これがジエスのニュースタンダード:ミッドレンジジエス

※最後まで無料です。

青葉大陸杯に持ち込むか悩んでいた候補の一つになります。

以前ジエスデッキのスタンダードとしてこちらを紹介しました。
→https://note.com/hitomukasi/n/ncc296659425c

こちらはビートダウンよりの構築となっており、7弾環境初期のスタンダードとして紹介したものです。この記事から1ヶ月以上が経過し、現在のジエスに対する考えが大きく変わってきたので紹介していきます。

⚪︎リスト

※デジカレシピクリエイター様使用

以前から変わらず、ジエスモンの最大値であるセイバーハックモンに進化したジエスモンを目指すため、レベル5以降をセイバーハックモンとジエスモンに絞ったのは変わりません。逆にそれ以外のところは大きく変更しているので次で触れていきます。

⚪︎ビートダウン構築からの変更点
以前からの変更点は主に3点。
①レベル3を絞った
②セキュリティによる受けを超強化
③シスタモンブラン覚醒体採用

この3つです。順に見ていきます。

①レベル3を絞った狙い
前回の場合、EX1ピヨモンとBT7ハックモンの進化元効果でリソースを稼ぎながら、アイスウォールを打たれても詰め切れるようにセキュリティを割っていくのを戦術としていました。

今回はその方針を見直し、育成エリアでジエスモンをきちんと育て上げぶつけていく形になります。そのためレベル3をバトルエリアに登場させる回数は減り、育成エリアに重ねる分さえ引ければ良いという考えに至りました。順当進化タイプのデッキでは、レベル3を増やしたピラミッド型の構築が主流ですが、今ではメモリーブーストでサーチが効く他、このデッキならシスタモンブランを出していくことでもデッキを回せます。0コスト進化であるレベル3の進化なら1.2ターン遅くなっても間に合うことが多いため限界までレベル3の枚数を絞り、他の枠に割けるようにしました。

②セキュリティによる受けを超強化
ジエスモンを使っているときに起こりうることとして、セイバーハックモンだけ引けずに止まると言ったことがたまにあります。その際に前回のタイプだと、アトミックブラスター採用なため低コスト主体相手なら良いですが、大型で一気に詰めてくるデッキだと対処が難しくなります。しかし、もし止まってしまったとしても時間稼ぎさえできれば、最強のジエスモンを使って逆転を狙うと言った事はジエスなら可能です。そのアプローチとしてジオグレイモン、鉄剣成敗、アトミックブラスター、ガイアフォースと強いセキュリティ効果を増しに増して構築し、前のめりになるのではなく、しっかりと構える形でメインプランを狙えるようにしています。

③シスタモンブラン覚醒体採用

②に通ずるところがありますが、時間さえ稼げればこのデッキタイプは勝ち筋が残ります。そこでリカバリー効果を持つこのカードです。元々シスタモンブランはドロー効果持ちということもあり4枚入るカードです。故にこのカードのリカバリー達成のための条件もそこまで苦になりません。また、このカードは消滅時にトラッシュ回収効果を持つため、セキュリティから落ちた進化先を回収する事で進化を伸ばしていくと言ったことも可能であり、この構築にぴたりとハマります。

⚪︎ピックアップ解説
・ジオグレイモン

バオハックモン以外のレベル4として採用しています。セキュリティ効果を持つレベル4であり、仮にレベル3を全く引けないゲームになっていたとしても、このカードがセキュリティから登場する事でセイバーハックモン→ジエスモンと急に回り出すことがあり、レベル4を絞りたいなら相方として打って付けでした。

・八神太一(BT1)

元々個人的に使用していたデッキには2枚採用していましたが、3枚に増やしていたりします。ST1グレイモンが抜けた事でセキュリティアタック数を増やす手段がなくなった事と、最近は3固定テイマーをお互いに張り合うゲーム展開が多く、そこに対応するために枚数増は必須だと感じ追加しています。

・レッドメモリーブースト

このカードがあるおかげでデッキスロットを圧縮できているのでなかったら成立しませんでした。太一3固定＋メモブ1枚で5メモリー確保できるため、

レベル4用意からセイバーハックモン進化
→進化時効果でノワール
→メモリー+1(残り3)
→ジエスモン進化

と急にジエスモンが起動するためセキュリティから捲れても嬉しいカードとなります。

⚪︎終わりに
ハックモン2種、ブラン、メモブ、太一と初手から置いていきたいカードが19枚入っているので見た目以上に事故りにくいです。それでいてセキュリティ期待値も高く今まで組んできたジエスの中でもかなりおすすめできる構築です。一般的なジエスが合わないと感じる方は是非一度使ってみてください。

それでは。