舞台恐怖症

子供が熱出した。

昨夜はかなり熱くて、祈りながら寝たり起きたりしてた。
 
今朝になって下がったけど、まだ本調子じゃないのでずーっと抱っこ。

体温が上がると免疫が上がるらしく、体内にあるウイルスを熱がやっつけてくれるとか

人間の体ってうまくつくられてるね。

こうやって免疫って強くなっていくんだよねきっと。

マスク、アルコール消毒なんかしてたら絶対良くない。

人間そんなふうに創られてないし 
マスクの方だって、毎日何時間も×何年も着けるように作られてない。 

さてクラシック映画を見てて良いなあと思うのは、この時代の人たちの佇まい、立ち振る舞い、言葉遣い、話し方、歩き方。

もちろん映画なので、実際の人たちがこうだったわけじゃないと思うんだけど

それでもこういう芝居の仕方
目線の使い方
すごく素敵だなあと思うのよね

特に女性の慎ましさと、その中にある気品と強さ

何をするにもバレエのように、指先まで洗練された動きをしてる。
 
いいなあ。
見習いたい。

年齢関係なく
この時代の女性ってすごく素敵だったんじゃないかな〜と。   

ちなみに観たのは
『舞台恐怖症』。

女性は皆、女優だと誰かが言ってたけど(パウロ・コエーリョだっけ)

演じたい欲というのは誰にでもあるのかもしれない。

自分でない自分になりたい 欲。

でもそれを、人に伝わる形で表現できるかということは、また別の話。

頭の中でいくら芝居がやれてると思っても
カメラを通す、もしくは
観客に届く芝居というのはまた違う。
 
そこには『表現』という技術が必要。

なので女優は、見るに耐える容赦
そして通る声が必要。

そこにはもちろん持って生まれたものと
訓練や努力で培われるものがある。

自分に酔ってるのは芝居とは呼ばない。
誰だってできるし
そんなもの見せられても気持ち悪くなるだけなので。

表舞台に立つことだけが称賛されがちだけど
それは人間の視点に過ぎない。  

どんな仕事だって立場だって
心を込めて一生懸命、淡々とやること。 

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