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【青葉大陸杯ベスト8】擬似ワントップ型黒X抗体

※有料ですが全部無料で読めます。

⚪︎前語り
デジカを初めて数ヶ月という知人と方向性の確認をし、最終的にその人が組み上げ、リスト掲載には至らなかったものの、青葉大陸杯ベスト8という結果を残せた黒X抗体を紹介します。

⚪︎リスト

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前回紹介した黒X抗体から大分構築を変えています。

変更に至るまでに、僕ともう一人の意見が取り入れられているため、共通認識としていたところから語ります。

共通認識としていたのは以下の点。
①ドルグレモン→ドルゴラモンへ1ターンで進化し、耐性持ちドルゴラモンを完成させる
②基本的に①のルートを安定させたいのでサーチ札を増加する
③セキュリティ効果持ちデジモンを増やすことで受けの期待値を高める

この3つです。

タイトルに擬似ワントップとつけているように、ジエスモンのような特定の進化先から目的とするレベル6を目指すのを構築の主体に置き、そのためのルート安定化、及び時間稼ぎに枠を使った構築となります。

一つ前の記事にて紹介したミッドレンジジエスの構築と共通する点が多く、そこから構想を得ています。ドルグレモン→ドルゴラモンのルートを1ターンで達成すれば耐性持ちのセキュリティアタック+2以上のアタッカーが誕生し、2面処理効果も相まって受けるのが困難になります。最近流行りの黄色ハイブリッドなんかはこの耐性持ち高打点に弱いところがあるのでこの進化を決めればかなり勝ちに近づくことができます。

元々ドルモン&コータでサーチは行いやすく、狙った進化ができるのでこの擬似ワントップ構築を当てはめることができました。

⚪︎必要枠と採用カード
・必要枠
採用カードの解説に入る前に、まず僕が同様の認識で組み上げていたものを紹介します。

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上記2つのリストを見た上で共通するのが、
4 ドリモン
4 ドルモン
2 スナリザモン
4 チクリモン
4 グロットモン
4 ドルガモン
2 シェイドモン
2 ワルもんざえモン
4 ドルグレモン
4 ドルゴラモン
2 アルファモン
3 コータ
1 光子郎&丈
3 鉄拳制裁
4 ブラックメモリーブースト
1 ファイナルズバゴーンパンチ
の計4+44枚が共通となっています。

要するにこの4+44枠は必要枠だと思ってください。レベル3の枚数が少なく感じますが、前述の①の状態が作り出せるまでは育成エリアから前に出していくことをほぼせず、レベル3を出してセキュリティを詰めると言ったこともほぼしないので10-12枚程度の枚数で問題ありません。

黒X抗体を以前解説した時と変わらずドルモンからドルゴラモンまでは確定4としていますが、それ以外の枠については採用優先度に関して変更があるので解説していきます。

・採用カード解説
スナリザモン

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前回から追加しています。ドルゴラモンの進化元に入れればお手軽にセキュリティアタック追加でき、ファイナルズバゴーンパンチ採用によりトイアグモンなしでも再起動できるため使えるようになりました。

グロットモン

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ゲーム中進化を進めるためにはかざるを得ないことがありながらも、ゲームエンドのために1枚抱えておきたかったので重要度をあげ4枚採用まで増やしています。

シェイドモン

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前回紹介したジエスに採用しているジオグレイモンのように、進化が止まった場合でもセキュリティから捲れることで進化元として活躍できます。また、ブロッカーであるためハイブリッド対面でも有効な受け札として機能するため1コスト進化のタンクモンやダークティラノモンよりも優先されました。

ワルもんざえモン

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基本ドルグレモンにしかならないので減らしました。しかし、メモリー5貰っているが進化元にドルモンがないパターンではやはり使えるのと、ドルゴラモンではなくあえてアルファモンになることでメモリーで優位をつけることが稀にあり、削り切る選択肢はないと判断しました。

アルファモン

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若干優先度が落ちた枠です。入賞デッキの方では3ですが、僕の方では2に落としています。0にするのは考えられず、ドルグレモンやドルゴラモンの効果で進化元に入れるカードの増量と、ドルゴラモンが場に残ることでセキュリティで有効に働くという2役以上をこなせるカードであるため必要枠であるのは変わりません。

相羽タクミ

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入賞デッキの方では採用。X抗体を進化元に入れないといけない関係で手札が減りやすいのをカバーしてくれます。また、このデッキはレベル3アグロで早々にセキュリティ0にされるのはちょっとキツイのでその牽制になったりします。僕はこのカードの採用は思いつかなかったのでなるほどなと思いました。

アナログの少年

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入賞デッキの方で採用。サーチ札かつもしも何らかの理由で自分ターン中にドルゴラモンがやられてしまったとしてもそのターンで立て直しできます。ただ、当人も言ってましたがこのカードよりもまずコータの4枚目をとるべきだったなと話していたのでタクミかアナログのどちらかをコータにした方が良かったらしい。

アルティメットフレア

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鉄拳制裁ができない大型除去と範囲除去を兼ねます。4枚目の鉄拳制裁を取るよりは有効だったようでセキュリティを強くしたいが除去札を散らしたいという狙いにマッチしたようです。

ファイナルズバゴーンパンチ

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ぶっちゃけ出た時誰が使うんだとか思ってましたが、ドルゴラモンで使える時が来ました。このカードテキストがややこしいですが、要するに打ったその瞬間にDP16000以上ならブロッカー、再起動、セキュリティアタック+1が相手ターン終わりまでつく効果です。仮に相手ターン中に15000以下となってもブロッカーのままとなります。この特性が自ターン中DPの上がり続けるドルゴラモンと相性良く、比較的簡単に再起動とブロッカーをつけて相手ターンに渡すと言ったことができるため、受け札として有効でした。もちろん、メモリーが余っていればセキュリティアタック+1で勝ちまでみえてくるため数枚忍ばせておくのが非常に有効です。

⚪︎おわりに
デッキ調整を始めた際に黒X抗体を見せたところ非常に気に入ってくれて、それを使うと決め込んでから入賞まで持っていってくれたので非常にありがたいです(こうして記事にまとめるネタができた)。

黒X抗体は順当進化系のデッキタイプですが、特定の進化を狙うことを前提とする構築という変わったアプローチが可能であり、実戦でその証明をしたのが今回の構築です。もし今のX抗体に限界を感じる方は是非試してみてください。

それでは。

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