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ロシア制裁で倒産:急成長の高速デリバリーベンチャー”Buyk”,米国で倒産発表

 アメリカを拠点に急成長していた、高速配達サービス「Buyk」が倒産を発表。約900人に及ぶ従業員を解雇しての倒産となった。
 
 Buykの参入していた、高速デリバリーとは?:最近米国では、”Quick Commerce”と呼ばれる、高速の配達サービスが急拡大している。 配達地域は都市部の中心に限られて居るが、10分以内、15分以内などの短時間で食料品などを配達してもらえる。
 この領域で最大手のGopuffの他に、Gorillasといったベンチャーが参入していた。また、飲食の配達で圧倒的なトップシェアのDoorDashも参入し、米国では`Quick Delivery`(高速配達)サービスは、急成長の領域だ。

 Buykも、超高速への参入ベンチャーの一つで、2021年からスタートした。「15分以内に食料品などの製品を配達する」で、、ニューヨークやシカゴといった都市部で、39の事業拠点、900人の社員でサービスを提供。

なぜBuykは倒産?:なぜ、そんなイケイケの領域の会社が突然倒産したか。
 いち消費者としては気にしたこともなかったが、Buykはロシアで配達サービスを展開する「Samokat」の子会社。
 ジェームズ・ウォーカーCEOが「ウクライナでの戦争と資金調達の制限により、事業の継続が困難になった」と倒産発表で説明。経済制裁が倒産の原因であるらしい。
(3/22/22)


 

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