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初めての胚移植、妊娠判定日とそのあとに感じたこと

気が付けば最後の投稿からほぼ一か月!(しかも記事でなくつぶやき)
今日までに何度か画面に向かったことはあったのですが、間を開けてしまったせいもあってか、なんだか指が動かず、、

さて、4月に初めての新鮮胚移植をして、翌日に妊娠判定日を控えていたのが前回の投稿。
結果は、陰性、妊娠反応なしでした。残念。。

内診があるのかな?と思っていたのですが、血液検査のみで、ホルモンの値によって判定できるそうです。

朝イチでクリニックに行って採血をしてもらい、判定までに30-40分かかるので外出してもいいですよ、とのことで、その後出かける予定だったので、一度家に帰って支度して、再びクリニックへ。

予告通り40分経った頃にカウンセリングルームに呼ばれ、判定内容を告げられました。
残念ながら今回は着床に至らず、おそらく見た目ではわからない染色体の異常を持った胚だったのではないか、とのこと。
グレードの良い胚を選んではいるが、染色体の異常までは判別できないとのことで、こればっかりは私の歳のこともあるし、しょうがないよなぁ、とぼんやり思っていました。

一回目の移植でいきなり妊娠、とはいかないだろうと自分では思っていたので、あまり期待しないようにしていたのもあり、結果を聞いた瞬間も、あぁ、そうですか、(まぁそうですよね、)という感じだったのですが、

担当してくださったスタッフの方は、すごく配慮しながら丁寧に説明してくださり、そこまでショックを受けてはいなかったものの、誰かに寄り添ってもらえていると感じられて、とてもありがたかったです。

(この日の1週間前から夫は海外出張に行っており、周りに話せる人もいなかったため、あとから少し落ち込んだ時には、この時の温かい対応は救いになりました。)

※この後、生理や妊娠に関するグロテスクな表現があります。
 苦手な方はブロックを2つ飛ばしてください。


妊娠判定日から数日で来ます、と言われた通り、3日後には生理が来て、
シャワー中に生理の終わりかけに出る、「ドロッとしたやつ」が出ました。

床に落ちたのを拾い上げてみると思いのほかしっかりしていたので、洗ってみたら、それまでに見たことのある「形の定まらないドロッとした塊」ではなく、しっかりと厚みのある、プルンとした「膜」がそこにありました。

これはつまり、ホルモン剤のおかげで立派に育ったけど不要になった子宮内膜、胎盤の赤ちゃん、だよなぁ、、と、しんみり。

しばらく眺めて、トイレに流してしまいましたが、これを見てやっと、あぁ、本当にダメだったんだな、と実感して、少し残念な気持ちになりました。

実は、妊娠判定日を含んだ10日ほど、数日の出張の前後にくっつけて、友人と旅行に行っていた私。
私の事情を知らない友人と一緒の日もあったけど、夫不在のなか、気心の知れた友人たちと楽しく過ごせて、この予定を入れていたのは本当に良かったと思います。
期待していなかったとはいえ、やはり自分一人で抱えていたら、いろいろ考えてしまっていたかもと思うので。

おかげさまで体調も良く、旅も楽しんで、帰宅。
実はこの間に誕生日も迎え、40歳になりました。

現在は、状態の良い胚をひとつ凍結できていたので、最短で次の移植をするため、ピルでリセットして、準備中。
なるべく冷やさないようにして、子宮内膜を厚くするためのエストラーナテープをせっせと貼りかえる日々です。
順調にいけば、月末までに移植、来月初めには妊娠判定が出ます。

年齢のことを考えると、急いだほうがいい、と言われ、自分もそう思うので、とにかく駆け足で進めているこの一大プロジェクト。

とはいえ、やっぱり目まぐるしくて、何だか他人事のような、まだまだ気持ちが追い付かない部分もあります。
そのうち追いつくのか、どうなのか、、正直に言うと、少し不安です。

ひとまず、明後日の診察をがんばります。
(内診は何度やっても慣れないというか、なんというか、、なので。)

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