ、その人と話すと気持ちが楽になるのか?
人から求められる人の持つ「傾聴する力」のついて学びたいと思います。
この本に、心のメッセージをの受け取り方をお尋ねします。

1.「傾聴」とは、あなたの物語を聴き、共感すること

 話し手の言うことを、聴き手は意見を交えずに、全部 聴く。

 例えば、聴き手が「お医者さん」で、話し手が 外来の「おばあさん」の場合、風邪を引いた「おばあさん」の話すこと、自分の症状、風邪についての考え方・思い、そして「おばあさん」の心配事が何か? について、聴くことだと言います。

「おばあさん」の心配に ”なるほど!” と共感する こと。

 そして、専門家のお医者さんとして、本当に心配することを伝えるのだそうです。それによって「おばあさん」が安心できる。 ”あぁ、この「お医者さん」は、私の話を聴いてくれた。” って、安心できるのですね。

 この場合、「共感」とは 「おばあさん」の心配ごとを認識することなのですね。

2.「哲学がない人は 話しを聴けない」とは? 哲学とは何ですか?

 著者曰く、専門家は、 ”とある何か” を説明する際、話や質問が自身の専門分野から外れると、見解や説明が消えてしまう、と言います。

 専門のこと とは、”とある何か” の一部分。それが重要であっても部分のこと。 専門外のこと とは、”とある何か” の全体 だといいます。

 例えば、東日本大震災後の原子力の専門家の説明は、学術的・技術的なこと。 専門外のこととは、

これからの人類はどのように原子力を扱っていけばいいのか?

 つまり、全体を俯瞰すること、人々の生活や環境こと。説明を聞く人が知りたいことは、生活への影響や環境のことで、学術的・技術的な詳しい話の先の世界のこと。

 相手と話しができる、悩みを聴くためには、全体的なことを大雑把にも認識し、話せることが必要で、それを著者は「哲学」と言っています。

3.傾聴とは、「自分」をもっとよく知ること

  話を聴く人が、自己を客観視すること。

客観視とは、「私は ○○○ のような話を聴くと、XXX のように受け取る人」と言うことを知っていること。

 この受け取り方を「思考のクセ」と言います。「思考のクセ」を知っていることで、相手の話を先入観なく聴くことが出来るのです。

感謝します

 今日は、本から大切なことを教えてもらいました。ありがとうございます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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