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「上越三市議会議員研修会」

先日21日、妙高市で開催の「上越三市議会議員研修会」に出席してきました。

午前中は議会運営委員会でした。

当日は大雪の予報が出ていて、
「市民に不要不急の外出を控えるようにと言っておきながら、議会が出かけるのか!」と事務局へ電話をしてきた議員がいたということで、12月定例会の最終日に「議員派遣」が諮られて決まっていたことを再度、議会運営委員会の中で諮りました。

私は「天候は悪いが、議員派遣は本会議でも諮られており不要不急に当たらないこと、主催の妙高市が開催を中止していないこと、今回の日程は各市議会の予定が合わず、何度も妙高市議会に調整いただいたこと」をあげて、予定通り行くべきだと意見を述べました。

他の議員からも同様の意見と、夕方の懇親会は天気の様子を見て辞退もありという選択肢を入れて予定通りという意見がありました。

「上越三市議会議員研修会」は、毎年上越地区三市議会、妙高市議会と糸魚川市議会、上越市議会の三市議会が連携して、会場を持ち回りして合同研修会を開催して、連携して交流を深めています。

前段は、
日本総合研究所調査部主席研究員の藻谷 浩介さんより、「人口減少時代に生き残るのは海外?東京?それとも上越三市?」と題して研修会がありました。

データに基づくお話は説得力があります。


絶対数、実例、地理歴史から帰納した仮説を、基本的条理からの演繹と照合、現実の構造を把握するお話は説得力があります。

藻谷さんのお話で心に残ったことは、
「昭和は終わった」と、
「上越三市に若者を残したかったら、地域特有の他人の悪口や噂話をやめること」でした。

私もお互いを知りすぎる地域性の中に育ったので、その良い部分も、良くない部分も大いに感じています。


暮らしやすさも仕事も充実し、完全失業率が低い、「過疎」ではなく、「可住地人口密度」でデータ付けられた上越三市の良さを再確認。


この地域に暮らす若者は、一度都会へ出て「Uターンが一番いいのかも」と締めた藻谷さんのお話。

憧れて出た東京で「ここは暮らすところではない」を実感して帰ってきた私も、「それが一番いい」と思いました。

単なる「いい気持ち」にさせる講演ではなく、「これから何ができるか!」と考えさせられ、ワクワク感が残る講演でした。


後段は、懇親会がありました。
雪も落ち着いていましたが、お天気の変化も考慮され、1時間ほどで終わりました。

いつも親しくさせていただいている
上越市議会の石田議長さん
優しさあふれるとても素敵な方で尊敬しています。
上越市議会は来春改選です。



今後も上越三市議会しっかり連携して、各自治体を良さを活かして、盛り上げていきましょう!


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