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天国に行って何年経っても、うちのわんこはかわいい①

根っからの柴犬好きである。
もうフェチといってもいい、とにかく顔・身体のフォルムや行動の全てがかわいい。

ぴんと立った耳、つぶらで黒目がちな瞳。
細くて小さい足、くるんとソフトクリーム(う●ち?)のように巻いた尻尾。
すっくと立った姿はりりしくて、賢そうに見える(見えるだけ)。
「そんなに顔に出す?」というくらい何を考えているかいつも分かりやすい表情。
呼んでも微妙な距離を取っておすわりしてたり、抱っこ~と甘えてきたかと思ったら、1分くらいで抱かれるのが嫌になって暴れるという気まぐれなとこ。
柴犬が「ツンデレ」と言われる所以。
まさに柴犬らしい犬だった。

「うちのわんこ」になった頃

こたろうはお出かけ大好きだったな。
私や夫が身支度をはじめると、「連れていってくれるんだよね?置いていかないよね?」とわんわん騒ぎ出す。

車に乗るのも大好き、犬によっては車酔いしてしまうコもいるらしいから、
そういう意味ではよかった。
もっといろんなところに一緒に行けば良かった。

犬の寿命は10数年で、こたろうも14才で天に召された。
夫婦共働きだったから、平日は日中ひとりでお留守番。

寿命から計算すると、犬の時間は人間よりとてつもなく早く流れるんだから、ひとりっきりにされた時間がどんなに多かったかと考えると
本当に申し訳ない。

チュールみたいな、犬猫がとびつきそうな美味しいおやつなんてあげたことなかったし、他にもああしてあげれば良かったっていうのは結構ある。

いなくなってからしみじみ思い知るんだよね。
どんなに愛しくて大切だったかって。


ほんと「和風」が似合う

未だに抱っこしたときの体温、重さ、毛の感触を覚えてる。

天国で何してるかな。
先に逝った大好きな近所のわんこたちと野原を駆け回っているかな。
疲れたらお花畑でお昼寝。
喉が渇いたら小川でごくごく水を飲む。

そしてパパから美味しいおやつをもらう。

夫もこたろうも、先に逝った愛しい存在みんな。
あちらの世界のひとたちも、幸せで楽しく過ごしていますように。






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